春の奥秩父３

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前回の続き。

午後の早い時間に山小屋に戻るとすでに大賑わい。連休初日ということもあり、多くのテントが張られ次々と登山者がやって来る。

小屋に上がって来ている仲間や小屋の関係者に挨拶をしてから荷物の整理を済ませ、なんとなく受付周辺で邪魔にならないようにお手伝いをさせていただく。

それにしてもお客さんが多い。増え続けるテントの数を数えると、どうやらここ数年でもは最も多いとのこと。テントを張る場所が次第になくなって来る。

昼間でも小屋の気温は５℃程度と寒い一日だったが夕方になると漸く落ち着いて来た。宴会の時間だ！

この日は最近結婚したＨサンの結婚披露のサプライズパーティ！ケーキカットなどもあり本格的。楽しく愉快な夜。

夕方には雪が舞っていたが、いつの間にか雲もどこかに消え去りものすごい数の星が瞬いていた。

つづく。

春の奥秩父２

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前回の続き。

山小屋を出てお気に入りの草原を歩き始める。空気はヒンヤリしているものの日差しが暖かくてとても気持ちいい。

近くにある山頂は巻き、奥秩父主脈縦走路をのんびりと歩く。この先は初めて歩くルートなので楽しみ。そして思った通りの奥秩父らしい景色が広がっていた。

笹の中の一本径。

春です。

緩やかなアップダウンがほとんどだったが、やや険しい場所もありヒイコラ言いつつ乗り越えると目指すピークに到着。

ここまで遠望が利く場所があり、富士山や南アルプスはもちろん北は浅間や谷川岳方面も見えていたが山頂は木々に遮られ見晴らしはなし。尾根の途中の小ピークといった雰囲気。割と平らだったのでここでヒルメシに。

今回のランチは実験（？）を兼ねてのシリアル＋スキムミルク＋水。テント泊での朝食を想定しての食事。

グラノーラふうのシリアルでややアゴが疲れたがヤケに腹も膨れたのでまあ満足。日差しがなく次第に寒くなってきたので足早に小屋へと引き返した。

つづく。

春の奥秩父１

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約半年ぶりに奥秩父の山小屋へと出かけた。

冬の間に一度は行き、あの山々が雪景色になったところを観たかったのだが何だかんだで行けずじまい。青梅街道を西へと車で向かい登山口に着いたのは6：30、連休だけあってすでに数台の車が停まっている。普段は人の少ない山域だが、さすがに賑やかになりそうだ。

車の温度計が0℃の中、念のため（？）自転車を担ぎ歩き始める。天気予報では数日前に雪が降ったようだったが登山口周辺は皆無。

急坂を休むことなく一気に担ぎ上げ平坦になったあたりで足元の花をみつけパチり。やはり春が来ている。

沢沿いの道に入り、鳥のさえずりを聞きながら歩くとこれまた半年ぶりの山小屋が見えてきた。

親父さんに挨拶を済ませコーヒーを頂きつつ世間話などをしていると、何やら忙しそう。話を聞くと今日はテント泊、小屋泊まり共にお客さんが多いとのこと。

それではということでしばらく荷物運びなどの仕事を手伝う。実家に帰ってきたような気分だ。

ひと段落したところで荷物をまとめザックを背負う。小屋から尾根伝いに歩き、これまで行ったことのない山頂までピストンをするつもりだ。

つづく。

奥秩父

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半年ぶりに奥秩父に来ています。
富士山がいつもよりも神々しく見える気がします。

夢のランドナーキャンプツーリング２

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前回の続き。

自宅から二時間ほどでキャンプ地に到着。
すでに友人数人が集まりすでに飲んでいるメンバーも。今回のキャンプ地にはちょっとした野外宴会をやろうという日頃山や町で飲んだり遊んだりしている友人達が思い思いの交通手段で集まっている。

キャンプ場もメンバーの一人の知人がやっている場所で、着いてテントを張るとすぐに焼酎その他でおもてなしを受けそのまま飲み始める。

もうこうなってしまうと酒好きの集まりなのでブレーキを掛ける人もなく果てしない宴会となった。ま、たまには（たまにか？）こんな宴会もいいものだ。

掘った直後のタケノコをスライスしたタケノコ刺し。

言わずと知れたニジマスの塩焼き～。

これは初めて！高枝切バサミで採取したクルミの新芽の天ぷら。ほんのり香ばしくて美味。

気づけばキャンプ場にいた常連の方などとも打ち解け大宴会に。人生初のドラム缶風呂にも入らせてもらい大満足。すっかりお世話になってしまいました。

大宴会もようやく終わり、テント場近くの陣地に引き上げ仕上げのイッパイを飲む頃にはすっかり夜も更けた。久々に痛快な夜、ランドナーでのキャンプツーリングの楽しさと賑やかな野外宴会を両方味わえる一泊旅となった。

終わり。