
前回のつづき。
上り基調、というか休まる暇のない林道を漕ぎ続けると道端に石碑がひとつ。削られた岩の脇にあるあたりが風情がありいい。
さらに漕ぎ続けると、ようやく国道299との合流地点。ここまで来れば一安心。峠までの標高はほぼ稼いだことになるので少々の上り下りを繰り返せば十石峠まで行けるのだ。

時に「酷道」とも言われるこの道、崩落かなにかで通行止めになっている場所を迂回しながら林道でここまでやってきたのだが尾根に沿っているので道は広く走りやすい。満開の桜などを愛でつつ走る。そして休む。


右に妙義あたりの岩山を見ながら落葉松林の中を走りつづけると大きく下って再び上ればようやく峠が見えてきた。十石峠だ。

峠手前の下りでも感じていたが、とにかく寒い。峠の気温表示板は7℃を示している。そして強烈な北風。体感温度は氷点下。昼食を兼ねた大休止の場所を探す。
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