いちゃりばちょーでー

多摩湖・狭山湖周辺の自転車サイクリングの日記。関東近辺の山歩き、奥秩父某山小屋でのお手伝いなど。

両神山テント泊山行 下山編

2008-05-10 18:30:50 | 歩く
←すっかり順位も下がってしまいました。

またまた前回の続き。

疲れた体の隅々まで酒を染み渡らせ、テントで熟睡して朝を迎えた。日の出直後と思われる五時少し前、のそのそとテントから這い出ると外の空気はひんやりしている。というか寒い。あわててレインウエアを着込み見晴らしのいい場所まで行くと昨日と同じ場所とは思えないほどの景色である。こんな新緑がキレイだったのか…。

両神山


紅茶を沸かし世間話をしながらあたりを眺める。山の夜も好きだが朝の澄んだ空気もまたいい。折角の好天なので山頂を目指してもいいのでは?と思うのだがこのノンビリした山での生活を壊したくない。なぁに、山頂なんてまた登りに来ればいいサという気分になってしまう。軟弱だなぁ…。気分がいいので清滝小屋付近を散策してみた。

両神山
朝のテント場


両神山
立派なロッジ風の清滝小屋


テント場は私たちが張った場所以外にもあり、某大学山岳部の名前が書かれた大きめのテントからはボザボザ頭の学生が顔を出しあたりを見回していた。炊事場に戻り、ふたたびノンビリしていたのだが気づけばそろそろ朝食を摂り帰り支度をする時間になりつつある。まだ寝ていた隊員を起こし、パンとベーコンのシンプルな朝食を済ませ、テントを畳み下山することになった。

両神山


両神山


両神山


やはり陽のあたる山道は歩いていて気持ちがいい。まさに新緑が目に染み入る感じだ。登りではあまり気づかなかったが途中何箇所も石碑や像が立っていて、両‘神’山にふさわしく山岳信仰の香りを色濃く感じられる。今回は敢え無く登頂出来なかったが、それでもやはり山は楽しいなぁと改めて感じながらバス停を目指した。

おわり。

両神山
A君提供写真
コメント
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