硝子戸の中でのひとりごと

日常の中のいろいろを
nyamisenjyuで
お送りします……

タイトルは漱石より拝借☆

薩摩へ。初日編

2016-10-16 23:41:52 | 九州
10月の3連休、鹿児島へ行ってきました。
初・薩摩です。

思いっきり雨予報でしたが、鹿児島中央駅に到着すると青空。
自分の悪運にまず、喝采です。
喜んで、スチューデントの像(正しくは「若き薩摩の群像」)を
裏表撮影して、観光開始です。
 
ま、コレ見ないと始まらないし!

さて、初日は、磯・上町エリアへ。
上町って「かんまち」って読むんですね。
「うえまち」と読んでしまいたくなる大阪在住(笑)。

バスでぐるっと城山を回って、とりあえず南洲公園へ。
ここには、南洲神社と西郷南洲顕彰館があります。
 

顕彰館……ガイドさんの説明がなかなか振り切ってました。
鹿児島の公式見解ってほんとですかね?
途中、「どなたが好きですか?」と聞かれたけど、
流れも流れだし、例に出てくるのが全部私学校系の人で、
あいまいに笑ってやりすごしました。
お、大久保さんとか言ったら追い出されそうや……。

気を取り直して、街なかを東へ。

バス停のある場所の、背後にあるお屋敷。
今和泉島津家本邸跡(篤姫誕生地)だそうです。


で、もうちょっと東側まで行くと春日神社があり、
「薩藩水軍軍港跡」という小さな石碑もたっています。


で、ほぼその正面にあったのが、森有礼誕生地の碑。

でか!
こんな大きいと思ってなかったので、ちょっと驚きました。
まあ、教科書にも載ってる人だしねえ。

で、再度バスに乗って、この日の主要目的地・仙巌園へ。
というか、仙巌園&尚古集成館ですね。

仙巌園はとにかく広い。
ここに別邸を構えて整えたのは久光なんですね。
桜島を築山に、錦江湾を池に見立てたとか、すごいスケールです。

入ってすぐに150ポンド砲の模型がでーんとあったり、
反射炉跡があったり、水力発電がらみの史跡があったり。
示現流の展示室もあって、あ~、薩摩だなあと。

  

  

ぐるっと見て、続いて、鶴嶺神社へ。
意表をついて、某お仕事でお世話になったので、
一応お参りをしようと思ってました。


そして尚古集成館。
本館は、建物そのものも重文。
現存する日本最古の機械工場の建物です。
 

中はミュージアムになっていて、島津家の歴史と
近代化事業についてのいろいろが展示されています。
うんうん、確かに、文句なくすごい人だよね、島津斉彬。
島津氏は賢侯が多いっていうしね。

で、そこから歩いてすぐのところに、薩摩切子工場があるので
のぞいてみることに。
黙々と作業されてますが、見学も撮影もOK。
なんかちょっと不思議でした。


そしてこのエリアの見どころ、もうひとつ。
旧鹿児島紡績所技師館(異人館)。
繊細なデザインの美しい建物です。
 

気のいいガイドさんが、いろいろ説明してくれます。
ここは、仙巌園&尚古集成館を見てから行って正解。
関係性がわかりやすいですね。

実は……薩摩にあんまり「紡績」のイメージってなかったんですけど
この頃の工業化っていえば、そりゃそうよね。
どうも大砲とか作るイメージが……
う、いつの間にやら偏った印象がついてますな、私も。
改めて勉強した気分になりました。

さてさて。
まだ時間もあるので、バスで石橋記念公園へ。
このエリア、思っていた以上におもしろかったです。

まずは石橋記念公園。
江戸時代末期の石橋が移築されていて、なかなか素敵。
資料館もわかりやすかった。
……ナントカDASHって番組を思い出したりもしたけど(笑)
 

お隣の祇園之洲公園にも、同様の石橋が。
そしてこちらには、西南の役の官軍戦没者慰霊塔や
薩英戦争の砲台跡、薩英戦争の記念碑などがありました。
碑の上のとんがり帽子みたいなのは、薩摩の軍帽かな?
 
 

で、ラスト。
せっかくだからと思って、多賀山公園の東郷平八郎銅像も
見に行ってきました。
 

ここねえ……。
銅像はいいのよ、考えられたいい場所に立ってるなと思ったの。
だけど、言ったら悪いけど、治安としてはあんまりよくないかも。
途中うっそうとした道だし、「公園に何の用が?」って車が
いっぱいいるし。
こんなオバハンでもけっこう気持ち悪かったから、うら若い女子は
あんまり行かないほうがいいかもね。

あ、でも、銅像の立っているロケーションは良かったですよ、ホントに。


と、そんなこんなで初日終了。
お約束の万歩計は24970歩でした。



コメント
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