高3の時の文化講演会で、「ロケット博士」の糸川英夫が「世界で文字を右から左に書くのはユダヤと日本だけ」と、唐突にいい始めた。

それは漢字の慣習が中国から伝わったのだと、小学生の時に習ったので、中国もだよね?と不審におもったのだ。

スピルカ!戦前の看板ですw
海外をほっつき歩くようになってから、西アジアのアラビア語由来の諸言語も、右から左へと横書きする文化圏が多いではないか!
その理由をイスラエル人に聞いたら、石版に文字を彫っていた時代の名残りだそうだ。

中国や日本も横書きは右から左に書いていたが、戦後に英語表記にあわせて左から右に横書きするようになったとさ。
今でも同じことを聞くが、だからどうなの?と、いつも思う。
それがパレスチナ人を虐殺しつづけているイスラエルを擁護する理由になんでつながるの?とも。

勤王足袋の創業者は長州出身者かな?本当は水戸光圀が編纂させた「大日本史」を読むような当時の知識人なら、誰で勤王の精神をもってましたよ。佐幕派と倒幕派がいただけなのに、薩長が倒幕の大義名分で「我こそ勤王の志士なり!」と主張したプロパガンダでしかないよネ。
要するに「人は信じたいものを信じる。信じたくないものは目にはいらない」習性があるのだろう。
戦前戦中の日本もそうで、客観的な判断をする者は臆病者とされ、「皇軍不敗」の思い込みが多くの悲劇を生んだ。
トンデモ説を拡散したり、海外メディアで極右政党と報道された参政党であっても、支持者たちは「既存の利権と政治をぶっ壊す救世主!」と信じて疑わない。
参政党の歴史担当なる人が漢字は日本が起源!世界ではじめて土器と打製石器をつくったのは日本人!などのトンデモ説を主張しているけど、それでも信じる?
信じて疑わずに拡散するようなら、支持者というより信者で、オウム真理教とかわるところがないですナ。
「信じる信じない」は宗教。
「自分で調べて考える」のが政治なのだけどネ。わかるかな?信者さんなら言葉は理解できても心は納得しないよねw
そして世界的に有名なロケット博士の糸川英夫といえども、工学の分野を離れると「信じたいものを信じる。信じたくないものは目にはいらない」落し穴に陥っていた訳だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます