■ジャンプのスキーのビンディングってどうなっているのでしょうね?私もスターターをやるまでは良くわかりませんでした。踏み切ってかかとが上がって着地するとまた安定して滑り降りてくるというのはなんとなく不思議な感じです。
■まずスキーですが、スキー靴の先を固定する構造になっています。
■このビンディングの先の突起のような両側の白いものをこのように先の方に回します。
■スキー靴の先はこのような段差がありこれをビンディングの先に入れて、先ほどの白い突起状のものをスキー靴側に回すとビンディングの中でスキー靴の先が固定されます。
■次にかかとをどのように安定させるかですが・・・・
■スキーのかかと側にビンディングとひもでつながったプラスチック(ここでは青いもの)がついています。これをスキー靴のかかとに差し込み固定します。このひもはある程度の弾性があり戻るようになっているようです。これで、飛び出したときにかかとがあがり着地したときには、戻るという動作が可能になるという訳です。
■ほとんどの選手はこのようなビンディングで競技を行っていますが、最近新たなビンディングが出てきたようで、日本も高橋大斗選手が使っていました。ジャンプの世界では、技術や用具の進歩が日進月歩。来年はまた新たなビンディングやスーツが登場するかもしれません。
追伸:
来週は、原田雅彦の引退試合(第7回伊藤杯シーズンファイナル大倉山ナイタ ージャンプ大会)が、25日(土)試技午後5時10分、競技開始6時から大倉山で行われる予定。原田の最後のジャンプを見に行こう