先日は、オカリナレッスンに長く通って頂いていらっしゃる方々が楽器を新調するための選定作業にお付き合いしておりました。
今回の方々は10年以上前に出たオカリナを使ってらっしゃいましたので、
最近のオカリナの品質に感激されてました。
たった10年ですが、愛好家がぐっと増えたのはこの20年くらいでオカリナ本体も発展途上で成長期といいますか、とくに高音の鳴りやすさは昔のとは全然違いますね。
音割れや掠れが発生しにくい分、誤った奏法で雑に吹いてしまいがちなのが欠点かなとは思いますので、その辺は気を付けてご指導したいと思います(^-^)/
誤った奏法と書きましたが、こないだ生徒さんが
「オカリナ雑誌の質問欄、講師群の見解が一致していない」
と言っていたように、奏法もそれぞれで指導者により言うことが違うことも多々かと思います。
それは他の楽器、もっと言うならスポーツなんかもきっとそうだと思いますが、オカリナも例外ではありません。
ですので他の先生が「OK」でも私が「NO」なこともありますし、その逆もあるでしょうね。
例えば
「低い音は息を少なく」
といった指導をされる先生が多いようですが、私は
「低い音こそ息はたっぷり」
と言います。
確かに息を少なくいれたら音程は合わせやすい。
一理あると思います。その指導は私も全然否定しません。
ただ、音は貧弱なものになりがち。
技術はいりますが、音程を保ちつつふくよかに鳴らすことは可能なのです。うちの生徒さんには全員それを求めています。
フォーカリンクなど低音になればなるほど息を少なくして音程をあわせていくタイプのものもありますが、私は構わずたくさん入れて吹いていますよ。
オカリナ本体が進化、変化してくると、奏法も変わってくるかも知れませんが。先にも書きましたが、発展途上な楽器ですからね~。
私は、どこかの教室に属したり、○○認定講師などのお墨付きを貰ったり、講師で組んで仕事したりとかは興味がなく、というか避けていて、一匹狼路線で仕事してます。
そこに迷いはないですが、時代遅れ講師にならないよう情報収集に努め(携帯は未だガラケーですが(笑))生徒さんにも新しい情報をお知らせしていきたいものです(^-^)
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