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ほっかいどう@genki.co.jp

「ほっかいどう」に関わる政治・行政・経済からスポーツまでさまざまなネタをそれなりに語ります。(^―^)

決勝戦の行方

2008-10-06 19:56:47 | 野球

●秋季全道大会のフィナーレとなる決勝戦。いわば守りと機動力の北海学園札幌×強打の鵡川。対照的な2チームの戦いとなりました。

●先攻は鵡川。こういう緊張しがちな試合は後攻よりも先攻を取って先制する方が最近はいいみたいです。鵡川が勝って先攻を選んだのかどうかが気になるところでしたが、案の定、鍵政投手はツーナッシングからファーボールで始まりあっという間の2失点。これが最後まで重たい2点になりました。

●西藤投手は昨日と打って変わって力のあるボールを投げ込み学園打線をことごとく詰まらせ内野ゴロの山。3回までは3者凡退と完全に押さえ込みます。

●鍵政投手も初回こそ緊張と警戒しすぎで制球が若干乱れましたが、その後は安定した投球。両校ともその後は1点ずつ取り合い3×1。後半は学園札幌も徐々に攻め込みますがファーストライナーで2塁ランナーが飛び出しゲッツーになる不運もあり、9回も先頭打者が出塁するもセカンドゴロでゲッツー。最後は三振でゲームセット。両校ともテンポ良く攻めて守り、中身もありながら試合時間はなんと1時間28分。近年まれに見るスピーディーな好試合、いわゆる「ナイスゲーム!」でした。

●鵡川打線はやっぱり迫力がありましたね。3点目は強力クリーナップを押さえた後に6番に3塁打を打たれた失点で威圧感が生んだ追加点と言えそうです。

●学園札幌は西藤投手の球威に負け最後まで捉えられず得意の機動力も十分発揮できませんでしたが、来年の夏に向け決勝戦を経験できたことは大きな財産でしょう。この大舞台でバントをしっかり決めることができたのも収穫です。守備はしっかりしているので、後は格上の投手のときにいかに力負けしないスイングができるかでしょうね。ワタシ的には鵡川よりも伸びしろがあるチームと感じていますので、一冬越えてどこまで成長しているか楽しみにしたいと思います。

●秋の大会に負けたチームはその日から来年の夏に向けて再スタートが切られます。鵡川に負けた北海、岩駒も夏の新チーム発足が遅かったにもかかわらずここまで来ていますので、来年は更にレベルアップした姿が見られるでしょうね。

●鵡川は、現時点では打力が群を抜いていますし、投手も右の本格派が2枚。神宮大会での活躍を期待します。できれば優勝して神宮枠をゲットしてほしいですね。

●学園札幌には勝ってほしかったけど、2000年以来の決勝進出もまたもや敗退。甲子園への道は近そうで遠いですね。選手個々の力は優勝してもおかしくないところまで来ていると思いますが、やっぱり決勝で勝つための「なにか」が足りないんでしょうね。それをこの冬にみつけてほしいと思います。

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秋季全道大会決勝!

2008-10-05 22:52:21 | 野球

●今日は、終日、秋季全道大会準決勝を観戦。第一試合は、函大有斗VS北海学園札幌。序盤は有斗主戦の工藤投手の切れ味のあるストレートの方が学園札幌190センチエース鍵政投手の角度のあるボールを上回るできでしたが、流れで学園札幌が先制。しかし、函大有斗の上位打線の方が振りは鋭い感じ。1番バッターの3塁打で追いつきその後、エンドランを絡めて逆転。学園札幌もすぐに追いつき2対2の同点で延長へ。7回ころから工藤投手は時たま抜ける球が出てきて学園札幌もなかなかとらえきれないという展開でしたが、延長11回。函大有斗の守備の乱れから、3×2で学園札幌がサヨナラ勝ち。

●函大有斗は工藤投手がエースで4番。来年の夏に向け選手層を厚くしていく必要がありそう。学園札幌は工藤投手をうちぐみましたが最後は鍛えた走塁で勝機をつかんだと言えそう。

