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龍馬の命日・・・SF幕末医療ドラマ「JIN-仁」

2019年12月12日 09時19分22秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画

昨日12月10日は、旧暦1867年11月15日の坂本龍馬の命日なのだと、ある方がフェイスブックに投稿していた。

ある方とは、坂本龍馬の大ファンとして知られる俳優さんのマネージャーさん。

龍馬ファンは不思議と龍馬の身長や誕生日(命日と同じ)などを覚えているもので、これは司馬遼太郎の「竜馬がゆく」の龍馬像が等身大の魅力的な青春ヒーローとして描かれ、読者が我もかくあらんと自己と照らし合わせて感情移入できるからだと思う。

かくゆう私も、高校の時は龍馬のブロマイド写真を生徒手帳に入れて持ち歩くくらいにハマっておりました・・・。

最近、村上もとか原作のSF幕末医療劇画に出会って再び龍馬熱がぶり返し、全20巻をレンタルで読破!

現代の外科医が幕末にタイムスリップして、歴史の渦に巻き込まれていくSF版「ブラックジャック」のような劇画で、習俗や風俗、民具などの時代考証が秀逸だし、歴史上の人物も多く登場して大変に面白い。

その後にTBSのTVドラマ版全11巻があると知り借りて観ていたが、なんたること・・・折しも昨夜は龍馬暗殺の最終章を観る予定であった。

中盤のメロドラマ部分はダレるものの、終盤に向かって脚本は緻密になり、主要役者陣の演技もただ事ではないレベルで深くなっていき、いつしか正座して観ていた。

最近のNHK大河ドラマやコメディ映画は、演劇の演出家出身の監督が軽妙洒脱(笑)な演出ばかりするので品格がなく観る気もしないが、民放TVドラマといえども比較にならない深く、瞬間最高視聴率が30%を超えた人気であったというのもごもっとも。

同じ俳優さんでも大河ドラマだと大仰な演技が鼻に付くのに、このドラマでは凄い演技をしている。


主人公の大沢たかおの抑えた自然な演技がいいし、準主役の内野聖陽演じる龍馬の土佐弁が自然で泥くさくていい。可愛らしい内野龍馬に拍手!

綾瀬はるかと中谷美紀の二代ヒロインも、入魂の演技で素晴らしいリアリティ。

たびたび出てくる龍馬さんの書状の筆跡に注目して頂きたい。

署名まで実物に似せているのですよ!

原作にはない伏線と展開にも最後は大納得。

龍馬暗殺の推定時刻五つ半(午後9時くらい)に、DVDでも内野龍馬の危機・・・152年前の今この時、龍馬さんは・・・嗚呼、合掌!

思春期の青臭い純真さが蘇ってきた。

ありがとう!「JIN-仁」



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