「野里町歩紀 ~思いつくままに~」

野里町歩紀 ~摂河泉をゆく~ に次ぐ第二歩です

神戸9区を歩く~時のまちを国宝目指して「西区」

2022-06-24 23:28:03 | 日記
訪問日:令和4年6月24日(金)
出 発:神戸市営地下鉄「西神中央駅」
到 着:神戸市営地下鉄「学園都市駅」

 子午線の町「明石市」に覆い被さるように広がる「西区」。ここも子午線が走る「時のまち」だ。そして西区には、神戸市唯一の「国宝」建造物がある。私は金曜日が週休日。山間部に開発されたニュータウンの回りを寺社を訪ねながらぐるっと回ってみた。途中、ニュータウンを横切るので、給水・トイレには困らないだろう。


 今日のスタートは神戸市営地下鉄「西神中央駅」。大阪梅田駅から神戸三宮駅で乗り換えて約1時間(730円)。神戸市西区と須磨区にまたがって開発された大規模ニュータウンは大きく3つに分かれ、これらをひっくるめて「西神ニュータウン」と呼ばれるようだ。


 駅のすぐ東側には「プレンティ広場」。午前8時55分、いつものように元気にスタート。


 駅前には17階建ての神戸西神オリエンタルホテルがそびえる。さすが神戸だな。


 周辺にはスーパー、コンビニ何でもある。この先しばらくは「野歩紀」「里歩紀」となるので、ニュータウンを出る前に給水・トイレを済ませておこう。


 イオンフードスタイル西神中央店北側には「西区役所」。今年2月に新築・移転したばかりの新庁舎である。西区の人口は約25万人で9区中トップ。面積も北区に次いで広い。阪神淡路大震災では、活断層の西側に位置したことや住宅密集地でなかったことから大きな被害は免れたものの9名の方が亡くなっている。「合掌」


 区役所北側を西に進み、車庫に向かう地下鉄を陸橋で越え、マクドナルド前の信号を渡って右に進む。(午前9時5分)


 西神ニュータウンは昭和50年代後半から平成初めにかけて分譲され、10万人近い人たちが暮らす神戸市のベッドタウンだ。


 350mほどで左に「美賀多台公園」。遊具や芝生広場がある大きな都市公園でトイレがある。


 県立神戸高塚高校のグランドを過ぎ、業務スーパーがある交差点の信号を渡って左へ。50mほどで右に階段があるので下りて行く。ここからは「田舎」を歩くよ。


 こんな斜面を下るが・・・


 すぐに真言宗御室派「寶珠寺」というきれいなお寺の前に出る。(午前9時18分)


 立派な山門から境内に入る。


 お大師様が祀られている。お参りしておこう。「南無大師遍照金剛」


 この鐘楼も立派だな。


 石庭も美しい。


 寶珠寺からさらに進んで行けば右に鳥居が。


 老人憩いの家の向こうに「堅田神社」という神社。天元2(979)年の創建と伝わるそうだ。今日一日の安全を祈願しよう。


 境内には1700~1800年にかかる元号が刻まれた水鉢や石灯籠が残っている。古くから祀られている氏神様なんだろうな。


 神社前からの眺めもいい。


 伐採された竹林を抜ければ小さな水路に出るので左に曲がり流れに沿って進んで行く。


 集落を抜け、田植えが終わった田んぼの真ん中を歩いて行く。のどかだな(この畦道ではなく畦道を右に見ながら歩いています)。


 やがて水路は「明石川」と合流するので左に曲がる。名前からして明石市まで流れているんだろう。これが川の中流と言うんだな。神戸市の南部では見られない光景だ。(午前9時36分)


 200mほど下流の堅田橋で明石川を渡り、右岸を走る県道83号線を左に曲がろう。今日は日差しが強く気温も高いようだが、帽子が被れないほどの風が吹いており、汗がすーっと引いていく。


 5~6分で集落に入ると左に「大日本中央標準時子午線通過地識標」と刻まれた石柱が立つ。「子午線標柱」だ。東経135度、ここの時間が日本の標準時なのだ。(午前9時45分)


 側面には明治43年10月30日、明石郡(当時)の小学校教員らによって建てられた旨刻まれている。以前訪れた、明石市の交番横にあった子午線標柱とともに日本最古のものらしい。