■第2試合は鵡川VS岩駒。岩駒は4期連続甲子園を狙っています。一方、鵡川は久々に監督好みの重量打線。序盤は鵡川エースが乱調で6×1と岩駒がリードしましたが、ここから、ししゃも打線の真骨頂。4×6と追い上げ岩駒が投手交代したところで4番がいきなりスリーランホームランで逆転。第2試合はホームから外野に向け強いフォローの風が吹いていましたがこれも鵡川に味方しましたね。更に5番も左中間にホームランで一挙に8×6と逆転。その後も岩駒の投手を打ち込み6回までに12×6とリードを広げ7回には、3番西藤がバ117メートルのバックスクリーンを越える特大ホームラン。円山のバックスクリーン直撃はかつて尚志学園のスラッガー浜村が打ったのを見ましたが、越えたのは初めてみました。これで完全に勝負あり。7回裏の岩駒の攻撃は代打攻勢も空振りに終わり試合終了。結局、鵡川の強さばかりが目立つ試合となりました。これで鵡川は北海、岩駒と夏の甲子園出場校をいずれもコールドで撃破となりました。

■明日の試合は、まったく予想できませんが、学園札幌のスモールベースボールと鵡川のビッグベースボールの対決と言えそうです。共通点はどちらも走塁がチョー積極的。ミスも出ますが相手にかなりのプレッシャーをかけていると思います。この辺は香田野球の良い点を受け継いでいるのではないでしょうか。

■投手はどちらもかなりきつくなっているので、継投がポイントでしょう。鵡川は今日、継投しているので結構早めに切り替えてきそうですね。学園札幌は全道大会は背番号10の鍵政のみで勝ち上がっているので、どこで1番の明石につなぐか監督の腕の見せ所でしょう。

■打線は学園札幌はジグザグ打線でバントを多用してきます。鵡川はバントはまずしないのでエンドランを多用します。この辺が決勝戦でどう出るか。鵡川の攻撃ははまると破壊力抜群ですが・・・。今日もエンドランでセカンドライナー・ゲッツーというのがありました。

 

■両試合を見ていると、ロースコアの接戦なら学園札幌、大味の点の取り合いなら鵡川という感じですが・・・。気持的には、夏に北海が優勝したので、秋は学園札幌(旧札商)が勝って、苫小牧勢にここ数年劣勢だった札幌勢の復活をアピールしてほしい気がします。いずれにしても両校とも悔いのない試合をやってほしいと思います。

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日本は4位・・・。

2008-08-24 11:21:03 | 野球

●まずは、アジア代表で決勝に進出しキューバを破った韓国におめでとうと言いたい。キューバの機動力あふれる強力打線と真っ向からぶつかり、しかも9回は1アウト満塁をゲッツーで切り抜け勝利。見事というしかない。

●昨日、日本の試合以外のキューバVS韓国を見て、今回の日本チームがいかに元気がなかったかよくわかる。どちらのチームも国の威信をかけて戦っている気持が全面に出ていた。

●星野ジャパンは、3位決定戦も準決勝と同じ過ちを犯した。5試合目の登板となる川上を3イニング目まで引っ張り決定的とも言える痛打を浴びる。途中、ラジオで聞いていたけど、解説の与田がフォームの崩れと投げ急ぎが出ていると再三心配していたことが現実に。今の日本の打線からすると、だめ押しともいえる4点ビハンドを喫してしまった。しかも、先発メンバーにはGG佐藤と村田の名前が・・・。おそらく多くの人が「なぜなんだ」と思っているのでは。そして、最後は、エースに指名したはずのダルがなんと敗戦処理!

