釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

ナツツバキ

2013年05月29日 22時09分22秒 | 四季の花
街中でナツツバキ(夏椿)を発見。

『平家物語』に「沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす」と書かれた紗羅樹を日本では夏椿が代行しています。

ブッダが入滅したとき、その四方に二本ずつ八本の沙羅の木があり、二本ずつあったので沙羅双樹と呼ばれています。

その沙羅はフタバガキ科のサラ(シャラ)のことで、インドと気候が違う日本では生育しません。

そこでいつしか、一日で花を落とすツバキ科のナツツバキを、その儚さゆえに紗羅樹と呼ぶようになったようです。



これから本格的な花の時期を迎えるので、まだ花数は少ないです。

東京も今日が梅雨入り。

儚さよりも清楚さの方が際立つ夏の花です。

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