 15~6分ほどで左に4階建ての建物が見えれば県道は緩く右にカーブするので、県道から離れ左の狭い道に入る。


 150mほどで角に小さな石の道標が見えてくる。「左 三木小野」。


 反対側はガードレールで見づらいが、指でなぞってみると「右 淡河宿」と書かれているのかな。方角的には合うな。


 そしてその隣に埋まるのは「平野村道路元標」。昔は「平野村」と呼ばれていたのか。

 
 真っ直ぐ村の中を抜けて行く。左には「神戸西戸田簡易郵便局」。良い感じだな。


 そのまま進んで行くと国道175号線と合流するので左折し平野橋を渡る。(午前10時9分)

 
 明石川を渡って少し歩けば角に「西区平野出張所」。西区や北区は面積が広いうえ交通手段もないので、住民サービスのためこのような出張所や連絡所が方々にあるようだ。


 右に平野小学校を過ぎローソン平野町下村店がある「下村交差点」を左に曲がる。コロナ禍以降、お客さん用トイレの閉鎖などがあるので店舗やコンビニのトイレ情報は各自で確認を。結局は、トイレを借りる側のマナーと感謝の問題だろうな。


 10分ほどで「西消防署前交差点」に出るが横断歩道がないので一旦、消防署と隣の「神戸市立西体育館」前へ回る。体育館には当然トイレはあるだろう。(午前10時28分)


 体育館を過ぎて横断歩道を渡り、先ほどの方向に戻って西消防署前交差点を左へ。歩道のない道を進んで行く。


 次の信号で左を見れば丘の上は西神ニュータウン。ニュータウンを背にして右に曲がる。


 300mほどで洗車場がある三叉路に出るので左に曲がる。


 突き当たりを右に曲がれば若宮神社市民公園という小さな公園があり、その隣に「若宮神社」というお宮さん。(午前10時45分)


 顕宗天皇、仁賢天皇と威徳神をお祀りするらしい。境内には水洗トイレがある。


 道なりに進み住宅地を抜ければ5分ほどで櫨谷川という川を渡る。「はぜたに」と読む。


 川を渡って左に曲がり堤防上を歩いて行けば右に「松本自噴泉公園」という公園が現れる。


 農業用の井戸を掘ったところこんこんと地下水が湧き出したそうだ。公園として整備されている。1日1100tの地下水が自噴する。


 ここも子午線上にあるんだな。


 公園の先を右に曲がり、突き当たりを左に折れれば「二星神社」という小さなお社。


 こういうことらしい。


 さらに畑の間を進んで行けば左に「岡之屋形跡」と書かれた石碑が建つ。源氏物語に出てくるそうだ。(午前10時59分)


 突き当たりを右に曲がれば「池田製餡所」という和菓子屋さんがある四つ辻に出るので渡る。


 田畑の真ん中を進んで行けば県道52号線に出るので左に曲がり、神戸学院大学のグランド、ローソン神戸櫨谷町菅野店を過ぎ、西神ニュータウンへのバイパスを左に見ながらどんどん進む。


 次の信号角に「如意寺」への看板があるので右に曲がる。(午前11時14分)


 途中から右に小さな川が流れるので、川に沿って坂道を上って行く。「この先行き止まり」の看板が立つ四つ辻に出れば左折。


 突き当たりを左折し、すぐ右に曲がる。角には「如意寺0.6km」の案内標識がある。(午前11時21分)


 ニュータウンに挟まれた谷間なのでクマが出ることはないだろうがイノシシは普通に出そうだな。報道によると、最近は里山が荒れて奥山から市街地に獣が出てくるのではなく里山に獣が住んでいるらしい。


 作業場の間を抜けると道の真ん中に如意寺の「仁王門」。


 道から外れて仁王門をくぐる。


 さらに細い道を上っていけば左に「比金山 如意寺」と刻まれた石柱が立つ。天台宗の寺院だ。すぐ左に参拝者用のトイレがある。(午前11時28分)


 後ろに「ハイキング禁止」の看板が立っているが、お参りもするし国指定の重要文化財鑑賞という文化活動なので入らせてもらう。もちろん写真も撮影する。


 右に「文殊堂」。


 その奥には「三重塔」。


 文殊堂の前を上れば左に「常行堂」。阿弥陀如来様をお祀りするので「阿弥陀堂」と呼ばれている。「おん あみりた ていぜい からうん」


 常行堂の横から文殊堂、三重塔を望む。この3つの建造物が国の重要文化財に指定されている。


 正面の一段高い所が「本堂跡」らしいが、解体され礎石が残るだけだ。


 参拝を終え先ほどの「この先行き止まり」の四つ辻まで戻り、そのまま川を渡ってセンターラインのない坂道を上って行く。


 7~8分ほどでニュータウンに突き当たるので左へ曲がる。ここは西神ニュータウンの「井吹台」という住宅地のようだ。(午前11時51分)


