いちゃりばちょーでー

多摩湖・狭山湖周辺の自転車サイクリングの日記。関東近辺の山歩き、奥秩父某山小屋でのお手伝いなど。

歴史探訪 近所編

2011-10-31 21:51:57 | 漕ぐ
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私の自転車生活にとって冬のテーマとしてあるのが古道の峠巡り。

冬に向けての下調べでもしようかと思っているのだが、以前発見した近所の狭山丘陵南麓にある石碑を見て気分を盛り上げようと思いポタリングがてら出掛けてみた。

ポタリングとは言えその場所へのアプローチは手作りふうの階段を担ぎ上げ、林道のような道を少し行ったところ。車道から階段に行く時になぜか人目を気にしつつ山に入る。そして背丈ほどある雑草その他が切れたあたりにその石碑がある。

多摩湖


相変わらずの佇まい。この場所のすぐ近くには今や湖底に沈んでしまった村の伝説のような民話もあり、歴史の深さを感じるには十分だ。

そしてちょっとした段差の乗り越え石碑の文字を読む。

多摩湖


おお、左の石碑にはかすかに見える「宝暦七年七月十五日」の文字。西暦にすると1757年のようだ。江戸時代中期か?詳しいことは分らないが、ネットで調べる限り山岳宗教の何かなのかも知れない。そういえば民話も山岳宗教では信仰の対象とされる狼にまつわる話だった。

狭山丘陵でも都立公園内にある歴史的な遺物はその由来が紹介されているが、私はどちらかというとこうして人知れず鎮座しているモノに興味を持ってしまうのだ。
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3 コメント

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Unknown (≪さくらなみき)
2011-11-02 19:27:41
>人知れず鎮座しているモノに興味を持ってしまう
…その"ほっこり感"がいいのですよ。

由来が紹介されているとそこで終わり、人知れずあるものは、こちらから追いかけなければ語ってくれない、だからそれが語り始めたときの感動は大きいですよね。
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さくらなみきさん (nuruhati1559)
2011-11-03 19:55:40
元々地元の人間ではないのでこの場所にある由来を知る手立てがネットなどに限られてしまうのがもどかしいです。今はほとんど人も通らないような場所ですが、昔はそれなりに交通があったのかも知れません。
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Unknown (≪さくらなみき)
2011-11-03 20:58:23
自分の日記でも取り上げてますが、近所にも"往時はそれなりに交通量があったんだろうな"という道があります。

現在の状況からすると「なんでこんなところが幹線道路だったんだろう」と感じることがありますが、それに気付くと「近代化」の凄まじさを思い知らされます。
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