釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

夏から秋へ・・・・九月過ごし方

2010年09月30日 19時50分11秒 | 日々雑感
九月も終わろうとしています。
彼岸までは暑く、それ以降は涼しいというか肌寒いくらい。めまぐるしく気候が変化しましたね。

九月最初のイベントは、店の12周年パーティー+誕生日。
たくさんお方にご来場いただきました。ありがとうございます。

深夜から朝まで、パーティーの片づけしたら、もう出かける時間でした。
一睡もせずに、そのまま新幹線に。
車中で寝ようと思ったら、事故の知らせで、名古屋でこだまに乗り換え。
のぞみのために追加料金払ったのに。
誕生日記念旅行開始早々にトラブルでした。

結局、30分ほど遅れて、新大阪着。
ホテルに荷物を置いて、生玉さんに向かいました。
お目当ては「彦八まつり」、上方落語協会のファン感謝デーです。
東京でいったら「圓朝まつり」
会場は九月の午前中だというのに倒れそうな暑さ。

いろいろなブースでいろいろな噺家さんと遭遇。
何人かの方とはお話しさせていただきました。

午後からは、奉納落語会「桂塩鯛襲名落語会」
襲名した塩鯛さん、米紫さんはじめ一門の方の落語を堪能いたしました。
そのほか大収穫だったのは、桂三枝会長の落語を生で始めて見られたことです。
演題はご自身の作品「鯛」・・・・よかったです。

その後も夕方まで、会場でいろいろな方に話しかけて、楽しい誕生日となりました。

次の日は、奈良県吉野山へ。
大阪から一時間少しで行けるというので出かけました。
もしかしたら、山だから少し涼しいんじゃないかと期待を持って・・・。
しかし、吉野も暑かった。w

たまたま九月一日から、金峯山寺の蔵王権現が、遷都1300年祭の一環で、ご開帳をしていました。
本来は六十年に一度しかご開帳をしない仏様なので、本当にラッキーでした。

最初は、奥千本入り口までマイクロバスで行って、そこから金峯山寺に向かって下りました。
下りなら大丈夫だと思ったのですが、思ったよりも急な山なのでびっくりしました。
桜の季節なら、きれいだろうなと思いつつ、緑の山を眺めながら下りました。

金峯山寺の蔵王堂は、大仏殿の次に大きな建物だそうで、中の蔵王権現三体も巨大な青いお顔をした仏様でした。
護摩を焚く僧侶の読経や法螺貝の音、太鼓の音、どれもこれも素晴らしくて、吉野山にこられたことをとてもうれしく、長い時間をそこで過ごしました。

帰ってきてから思うに、あんなに心休まる場所は日本x全国にあまりないんじゃないかと思います。
ぜひ、桜の季節・・・・いやいやその季節ではなくても、また訪ねてみたい場所です。

三日目は、橋本知事が廃止しようとした「ワッハ上方」で米朝師匠の展覧会を見て、動楽亭で落語。
「ワッハ上方」はどう考えても問題ありの施設だと思えるのですが・・・・。

動楽亭では、米朝一門のみなさんの落語を楽しく拝見しました。
こじんまりしていますが、温かみのある空間でいい小屋ですね。
トリの桂雀々師まで、旅ネタが続き本当に堪能させていただきました。

大阪にエネルギーをもらった三日間、楽しかった。
また、落語聞きに来ましょっと。
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