写真・四季のたより

風景や花などの写真で季節をお届けします。
政治・社会問題にも目を背けることなく主張します。
率直なご意見歓迎です。

やっぱり撮影

2011-06-28 19:37:42 | 撮影会

 11時から14時まで幸運の女神が舞い降りて時間が空きました。前回失敗した浄智寺に向かい再挑戦です。最近何かで紹介でもされたのか、今日も参拝者が多いです。「京都の人がの多い寺社で1時間待っていたら人の途切れた瞬間があった」半年前プロから聞いた経験談を思い出しました。位置を決め、露出も決めて参拝者がファインダーから消えるのを辛抱強く待ちます。1時間どころか10分も待たずに人の流れが途切れます。

 「良いところでやっているねー、こいうところは歩いている人がいた方がいいんだ」と、隣で撮影を始める人が来ました。「それは好きずきだから」一応やんわり反論してファインダーをのぞきます。機嫌を損ねたのかいつの間にか黙っていなくなってしまいました。

 前回も気になったのですが、浄智寺の本尊は「阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来で過去・現在・未来の時を代表する」とあります。本尊が三体あることになります。それはごく普通のことなのか、本尊と言うからには一体ではないのか、このお寺が特別なのか?さらに、本堂の裏側に「木造観音菩薩立像」が安置されています。南北朝時代の作とありますから歴史あるものです。関東大震災の時破損し修理したと記されています。この観音菩薩腰のあたりを少しよじっています。そのような仏像を時々展示会などで見ますが、これも最初からそうだったのか修復の際そうなってしまったのか気になります。

 帰り際、拝観料を払うところで伺ってみました。やはり本尊は三体だそうです。また、観音菩薩は元々曲げられてはいたらしいが修復が難しく少しよじれが大きくなってしまったようだと教えてくれました。聞いてみてよかったです、これで今夜は安心して眠れます。

 時にすでに12時半、本来は長谷寺に行ってみたいがいまから行ってもどうせ順番待ちであじさいは撮れないだろうとあきらめ、車内で食事を済ませると海蔵寺に向かいました。ガクアジサイがきれいだったことは予想通りでしたが、赤い傘が新しいものに変えられていました。早くも萩が咲き出しているのには驚きました。

 鎌倉の歴史の証言者「鎌倉石階段」

 本堂裏のガクアジサイ 上品に咲いていました

 ネムノキがすでに花をつけています  すべて浄智寺です。