 右にニュータウンを見ながら進んで行くと、途中から左に大きな公園が現れる。「井吹台谷口公園」といいトイレがある。


 公園を過ぎ、高層マンションの間を抜ければ角にカインズホーム神戸西神南店。ここを右に曲がる。ここは今朝出発した西神中央駅のひとつ手前の西神南駅前だ。


 そして時間は。今日もぴったり(時計のカレンダー壊れています)。


 今日は「松のや西神南店」で昼食とする。


 「ロースかつ定食(590円)」を注文。


 食事を終え午後0時35分出発。すぐ先の「井吹台西1交差点」を左に曲がり、橋でニュータウンの中央を走る西神中央線という大通りと地下鉄を越えて真っ直ぐ進んで行く。


 3つ目の信号である「井吹台東1東」という三叉路を右へ曲がる。角にはつぐみ保育園。


 坂を下って行くと「井吹台東3交差点」に突き当たるので、横断歩道を渡らずに左へ曲がる。(午後0時47分)


 そのままずっとニュータウンの外周道路を歩く。


 結構な時間を歩かなければならない。途中、大きな橋で谷を渡る。


 橋の下には田んぼが。日本の原風景を上から眺める。


 この先は工業団地になっているようだ。


 やがて右にセブンイレブン神戸ハイテクパーク店が見えてくる。この交差点で道路の右側に渡っておこう。(午後1時7分)


 セブンイレブン隣の「久留主谷公園」という公園を過ぎれば信号を右へ(公園内を斜めに通り抜ければ野球場の隣にトイレがある)。


 そのまま坂を下って行き三叉路を右へ曲がり、阪神高速をくぐってさらに進む。


 太山寺小学校を過ぎれば旧村に入り「前開(ぜんかい)」という交差点に出る。角には消防団庫と火の見櫓が立つ。(午後1時27分)


 また、のどかな風景が見えてきた。


 前開交差点を左に曲がれば7~8分で右に「なでしこの湯」という日帰り温泉が見えてくる。事前のリサーチでは無料の足湯があるとのことだったが、足湯は涸れていた。


 なでしこの湯を過ぎれば右に天台宗「太山寺」の仁王門。「たいさんじ」と読む。霊亀2(716)年の建立と伝わる。(午後1時36分)


 室町時代中期に建造された国の重要文化財である「仁王門」をくぐる。


 良い雰囲気になってきた。


 この先を左に曲がり、石段を上っていけば「中門」。拝観料300円を払って境内に進む。


 右には貞享5(1688)年に建立された「三重塔」。兵庫県の指定文化財だ。


 左手には「阿弥陀堂」。3m近い「阿弥陀如来坐像」は鎌倉時代初期の造作で国の重要文化財に指定されている。「おん あみりた ていぜい からうん」


 そして正面に「本堂」。弘安8(1285)年火災で焼失し、永仁年間(1293~99)に再建された。700年以上前か。間口約21mで「国宝」に指定されている。神戸市唯一の国宝建造物だ。


 御本尊様の「薬師如来」を祀る。「おん ころころ せんだりまとうぎ そわか」


 国宝の前から三重塔を望む。本堂と三重塔、阿弥陀堂の伽藍配置は、午前中に訪ねた如意寺と同じだな。


 境内を後にし、仁王門前を右へ進む。坂を上っていけば「磨崖不動明王」への案内板。


 畑の間を進んで行く。


 お寺の方の話では約15分、私の足で8分ほど歩けば、お寺の横を流れる太山寺川の岩肌に「磨崖仏」。(午後2時5分)


 わかりにくいので望遠で。鎌倉時代に彫られたという不動明王である。「のうまくさんまんだ ばざらだん せんだまかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん」


 参拝を終え、先ほどの前開交差点まで戻って左に曲がり、田舎風景を見ながら県道を上っていこう。


 県道を進んで行けばまたニュータウンに入る。ここは「学園都市」。(午後2時36分)


