本当の雄弁とは？

昨年からの「田中角栄ブーム」は、いまだに続いているようで、書店には関連する本が並んでいる。小学校卒の平民宰相の言葉は、多くの人々の心に響いているし、今こそ彼の様な指導者が求められていると感じる。

「本当の雄弁とは、相手の心をとらえる。聞く人が、今日はよかったなと思うような話をする。それが本当の雄弁というものだ。」

伝説の蔵相就任演説
「できることはやる。できないことはやらない。しかし、すべての責任はこのワシが負う。以上！」

「人間にはそれぞれ「ものさし」がある。相手の「ものさし」に合わせて十分考えないと失敗するぞ。」

「人の悪口は言わないほうがいい。言いたければトイレで一人で言え。自分が悪口を言われたときは気にするな。」

「臭い飯というのは、刑務所暮らしの飯じゃない。牛や馬の糞尿の臭いが漂うなかで、オレたちのような百姓が食う飯のことだ。」

「相手が立てなくなるまでやっつければ、敵方の遺恨は去らない。徹底的に論破してしまっては、相手が救われない。土俵際には追い詰めるが、土俵の外に押し出す必要はない。」

「人の悪口を言ったり、自分が過去に犯した過ちを反省せず、自分がすべて正しいとする考え方は、国のなかでも外でも通用しない。」

これらの言葉をジョーカーこと「ドナルド・トランプ」に謹んで贈る。ただし、英語訳は自分でやって見なさい。