二年前の「海のヒスイ・ロード」検証実験航海の航海記を執筆した「糸魚川郷土研究 第六号」がついに出版されて、高校の恩師であり郷土研究会の会長でもある蛭子健治先生から献本が贈られてきた。
読むのが嫌になる程に校正・加筆訂正してきた原稿だけども、出版された航海記を読むと当時の事が走馬灯のように鮮明に思されてくる。
酒田港で山瀬に吹かれて遭難しそうになった場面ではドキドキハラハラしたし、竜飛岬越えの場面では涙無くしては読めない(笑)
冗談抜きに何度も死に直面したので、よく生きて帰ってきたもんだと我ながら思う。
特に稿の最後を飾った青森の老漁師たちの写真を観た時、涙があふれ出た・・・。
どごから来たぁ?どごさ行ぐぅ?お茶っこ飲んでげ~!と底抜けに人懐っこくて優しかった青森の漁師達の写真で原稿を締めくくった。
拙い文章だけれども精一杯の仕事をしたつもり。
興味のある方は、糸魚川市内の図書館と公民館、県立図書館に置いてあるそうですし、糸魚川駅前の酒井書店で売っているそうです。
縄文人(見習い)の冒険譚のお粗末を、ぉ、ぉぉぉ~、乱筆っ、なが~らも~ぉぉ、務~めますぅ~!(広澤寅蔵の次郎長伝の外題付けの節でお読み下され)