limited express NANKI-1号の独り言

折々の話題や国内外の出来事・自身の過去について、語り綴ります。
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嘘か真か?

2017年01月14日 09時08分30秒 | 日記
ジョーカーの発言と閣僚の見解にズレが生じている。「専制君主」を自認するジョーカーの無差別ツイッター砲撃に対して、閣僚からは「慎重な物言い」が聞こえてくる。ロシアとの関係・同盟国との関係・拷問。ジョーカー発言では「ロシアとの関係改善に後ろ向きなのは愚か者」「同盟国はテロと戦う対価を払っていない」「テロリストには水攻めを」と過激かつ強硬な物言いがあったが、各閣僚からは「ロシアは最も警戒すべき相手」「同盟国との関係強化こそアメリカの利益に繋がる」「法に触れる拷問はありえない」といずれも慎重な発言が相次いだ。上院の聴聞会向けの「控え目発言」なのか?現実路線はこっちなのか?事の真意が見えないだけに、この見解の相違は気になる。ジョーカーの選挙中・当選後の発言や言動やツイッターをそのまま政策や法律として、実行する事はまずあり得ないと思うが(実際問題として、それを望んでいるアメリカ国民もいる。だが、本当にやるつもりならば、殺戮の荒野と横たわる死体の山が積みあがるだろう)、仮にも大統領の言う事、やろうとしている政策をどこまで制御できるのだろうか?与党である共和党とジョーカーの間に、修復困難な亀裂があるのは間違いないだろう。故に、閣僚は慎重な姿勢に終始し、実際の統治に関しては、現実路線として「控え目発言」の内容に沿った政策を取ってくれるのであれば、国際社会も一応は安堵するだろう。「英明とは絶対に言えない大統領」を選んだ以上、閣僚の資質によってアメリカの行く末は決まってしまう。発言は過激で物議を醸しても、政策が現実に則しているなら、国際社会も一定の我慢はするだろう。だが、専制君主として君臨してしまうとしたら、世界はとんでもない悲劇に見舞われる。歴史が証明している様に、専制君主制で君主が「暗愚」であった場合、その国は亡国の危機に立たされているのだから。

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