不安を煽るつもりはないが、昨年末に盛んに取り沙汰されていた首都圏直下型地震の危険がコロナ騒動の陰に隠れてしまった。
歴史を俯瞰すると、地震・疫病・台風災害・冷害・飢饉などが同時期に起こる時代があり、近い所では幕末の安政年間が首都圏直下型地震・コロリ大流行・台風による水害・南海沖地震・東海沖地震が相次いで起こっている。
嘉永年間の黒船来航につぎ、安政年間は社会不安が高まり、開国佐幕派と尊王攘夷派の対立が鮮明となった激動の時代で、その流れが明治維新に繋がっていく。
歴史を学ぶ意義はここにあり、どんな酷い災難があっても生き抜いて今に命を繋いできた先祖の英知を学び、同じ轍を踏まないことにあると思う。
ただ庶民は今を生き抜くだけで精一杯。だからこそ政治家や行政マンは俯瞰的な視点を持って欲しい。
現内閣は場当たり的、保身的な対応に終始しているに観えて仕方ない。
興味のある方は、下記URLの国立公文書館の「天下大変」で端的に紹介されているのでご一読のほどを。
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