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君主もいろいろ

2007-11-12 | 時事ネタ 海外
「黙れ!」スペイン国王が激怒
 チリのサンティアゴで8日から中南米諸国とスペイン、ポルトガルによるイベロアメリカ首脳会議が開催され、最終日の10日、スペイン前首相を批判したベネズエラのチャベス大統領に対し、スペイン国フアン・カルロス1世が怒りをあらわにし「黙れ」と発言する一幕があった。

 首脳会議の公開討論での、こうした感情的なやりとりは極めて異例。アルゼンチンとウルグアイの大統領も、両国国境地帯のウルグアイ側に建設されたパルプ工場の安全性をめぐり激しく対立。首脳会議は荒れ模様となった。

 報道によると、反米左翼のチャベス大統領は会議の中で、イラク戦争への参戦を決めたアスナール前スペイン首相を「ファシストだ」「ヘビの方がまだ人間らしい」などと強い口調で繰り返し批判。 10日はスペインのサパテロ首相が「前首相も民主的に選ばれた。敬意を払うべきだ」とチャベス大統領に苦言を呈した。大統領が何度も反論のため首相のスピーチを遮ろうとしたところ、首相の隣にいたフアン・カルロス一世が身を乗り出して大統領を指さし「黙らないか」と発言した。

 チャベス大統領は政敵に対する激しい非難で知られる。昨年は国連総会の場でブッシュ米大統領を「悪魔」と呼んでののしり、物議を醸した。

 首脳会議は、各国が協調して社会政策を推進、域内の貧富格差縮小を目指すことなどをうたった宣言を採択し閉幕した。(共同)
【産経新聞 2007/11/11】----------------

>アン・カルロス一世が身を乗り出して大統領を指さし「黙らないか」と発言した。
漢だな!カルロス国王。とりあえずGJ!
>反米左翼のチャベス大統領は会議の中で、イラク戦争への参戦を決めたアスナール前スペイン首相を「ファシストだ」「ヘビの方がまだ人間らしい」などと強い口調で繰り返し批判。
首脳会議の場にしては下品だなチャベス大統領は。反米主義者でアメに媚びない点では彼も漢なのですが、だんだんDQN度が高まっているような。中共や北朝鮮とも接近しているらしいし。典型的な左翼独裁政権の道をたどっているな。

だいたい相手を「ファシスト」と罵るヤツに限ってファシストだったりする。例えば北朝鮮とか中共とか。日本でも自称平和主義者・人権派なんて連中に限って全体主義的だったりするワケですな。昨今の沖縄なんかネ。

でも、天皇陛下だったらこんな事は言わないでしょうな。いや、それでイイんだけどね。君主のキャラもいろいろで。

天皇陛下にはその良さがあって・・・
「琵琶湖のブルーギル繁殖心痛む」 天皇陛下ごあいさつ
 天皇、皇后両陛下は11日、大津市で開かれた「全国豊かな海づくり大会びわ湖大会」に出席した。天皇陛下は、外来魚ブルーギルが異常繁殖し、琵琶湖の漁獲量が大きく減ったことに触れ、「ブルーギルは50年近く前、私が米国より持ち帰り、水産庁の研究所に寄贈したものであり、当初、食用魚としての期待が大きく養殖が開始されましたが、今このような結果になったことに心を痛めています」と述べた。

 魚類を研究する天皇陛下が外来魚問題について公の場で発言したのは初めて。
【朝日新聞 2007/11/11】-----------------

よくよく考えてみると陛下にはなんの責任も無いのですが・・・
父君の昭和天皇も戦争責任を感じられ心を痛めていたのと同様、なんという謙虚さ。我が日本もすばらしい君主をもったものです。

この謙虚さを少しは政治家や役人も見習ってほしいモノですな。



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