新シリーズを始めています。
我が家の息子たちが、小学生のころの思い出語りです。
今は、少し過去の幼児の時の話・・・
子育て中の皆様の参考にでもなれば・・嬉しいです。
そうでない方は、どうぞ笑ってやって下さい。
”笑う門には福来たる” ・・・なあんてね。
第7話 『 褒める教育 』
幼稚園のころ、褒める教育が流行りました。
「良いことをしたり、頑張ったりしたときには、必ず褒めてあげて下さい!」
ーーー うん、うん、ごもっとも。そりゃ当然だわね!
「悪いことしても怒らずに、ゆっくり何がいけないかを
話し合って、解れば 褒めてあげてください。」
ーーー あれ? なんかおかしくない?・・・
私の中の疑問は膨らむばかりでした。
この年代の子は、悪いことしたらまず怒るというより、叱るのが
先決じゃあないのかな?それから、なぜ叱られたかを話し合う。
私はそう思っていました。叱ることもなくただ話しをする。
それでは、全く、心に残らないのではないかな。
叱られるということがどんなに大切か、解ってない。
この教育方針は変!!私は断固反対でした。
案の定、疑問を持たない親たちは目の前で自分の子が
友達を叩いても 怒らないのです。それどころか
「もう!またこの子は元気すぎて困るわ~。」というだけなんです。
私は、このとき末恐ろしいものを感じました。せめて自分の子
ぐらい親である自分が叱らないで、どうするのでしょう!
善悪わからぬ、誤ることもできない子供が現実にいたのです。
もちろん先生方はちゃんと叱って謝らそうと頑張っておられました。
しかし、何人かはそのまま小学生へとなってしまった子がいたようです。
私の所へ遊びに来る子はもちろん、同じように叱りましたよ。
公園で見かける子すべてに同じように扱いました。
私は近所の子供たちには、怖いおばちゃんだったようです。
そのため、よその子までもが、怒ってほしい子がいると
呼びにきました。ま~たく!! 迷惑な話です。