つい2日前のTVで、ショッキングな事実が思い浮かぶ。
世界が震撼!衝撃のドキュメント映画BEST3
☆第1位☆『神の子たち』
過酷すぎる現実。苦境に生きる人々を、克明にとらえた問題作
☆第2位☆『いま、ここにある風景』
世界的写真家がとらえた驚異の光景!人類が造り替えた、地球の姿
☆第3位☆『いのちの食べ方』
現代社会が抱える真実。食べることの意味を問い掛ける衝撃作
第1位の『神の子たち』は、フィリピンにある、東洋最大のスラムに
生きる人々を追った、ある日本人が撮ったドキュメント映画。
彼は言う。ひとりでも多くの若者に、映画を見てもらうことで、
世界を変える力になると信じている、と。
首都マニラに程近い、パヤタス・ゴミ捨て場には、1日3000トンもの
ゴミが運び込まれるという。あろうことか、そのゴミの中から売れる
ものを探し出しては売ってお金に換える人たちがいるという。
それが40年も続いているのだという。
何代か続く家族たちは、悪臭漂うその汚染された土地に植えた芋で
生命を維持する。その生命でさえ、5歳未満の幼児の死亡率30%。
弱い体力のないものは治療費もないので、さらに過酷になる。
政府自体がそこまで支援できない状態なので仕方がないという。
そして、第3位の『いのちの食べ方』。
食べ物が作られる、大量生産の現場を描いたドキュメント映画。
あえて解説や音楽などを一切使わず、人工管理されたヒヨコが、
一斉にふ化する様子から始まり、生まれたヒヨコは、ベルトコンベア
に載せられ、選別される。
そして、外気を遮断した窓の一切ない広大な広い部屋で、数万羽が
一度に育てられる。(鳥インフルエンザ・その他の病気を遮断)
そして、出荷段階を淡々と映像で映していく。
無表情で職員がいらない部位を処理している様子が映り、食肉へ。
かなりショッキングな映画のようである。
監督のゲイハルター氏は言う、
この映像をショッキングだと感じたなら、
わたしたちの今の暮らしこそが、ショッキングなのだ。
今、日本でいや、世界で無造作に捨てられる食べ物の損益分
を少しでもそんな人たちに回せることができたなら、
どんなに救われることだろう、と思うのである。だから、
先に書いた「捨てないで!」が本当に身に沁みる思いである。
何かの番組で、魚を調理するのを人前でやることが動物愛護に
ひっかかるからだめだ、というのを外国の国での取材だったと思
うが、みたことがある。私はその時、植物も動物も一緒だろうに、
自分たちは食べないのかと思った事を記憶している。
そして、動植物を生命を繋ぐために食べるということを、もっと
しっかり考えて無駄のないよう、捨てることのないよう、きちんと食べ
てあげようねと子供達を育て、出来るだけ気をつけているのである。
・・が、しかし
ともすれば、買い過ぎたり忘れたり、周りを見渡せば手に入る
便利さに慣れたくないなあと思う今日この頃なのです。
「鳥の里」解体イベント(愛知県)のページを見つけました。
http://homepage2.nifty.com/torinosato/wadai-kaitai.html
鳥インフルエンザの影響で今はどうなのかはわかりませんが、
こういうことが大事なのだと思います。
参加できなくとも知ることが大事だと思います。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20090528ddm013100190000c.html?C=S
私の住むマンションの隣のコンビニは、賞味(消費)期限の近づいた
商品は、同じ列の真ん前に置いている。
もちろんシールなどの値引きで目立つようにしてある。
コンビニに限らず、今は普通のお店での買いものでさえ、賞味期限・
消費期限は当たり前のように誰もが(子供でさえ)見て買っている。
だから、期限間近になった商品の使い道は、それなりに考えて購入
しているはずである。
私も、家族が食べるであろう時間を見積もって十分考えて購入して
いるので、必ずしも値引きのものを買うとは限らない。
24時間営業のコンビニでは当たり前に考えていたが、それを
禁止する所があったとは意外である。
消費期限が切れて廃棄する商品の原価を、本社が負担するなら
まだ納得がいくが、加盟店が負担するのだから大変だろう。
よく、18年間も我慢してきたものだ。
「公取委の調査が明らかになって以降、本部は『オーナーの判断で』
と対応を変えた」らしい。結果、原価ベースで月50万円ほど生じて
いた廃棄食品が、半分にまで減ったという。
「食べ物を捨てて損をするぐらいなら、売り切ったほうがいい」
「こんなことを続けていたら、ばちが当たる」
そういう店長さんに私は拍手を送りたい!
ちなみにうちでは、
「もったないお化けが出るぞ~~!!」
ってゆうちゃんが言いますよ。
ハイ! ゆうちゃんはお化けが嫌いな子でした。
「もう、怖ないもん!」
と言っておりましたね~~、つい、この間の話。
関連づいて、2日前のTVで、ショッキングな事実が思い
浮かびますが、長くなるので、別にします。