 右には「流通科学大学」のキャンパス。その他にも神戸市看護大学、神戸市外国語大学、兵庫県立大学、神戸芸術工科大学やいくつかの専門学校などもあるようだ。


 「キャンパススクェア」というショッピングモールが見えてくればゴールも近い。


 やがて本日のゴール神戸市営地下鉄「学園都市駅」に到着。時間は午後2時45分。本日の歩紀「32149歩」(21.86km)。時間の割には結構な距離を歩いたな。直線コースが多かったので歩速が進んだのだろう。ここから大阪梅田駅まで約1時間(670円)。地下鉄駅を発着点としたので何か大都会でも歩いたのかなと思ったが、なかなかどうしてゆっくりと「田舎」風景を満喫させてもらった。
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神戸9区を歩く~札所参りと4つの商店街「中央区2(旧葺合区)」

2022-06-12 18:52:23 | 日記
訪問日:令和4年6月12日(日)
出 発:阪神電車「春日野道駅」
到 着:阪急電車「春日野道駅」

 私は訳あって「摂津国八十八ヶ所巡り」をしている。今日は81番札所の「聖徳院」にお参りすることにした。このお寺は神戸市中央区に所在するのだが、中央区は昭和55年12月、「生田区」と「葺合区」の合区によって誕生。聖徳院は旧葺合区にある。今日はお参りがてら旧葺合区のエリアを歩く。今も残る「葺合」の地名を巡りながら4つのアーケード商店街も訪ねてみた。


 今日のスタートは阪神電車「春日野道駅」。「大阪梅田駅」から約35分(310円)。地下駅なので案内表示を頼りに「3番出口」を目指し、午前9時出発。


 駅の上を走る中央幹線を東へ。すぐに中央幹線と浜手幹線が分岐する「春日野交差点」に出るので、浜手幹線を渡るため歩道橋へ向かう。おやっ。歩道橋に下には何だかレトロな交番が。


 「春日野交番」。こういうのは建て替えられる前に撮っとかなければ。


 歩道橋の先には「JR貨物臨港線廃線跡散歩道」。これは東海道本線から神戸港まで引き込まれていた貨物線跡。


 平成15年12月に「神戸港駅」が廃止された後、廃線となったらしい。当時の線路が残され散策道となっている。


 鉄道跡の散策道で浜手幹線を越える。


 スロープを過ぎれば左に階段が見えてくるので下り、右に見える信号を渡って北に進んで行けば万代百貨店の前に出る。その手前を左折する。


 突き当たり右には「筒井公園」。小さな公園だ。(午前9時14分)


 公園の北端に「震災復旧記念植樹」と刻まれた石碑とサクラの木が。


 公園を出て万代百貨店の北側を歩き、突き当たりを左に折れれば信号の向こうにJRと阪急電車のガードが見えるのでガードをくぐり、そのまま山手幹線も越える。


 信号を渡り右へ進み、次の角を左に曲がれば「大日商店会」のアーケード前に出る。入ってみよう。


 昭和の臭いがするな。


 何かゾクゾクする。


 狭いアーケードを進む。やっぱり昭和だ。


 沖縄・奄美大島出身の人が多いのだろうか。


 300mほどのアーケードを抜ければ右へ。国体道路と呼ばれる通りを渡り、春日野小学校横の坂道を上る。やっぱり坂道が多いな。


 小学校を過ぎれば左に「春日野公園」が見えてくるが改修工事中のようだ。(午前9時30分)


 南側の入口から入れば、北の端っこにサクラの記念樹と石碑が。やはり阪神淡路大震災では大きな被害を受けているんだな。「合掌」


 春日野公園を出て北に進み、次の四つ辻を右に曲がれば「高野山真言宗聖徳院」の前に出る。まずは、今日の目的地だ。(午前9時34分)


 由緒等は不詳であるが、弘法大師を御本尊とする81番札所でお参りをし、御朱印を授かる。


 お参りを終え右へ。すぐの四つ角を左折して、すぐ前の信号を渡ってから右へ曲がる。


 7~8分歩けば左前に見覚えのある建物が。そう「灘区編」で訪れた神戸文学館だ。


 左に曲がる。この道は灘区と中央区(旧葺合区)の区境。前回はこの道を下ってきたが、今回は王子公園を右に見ながら坂道を上る。


 王子公園が終わる手前左に「神戸市立葺合高等学校」。公共施設で今も残る「葺合」の地名。(午前10時)


