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さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

御訪問者の皆様へ

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仏教と戦争

2009年08月15日 15時29分00秒 | 日記

お寺の床下から見つかった、戦争賛美の資料。

「仏教が賛美した戦争。」

「天皇がなされる戦争は聖戦である。」

 

そういう思考のもとに、仏教でさえ教えとは違う道を

進まなければならなかった時代。

今をになう住職さんや僧侶たちは

「まさか、うちの寺が・・・」

と、教えられてきたことと、正反対のことをしている史実に、

悲観的でショックだったようだ。・・・しかし、

そんな先祖たちを責めるのは、あまりにも酷というものだと思う。

自分がひとり反対の言葉を口にするだけで、周りにも迷惑がかかる。

何より捕まって殺されるか、家宅捜索され全ての資料が焼かれて

しまうかも。いや、殺されないにしても獄中で辛い思いをしながら

なにもできず、病気で死ぬかも知れない、そういう時代だったのだ。

 私はむしろ、この資料を大事に隠し持っていたことに誇りを持つ

べきだと思う。

今、この資料を考える勉強会をしてらっしゃるとのこと。

だんだん、戦争を知らない人たちが増えて風化されることのない

ように続けられるよう、願いたいものである。

 

 

 これは、この間TVで言っていたのを聞いたのだったかな。

あ、そうそう、「最後の赤紙配達人」って10日のTVドラマでやって

いたときに聞いた。眠くて、最後まで見れなかったが。。。

 

戦時中、兵士の世話役ともいえる兵事係の西邑仁兵氏が残した、

64年目にして見つかった本物の赤紙!

を押し入れに軍からの命令(=全て焼き尽くせ)を背いてまで

隠し持っていたこと。

 

この人は、本当の心ある人、戦争に反対する人だと思う。

軍や政府が隠そうとしたものを未来の子孫たちのために、

こんなことは二度とあってはならないと、

日本国の平和のために残してくれたのだと思う。

人による言い伝えは限りがあるが、いつかは、事実史上に

あった資料を無視することはできなくなる日がくるだろうと、

願って大切に保存していた。何よりも自分の罪滅ぼしを願うもの、

使命と感じたのかも知れないと思う。

 

 64年の歳月を経て見つかった本物の召集令状と軍の書類!

 戦争を風化しないためにも、

 これは凄い日本の財産になるものでしょう!

 64年目の終戦記念日に思うことでした。。。

 


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菅(かん・すが・すげ)

2009年08月15日 11時53分00秒 | 姓氏/珍姓・難姓・奇姓/地名

 

  【菅(かん・すが・すげ)】

 

 東日本ではスガとかスゲとかいう。

中国、四国は多くカンと音読みにしている。

だから読み方で西日本の人か東日本の人かがわかる。

 

 もちろん、スゲという湿地帯の茂生地から、地名苗字が発生した。

スゲ笠などにするあの植物で、昔は蓑などにも用い利用は多かった。

その生えているところが菅原(すがわら)で、この地名、苗字も多い。

 ところで、菅はその菅原を略した場合がかなりある。

音でカンと読むのは、中国風に洒落てよんだのである。

「拙者、菅原道真の子孫で……」

などという人も多い。

 しかし、中には須賀、洲賀などを一字にしたものもある。

この場合は洲処(すか)で、砂地を指す。

いずれにしても古代から続いた伝統をもつ名族だ。

 (『姓氏・家系・家紋の調べ方』より)

 

 

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丹下(たんげ)

2009年08月15日 00時28分28秒 | 姓氏/珍姓・難姓・奇姓/地名

 

  【丹下(たんげ)】

 

 戦前、「丹下左膳」という小説が一世を風靡した。

片目片腕の剣士で、名優大河内伝次郎の扮する映画にもなって、

人気は絶頂に達した。が、もちろんつくりもの。

 でも、丹下健三という現代建築の最先端をゆく人は実在する。

広島平和記念公園東京オリンピック国立屋内総合競技場

(国立代々木競技場)・大阪万博のお祭り広場等の設計者〕

 

 この丹下という名称はかなり珍しいコトバ。

名称は河内国丹比(たじひ)郡、丹下郷(たじひしもさと)

《今の大阪府羽曳野市》の郷名から生まれた。

 

 丹下は(たんげ)は音読みにしたのだが、そのもとのタジヒ

とは何か。これは、虎杖(いたどり)という植物の古名で、

今でいうスカンポという雑草。くきを煮て食べると腹の足しになる。

戦争中の食糧不足に食べた人は多い。

 イタドリとは、「痛みをとる」という言葉に由来する。

古代は霊草として尊ばれ、傷口に当てて治療した。蝮(まむし)

が草に化けたものともいわれ、食べると超能力が生まれるという。

丹下左膳も丹下健三もやはり超能力者のような気がするが、

不思議な響きを持つ苗字ではある

(『姓氏・家系・家紋の調べ方』より) 

 

 

 

 

ちなみに、、「丹下左膳」の膳(かしわ)についても

goo友である忠太さんが御自身のブログのコメント欄にて

話題にして頂きました。興味ある方はご参考のほどを。。。

名優大河内伝次郎の動画(英字幕入り)もアップされています。

忠太さん、どうもありがとうございました。

 

 

 

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