オトコはつらいよ!? ~CNS 坂コーの独り言~

急性・重症患者看護専門看護師である坂コーの手探りなブログです。

このブログについて

はじめまして。 都内某大学病院ICUで働く専門看護師の坂コーです♪ 心にうつりゆく医療や看護に関する事をそこはかとなく書いていくブログです。 温かい目で見守ってくださいm(_ _)m また書かれている内容は鵜呑みにせず、参考程度でよろしくお願いします!

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

ICUの患者の記憶について考える

2018-04-29 02:47:37 | 研究
尖った帽子の小さな日本人の男が天井に登った。彼は照明器具と煙探査機を動かし、ベットの周りを飛び回った。彼は蒸発器を使い私を興奮させた。
私は人工呼吸器に繋がれていたので話すことができなかった。
私は警察に連絡しようとしました…

J Clin Nurs. 2014 Mar;23(5-6):634-44.


これは、術後に感染症性ショックに陥った50歳男性の記憶の記述です。
この患者さんは、25日間ICUにいて、そのうち6日間は深い鎮静、4日間はせん妄で、それ以外はCAM-ICUが陰性でした。

ドイツ人の妄想的記憶に小さい日本人男性が出てくるところがなんともおかしいですが、ICU退室後もこのような記憶が患者を長期的に苦しめています。

今回、勉強会で、
急性ストレス反応および妄想記憶は、なぜ、その後の精神疾患と重要な関連があるのか?
それについて何ができるのか?
について考えてみました。

この領域に対して、私たちに出来ることはきっと多く、患者さんはそれを必要としていると思います。
ご興味のある方は、ぜひスライドを見てください。



毎週日曜日にブログ更新予定(あくまで予定です)!
応援よろしくお願いいたしますm(__)m♪
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
看護 ブログランキングへ
【オリジナルスタンプ絶賛発売中】

コメント

呼吸のアセスメント!

2018-04-23 21:51:59 | 呼吸
久しぶりに更新します。

ほんとアッという間に新年度に入って1月が終わろうとしています。
今年度、新人が10名きてくれました。
ICUが20床で、看護師が50名、そのうちの10名が新人です。
納得の忙しさ(笑)
他の病院はどんな感じなのかなぁ?
きっちり育ってもらう為に、できる限りの支援をしていきたいと思います。

エマージェンシーケアという雑誌で新人を対象にしたバイタルサインの特集が組まれています。
今回、その特集の『呼吸の見方・使い方』を執筆させていただきました。

4800字程度でいかに自分の持っている呼吸の知識をわかりやすくまとめ上げるか、というのが大変でとても勉強になりました。
頑張って、内容をわかりやすくする為にイラストをいっぱい書きました。
イラストレーターさんってすごいなぁと思います。
私の絵とプロの絵の対比です。









内容的には、呼吸の生理学や実践的な内容をとてもわかりやすくまとめられたので、ぜひ読んでみてください。



毎週日曜日にブログ更新予定(あくまで予定です)!
応援よろしくお願いいたしますm(__)m♪
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
看護 ブログランキングへ
【オリジナルスタンプ絶賛発売中】



コメント

JIPAD(日本ICU患者データベース)の年次レポートがキターーー!

2018-03-04 23:20:59 | ひとりごと
JIPADって知ってますか?
日本製のI Padではなく、Japanese Intensive care PAtient Database、つまり日本のICU患者データベースのことです。

私が就職して1年目の時から大変お世話になっている先生が中心となって進めていて、 JIPADって何? を見ていただけると内容がわかります。

JIPAD 2016年度年次レポート を見ると、いろんな施設がある中で、自分の施設の現状がどうなのか、海外と比べてどうなのか、がよくわかります。
これってすごくないですか?
“となりの芝は青く見える”なんて言葉がありますが、これは誰にでもある心理です。
「うちの施設は…」と主観的に物事を言う前に、客観的に考えるためにはデータと比較することが大切ですよね。
データベースが今までは無かったので、それができなかったわけです。
これから日本のICUは大きく変わっていくのではないかなぁと強く感じます。

例えば、看護師のベッド数に対する人数や経験年数、スペシャリティーによって患者はどう変わるのか?
看護師の離職率や満足度、給与や休暇取得はどのような傾向が見られるのか?
なんてことも、データベースに組み込んでいくと、この業界がよりクリーンになっていくんじゃないかなぁ…なんて思ったり思わなかったりします。

なんにしろ、身近に素晴らしい活動をしている先生がいるので、私も言っているだけではなく、行動し続ける人でありたいです。

年次レポートのリーフレットもあったので画像をのっけときますね。




ホームページのURLはこちらです。
→http://www.jsicm.org/jipad/index.html

毎週日曜日にブログ更新予定(あくまで予定です)!
応援よろしくお願いいたしますm(__)m♪
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
看護 ブログランキングへ

