昨日テレビでフィンランドのサンタクロースが来日しているニュースを見ました。
懐かしくなり、今日はフィンランドについて。
フィンランドといえばムーミンが有名でヘルシンキ空港のお土産屋にはムーミンのキャラクターグッズが置いてあったりします。
サンタクロース村へはヘルシンキから約1時間半ほど飛行機で北上したロバニエミへ飛ばなければなりません。 その空港から車で10分以内でサンタクロース村に到着します。近くには他の観光施設もあったりします。
そこは観光施設でお土産屋、カードを出す郵便局、レストランがモールの中にあります。 サンタの部屋もあり、そこには1日数回お目見えし、一緒に写真を撮ったり出来ます。
中央広場には線が引いてあり、ラインの向こうは北極圏で、このサンタ村は北極圏をまたいでいることになります。
日本人の訪問者が多いのかロバニエミのホテルの朝食に日本食のビュッフェがあったのには驚きました。 ご飯、みそ汁、卵、ノリ、お新香とシンプルですが充分です。ウエイトレスの一人も日本語を話したりと遠くへ足を運んだ気がしませんでした。
先の大戦中はソ連軍によって大きな破壊を受けましたが今は立派に立ち直っており、冬にはスキージャンプの国際大会も行われ日本のジャンプ陣も訪れます。
当時は仕事でこのロバニエミから約70キロ北上した北極圏の街、ケミヤルビという街をよく訪れました。いつもロバニエミでレンタカーを借り、途中のサンタ村で食事をし、覚悟してから森の中を70キロ北上していました。
この小さな街ケミヤルビでは年1回日本発祥の「スポーツ雪合戦大会」が行われます。 国際ルールもあって競技といっても過言ではありません。
日本には多くのチームがあって日本選手権も行われ、日本の優勝チームはここケミヤルビを訪れます。
私もケミヤルビの大会に参加しましたが当然上位に行くことはありませんでした。
ケミヤルビから更に北上するとイヴァロという街があり、そこにはポルシェ トレーニングセンターがあります。 フィンランドは自動車の寒冷地走行試験には適しているとのことで日本を含め各自動車メーカーが試験にやってきます。
ロバニエミにはラリードライバートレーニングコースもあり、一度スバルのラリーチームに出くわしたことがあります。
またフィンランドにはラップ人という民族が主に北部フィンランドに居住していますが顔はアジア系で日本で言えばアイヌのような存在でしょうか。 アイヌ、ラップ、エスキモーと北の民族には共通点が多いようで同じ楽器を使っていたりします。アイヌとラップの国際交流もあるようでサンタ村には記念の像がありました。時間が出来たら起源を調べてみようと当時思いましたがかなり時間が経っています。
日本との接点の多い国です。
歴史上の大きな接点は日露戦争当時の明石大佐と抗露フィンランドレジスタンスの関係ですね。
サンタといえばトナカイですがこのあたりでは野生のトナカイをかなりの頻度で見ることが出来ます。 時々交通の邪魔をするので厄介な時もあります。
冬、雪で真っ白になった森の中の一本道を車で走っているとトナカイ家族が突然道を横切ることがあり、結構冷や冷やです。
トナカイは現地で食用にもなっていて一度トナカイの舌のボイルにブルーベリーソースがかかった料理を食べましたがなかなか美味でした。
今日もまとまりませんでしたが心優しい人の多かった親日の国フィンランド、良き思い出です。
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