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前回のつづき。
慎重に担ぎ始めると予想通りの雪道。しかしよく踏まれているし、凍結もしていないので比較的歩きやすい。
とはいえここから標高差600米ほどを担ぎ続けると思うとまだまだ先は長い。慌ててもしょうがないし、急げばバテてしまうのは目に見えているので一歩ずつ踏みしめジワリジワリと進んでいくしかないのだ。
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角度も増してきたところで小休止。ここで軽アイゼンを付ける。さすがにアイゼンが雪に噛むので滑ることもなく確実に進む。そして休んではまた登る。
![山岳サイクリング 山サイ 山岳サイクリング 山サイ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/ad/2c08214a7dae8d66ebcb6c7d50f57e06.jpg?random=00fd8ef4ccd29b8dd0a9e71b8df86b29")
標高を上げると次第に植林から広葉樹林に。葉が落ちているので周囲も明るくなり展望も開ける。雲一つない青空。見晴らしのいい場所からは富士山が実に見事にその姿を現してくれた。
![山岳サイクリング 山サイ 山岳サイクリング 山サイ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/ab/676c22a1702b38143b13a0210ff0fa85.jpg?random=bf3eca1683a0065d252f86bee13fa7a7")
![山岳サイクリング 山サイ 山岳サイクリング 山サイ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/04/98cce4ced6356f97c08b5c148e8e90fb.jpg?random=5065c6af712e5b9dc730e7979ecd328f")
これでもかというほど担ぎ、流石に疲れてきた頃、ようやく目指す山頂へと続く尾根上のコルに到着。ここまで来れば山頂も間近。この日は山サイ研の集中ラン。こんな積雪の中、私たちの他にも来ている人はいるのだろうか?
つづく。
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