【オリジナルスタンプ絶賛発売中】

コメント

第45回集中治療医学会を終えて

2018-02-27 06:25:11 | 研究
久しぶりに更新します。

まずは、クリティカルケア看護学会の演題登録ですが、なんとか間に合いました。
内容は、早期リハビリテーションに関する実態調査です。
診療報酬改定で早期リハビリテーションに加算がつくことが決定したので、プロトコールを作っていうえでも、現在の状況を整理しておきたいなぁという気持ちからです。

そして、2/21から2/23までの3日間、幕張で集中治療医学会でした。


今回は演題を出していなかったのですが、 共同研究させていただいた論文が奨励賞に選ばれ、筆頭研究者が出席できないため代理で発表して来ました。
貴重な機会をいただけてとても勉強になりました。

せっかくなので、結果の一部を載せますね。
対象者は96名でした。



ストレスはICU-SEQJという尺度を使って測定しました。
ストレスが全くないが1点、非常にあったが5点で質問項目が34項目あるので最低が34点で最高が170点になる質問紙です。
lCU-SEQJ合計点の平均値は85.64点でした。
ストレスが高い項目上位10個です。
「口渇」がもっとも強いストレスで、「話せないこと」、「気管挿管に伴う不快や不安」、「吸引」、「話しにくいこと」、「動くことができないこと」、「痛み」や「緊張」、「コントロール不能」と続きました。



ストレス経験の関連要因は、年齢や性別、入室理由の疾患とは関連がありませんでした。
一方で、就業している、緊急入室、既往歴がないという患者は、有意にストレス経験が強かったです。
働いていていると、仕事のこととか気になって焦っちゃうのかなぁ??
緊急入室だと気持ちの準備ができなかったり、既往歴がないってことは病気に関して免疫がないのかもなぁ…、とかって想像しちゃいますね。



ストレス経験の項目の「痛みにストレスを感じた」、「緊張した」、「入眠できないことにストレスを感じた」について関連因子を検討しました。
rは1に近いほど関連が強いことを示します。
すべての項目は気管挿管に関することと弱い関連を示していて、「痛み」は、コントロールできないことや睡眠困難と、「緊張」は会話困難、中途覚醒、自由に動けないことと、「入眠困難」は処置や騒音とと関連していました。



rの説明はちょっと難しかったので、良さそうなホームページの画像を添付しておきます。
URLはhttp://www.koka.ac.jp/morigiwa/sjs/les10801.htmです。


改めて図を見ると、「入眠できないことと」、「眠ることができないこと」、「中途覚醒」は似たようなことを聞いているのでrが0.824とか0.750とか高い値になって関連していることを示しています。
処置(Procrdures)や騒音(Noise)は0.344とか0.326とかで弱い相関があります。
つまり、処置があったり、うるさいと眠れないわけです。
じゃあ、介入の方向性は…。
処置をまとめて処置のない時間を作ったり、静かな環境を作ると良さそう!って感じに考えられますね。

今回、発表する機会をいただいて、改めて実態を丁寧に分析していくことの大切さを学びました。
この研究から見えてきた要因に対して、現場にいる者として介入を行っていきたいと思います。
そして、それを言語化していくことが大事だと思われます。
よーし、頑張るぞーーー!!!


毎週日曜日にブログ更新予定(あくまで予定です)!
応援よろしくお願いいたしますm(__)m♪
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
看護 ブログランキングへ
【オリジナルスタンプ絶賛発売中】



コメント (1)

MacにEZRをインストールする方法

2018-01-28 00:15:19 | 倫理
クリティカルケア学会の演題登録が1/31までに延長になりましたね。


…、ありがたい。
でも、間に合うかどうか。

今回、データを収集していて、自分には統計の知識が全然ないことを痛感しました。
まぁ、知ってたけど。。。

というわけで、来週これに参加して勉強してきます。

JSEPTIC看護部会 研究セミナー 臨床で活用するデータ処理技法

事前準備としてEZRという統計ソフトを自分のパソコンにダウンロードするようにとのことです。
…、この時点で意外と難しい。
苦戦の末、なんとかインストールに成功しました。
せっかくなので、簡単にインストールの方法をまとめてみます。

まずは このホームページを開きます。
そして、私はMacなのでMac OS X版をダウンロードします。



CRAN(Comprehensive R Archive Network)ホームページをクリックして、



Download R for (Mac) OS Xをクリックし、



R-3.4.3.pkgをダウンロードします。



次に、 http://xquartz.macosforge.orgからX11システムをインストールします。




これでRというアプリケーションができました。


詳しいやり方は、いろいろ調べてみてこのYoutubeの情報がわかりやすかったので、参考にしてみてください。




この後、少しセッティングをすればこの画面になって準備完了です。




来週が楽しみです。
いろいろいじってみて、臨床で使えるようになりたいと思います。

自分なりに解釈できたら、ここで共有しますね。



毎週日曜日にブログ更新予定(あくまで予定です)!
よーし、2018年もがんばるぞー!!!
応援よろしくお願いいたしますm(__)m♪
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
看護 ブログランキングへ
【オリジナルスタンプ絶賛発売中】


コメント