縄文人(見習い)の糸魚川発!

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民族楽器の殿堂「コイズミ」さんで石笛販売開始!・・・苦節二年幾星霜我欣喜雀躍也

2014年12月10日 23時07分23秒 | ぬなかわヒスイ工房

 

 

ぬなかわヒスイ工房を作って2年目の冬。

ヒスイ工房としては勾玉も作るが、昔からの民族楽器好きという事もあって石笛作りにも力を入れている。

石笛(イワブエ)は、縄文時代の遺跡から30例前後の出土品が認められている石製の笛の一種である。

磐笛とも岩笛とも表記されることがある。

現在も古神道で祝詞の最初と最後に吹かれたり、招魂や鎮魂、昇魂などの儀式に使われている祭器である事から、縄文時代もマツリに使用されてきたと推測されている。

孔のあいた石に息を吹き込むと、ピイイイイーという鋭くも物悲しげな音がするが、名人上手になると演奏までできてしまう位に奥深い楽器。

神職さんやプロの演奏家の他に、個人的に石笛を趣味とする人たちも少なくは無い。

元から興味のあった事だし、縄文文化と民俗学、民族楽器の師匠である和光大学の関根秀樹先生や、石笛作りをしていく内に知遇を得た石笛演奏家達からもアドバイスを受けて作り続けていたら、石笛職人みたいになってきた。

一般的なヒスイ職人さんが佳しとする石笛が、民族楽器研究家やプロの演奏家の評価とは一致せず、まったく別次元の石笛が求められていたことに我が意を得たりと、独自開発をコツコツと続けてきたのである。

 

そしてこの12月から、民族楽器店として超有名な京都の「民族楽器コイズミ」さんでの石笛販売が始まった・・・苦節二年幾星霜我欣喜雀躍也!

「民族楽器コイズミ」さんの店舗は、本能寺すぐ近くの寺町のアーケード街にあり、観光客も立ち寄る京都名所の一つ。
 〒604-8091 京都市中京区寺町御池下がる 518番地 TEL:075-231-3052 
下記URLのオンラインショップで通販もして貰える事になった。
http://www.koizumigakki.com/?tid=5&mode=f4 
コイズミさんと言えば、民族楽器好きなら一度は訪れてみたい民族楽器の殿堂みたいな所。
店内にはオーケストラ用の楽器から100円で買える素朴な民族楽器まで所狭しと並ぶ、まさしく民族楽器博物館。
多くの展示品は実際に演奏することもできるし、一体どうやって音を出すのか解らないような民族楽器も、店員さんが優しく教えてくれます!
コイズミさん用に作った石笛達・・・左上はシャレで入れたモアイ形の土笛(笑)。
誰の真似もしていないオリジナル開発した石笛ばかりである。
これまで販売店舗を持たないオンラインショップのみの販売だったので、常設の店舗販売は夢のよう。
しかも世界中の民族楽器の仲間入り!・・・嬉しい限り。
私の石笛を持つコイズミ店長。
将来的には、石笛演奏動画を撮影したり、ワークショップも実現したいとのご要望。
動画撮影とワークショップは、私より適任の守山鷲声さんを紹介した。
守山鷲声さんは、敬愛の念を込めて「石笛仙人」と呼ばせて貰っている石笛演奏家で、私が作った縄文時代のレプリカ石笛で「ねんねんころりよ」なんかも演奏できちゃう凄い人なのだ。
ぬなかわヒスイ工房の石笛は、鷲声さんの辛口アドバイスで格段に進化できたし、コイズミさんとの縁も鷲声さんから繋いで頂けた恩人である。
なんと、店内で高価な口琴やオカリナ、笛などが並ぶガラスケースの一等地に石笛が置かれた!
ちょっとビックリ。
 
京都には、毎月末に整体協会の稽古会に参加するために訪れているので、アンテナショップとして最適である。
店舗販売を初めてすぐに縄文石笛のレプリカが売れた・・・頑張っちゃう!
 
 
 
 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
石笛 (アルバチャコフ)
2014-12-11 19:36:58
速攻でget しました。

押忍
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押忍! (縄文人(見習い))
2014-12-11 21:39:26
アルバチャコフさん。
毎度!
小生の紹介客が石笛を購入していった礼をコイズミさんからメール頂いていまして、実にどうも恐縮です。
友達価格で買える立場なのに、本当に貴方は奥ゆかしい人。
今度の京都稽古会で、オマケ進呈しますよ!
押忍!
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