 葺合高校北側の道を西に進む。


 坂道の向こうには「海が見えるぞ」


 「労災病院前交差点」を越え、どんどん進んで行く。


 いくつか四つ辻を越え、左から道が上がってくる三叉路に出れば左に曲がる。もし左にこの交番が見えれば行き過ぎだ。手前の三叉路まで戻ろう。


 三叉路を下れば右にグランドが見えてくるので、その手前を右に曲がる。突き当たりを左に曲がれば「神戸市立葺合中学校」。2つ目の「葺合」だ。(午前10時17分)


 そのまま葺合中学校前を進み、原田線という大通りに出れば右に曲がる。少し進めば右に「雲中小学校」。


 明治6年開校。150年の歴史を有する古い学校だ。


 そのまま進めば道は「生田川」に突き当たる。川沿いの公園には「連翼亭」という中国風の東屋が建つ。(午前10時28分)


 生田川沿いの銘板を見れば、神戸市と中国・天津市との姉妹都市提携20周年を記念して、平成5年4月、天津市から贈呈されたそうだ。生田川上流に見える建物は、山陽新幹線新神戸駅。


 その向かいには「神戸芸術センター」という立派な建物がそびえる。ここに旧葺合区役所があったらしい。


 センター自体は民間運営になっているようだが、ここの6階に「神戸市立葺合文化センター」がある。3つ目の「葺合」だな。


 「生田川公園」を下って行く。ここはサクラの季節になれば美しい。


 子ども用の遊具に突き当たれば東側の道路に出て国体道路を左に曲がる。


 1つ目信号角には「兵庫モスク」。前回、旧生田区を歩いた際、神戸ムスリムモスクを訪ねたが、ここにもモスクがあるんだな。


 2つ目の信号を右折すれば左に「神若公園」。園内には消防団詰所がある。阪神淡路大震災を経験した神戸市消防局は、日本最強の消防チームだと思うが消防団もあるんだな。


 そして目の前には「サンロードクニカ」のアーケード。2つ目のアーケードに入ってみよう。


 100mほどの短い商店街だ。「クニカ」は「国香」という町名。


 商店街を抜けて山手幹線を渡り、阪急とJRのガードをくぐる。


 そこにもアーケードが。「大安亭市場」というらしい。「おおやすてい」と読む。(午前10時52分)


 ここも昭和の臭いがするな。


 神戸でも有名な商店街らしい。


 賑やかだな。


 250mのアーケードを抜けるとこの道は「旧西国街道」。角に石碑が建つ。


その先の中央幹線角には「兵庫県葺合警察署」。4つ目の「葺合」だ。(午前11時)


 中央幹線を渡り、正面に「浄土真宗本願寺派専称寺」というお寺が見えれば、右の狭い路地へ進む。この道は「旧西国浜街道」らしい。街道を100mほど進み酒屋(たばこ屋?)がある四つ角を左へ。


 突き当たりの小さな公園の中には「神戸市立葺合公民館」。5つ目の「葺合」だ。


 公園前を右に阪神高速の高架を見ながら進んで行けば、自然と先ほどの専称寺に出るので、そのままカーブして行く。この道も旧西国浜街道。次の信号で大阪ガスの巨大なガスタンクが見えれば左に曲がる。


 すぐに中央幹線に出るので信号を渡って右へ進む。2~3分歩けば左に「葺合郵便局」。民間や個人は別として、公共施設で「葺合」が残るのはこの6つくらいだろうか。(午前11時17分)


 郵便局前の中央幹線地下が今日の出発点である阪神電車の春日野道駅なのだが、電車には乗らずそのまま進む。次の角を左に曲がれば最後のアーケード「春日野道商店街」が見える。


 広々とした商店街だな。


 結構、長いな。


 鉄格子がはめられ、まさに町の「金庫」だな。


 約400mの商店街を抜ければ正面にはJRと阪急のガード。今日このガードをくぐるのは3回目だ。


 ガードから山手は「かすがの坂」と呼ばれるようだ。アーケードではなく歩道が有蓋式の商店街になっている。


 ガードをくぐれば今日のゴールである阪急電車「春日野道駅」。午前11時28分到着。本日の歩紀「11324歩」(7.70km)。「大阪梅田駅」まで約35分(320円)。この駅も昭和な感じがする。


 ここのホームは「神戸最強(狭)」かも。


 今日はゴール後に昼食。今日の昼食は春日野道商店街にある「グリル近藤」。


 「本日のランチ(700円)」を注文。

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