
テントを担いで真冬の雲取山へ。
ここのところテントを担いで山に登ってなかったので何だか行きたくなり、折角だから真冬の東京都最高峰近辺でウイスキーなどを飲みつつ夜を過ごそうと思い行先を雲取山に決めた。
鴨沢の登山口に車を停めゆっくりと歩き始める。家財道具一式をザックに詰めて担ぐのは久しぶりなので重さがズシりと両肩にくる。ま、先は長い。あせらずにゆっくりと。

小袖乗越の駐車場までが結構急なので早くも体が暖まりいよいよ山道。真冬でもそれなりに歩く人がいるのもこのルートならでは。
針葉樹林帯を辛抱強く歩き続け、堂所を過ぎると次第に葉の落ちた広葉樹の森になってくる。

七ツ石小屋との分岐を左に進むところで軽アイゼン装着。踏み固められた雪のトラバース路をギシギシ言わせながら歩くといよいよブナ坂。石尾根だ!

思いのほか雪は少なく地面が露出している場所もそれなりにある。それでも山上の散歩道は景色も良く快適。やはりこの道はいいな~。

景色を楽しみながらのんびり歩き、本日の幕営地の奥多摩小屋に昼前に到着。受付を済ませ、強風にやや手こずりながらも何とかテント設営。コーンポタージュとパンの簡単な昼食を摂る。あ、ビールも忘れずに!
つづく。