●3月3日は、世界ノルディック選手権の実質的な最終日。ジャンプは、ノーマルヒル個人戦です。前日の予選で日本選手4人は通過しましたが、どちらかというギリギリ通過という感じで、この日の決勝はあまり期待できないかなぁと思っていました。
●回りも暗くなり準備は万端。観客もラージヒル団体戦効果で入り込みは上々です。
●結果は、まさに惨敗。2回目に進むことができたのは、伊東大貴だけ。優勝はアダム・マリシュでした。マリシュは、ラージヒルのときもそうでしたが、公式練習、予選でもダントツの飛距離。一人だけ別次元の境地に達していますね。ラージヒルで本番で結果が出なかったからなのか、前日の予選は2本目をキャンセルして休養に当てていました。
●私はこの日も選手控え室に詰めていましたが、マリシュは2本目の前も静かに1本目の結果を見ながら集中していましたね。カッコイイ!その上、ダントツの優勝。
●これで、私のボランティアも終了と相成りました。感想ですけど、今回のイベントは、選手が競技を行う上では、ほぼ完璧な運営だったと思いますが、メディアへの露出や観客動員では???ですね。TV放送権がTV朝日が取ったようですが、まともにTV中継があったのはラージヒルのみで、ノーマルヒルはとんでもない時間に放送していたし、世界ノルディック選手権中にNHKのBSは、世界アルペン選手権を再放送しているしどうなってるの?って感じでしたね。