●星野流の「監督の起用に意気に感じて選手が発憤する」という構図は長いシーズンの中でこそ生きるもの。今回のような短期決戦ではなかなか難しいと思う。選手はみんな一所懸命やっているのだろうが、調子の上がらない選手からすると、使われること自体で苦しんだ面もあったと思うし回りの選手もそんな監督の起用に戸惑ったのではないかと思う。おそらく不協和音がチーム内にあったのではないか。朝日新聞でもかなりの酷評が書かれているが、今大会の結果は、選手のコンディショニングを見極めずに「気持」だけで選出し、使いつづけた首脳陣の責任に帰することになると思う。

●日本球界も今回の結果を見ていくつか改革しなければならない面があったと思う。特に、今大会のストライクゾーンは審判によって一定せず、しかも思った程、アウトコースは取っていなかったしインコースはからい。低めは膝よりちょっと上からベルトのちょっと上とかなり狭いストライクゾーン。日本では試合進行を早めるため、上下はかなり広く、インコースは甘い。投手はこのストライクゾーンの狭さに苦しんだのでは。打者を警戒してファーボールからの失点が多かった。日本でもストライクゾーンやカウントの仕方を国際標準にして、ストライクゾーン以外で試合進行を早める仕掛けをやる必要がある。まぁ、選手はみんなプロなのに、審判がアマチュアというこの構造自体に問題がありそうだけど。

●今回、タイブレーク制が導入されたことについても、日本の反応は否定的だった。元々、少年野球や軟式の中学野球では導入されているけどね。しかし、オリンピック種目として、復活することを目指す上では、試合時間の短縮は必然。バレーボールもバドミントンもラリーポイント制にしたし、もともとラリーポイントの卓球は21点制から11制に変えた。試合時間を短縮してTV放送を意識した国際ルールを考えない限り、復活はないと思う。ただし、大リーグはルールを変えないから日本のプロ野球もルールは変えない。となると、国際ルールと大リーグルールのダブルスタンダードになるので、日本がオリンピックで勝つためには、選手がこのダブルスタンダードに慣れる時間が必要。例えば、オリンピック前の1ヶ月くらいは代表選手による合宿を行うとか、毎年、シーズン中でもチームを抜けて国際大会に参加することぐらいのことをしないと金メダルは取れそうもないね。

●今大会を振り返ってみると、ケガ人が多く戦術の選択肢が狭く淡泊な攻撃に終始したこと、キューバ戦に負けた場合の戦略が明確ではなかったこと、チーム全体が国際試合に最後まで適応できずに終わったことなどで予選リーグを突破するのが精一杯になってしまった。韓国やキューバの気迫を見ると、ここ一番で力を出せず負けるべきして負けた感が強い。アテネ大会の反省から1チーム二人の枠を取り払ったが直前で怪我人続出でメンバー変更せず臨んだことが裏目に出てしまった。次回はおそらく東京大会で復活することになるので、短期決戦という国際大会に慣れたプロの監督を複数育成することも重要になってくるね。

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星野ジャパンヘ(´o`)ヘ

2008-08-23 11:03:51 | 野球

●星野ジャパンが韓国に2連敗・・・。しかも一番負けられない準決勝で。

●結果論だけど、あそこでなぜ岩瀬?その後が涌井?。星野監督いわく「藤川→岩瀬の必勝リレーで打たれたのだからしょうがない」的なコメントだが。岩瀬は予選リーグから調子が今一。最終戦のタイブレークでも打ち込まれている。サドンデスの決勝トーナメントは、調子のいい選手を使うのが鉄則のはず。調子の良い成瀬と岩瀬の順番を入れ替えていればどうなったか。まったく中継ぎで使われていない若い涌井をいきなりあの場面で起用するのも???。

●今日の試合の敗戦の伏線は予選リーグ最終戦のアメリカ戦からあった。既に決勝トーナメント進出を決めて準決勝はキューバと韓国のどちらとやるのがやりやすいかを考えながら試合を進めるべきだった。負ければ韓国、勝てばキューバ。やはりやりやすいのは韓国とみるのが順当。その試合で比較的調子のいい田中に5イニングを投げさせてしまった。中途半端に勝ちに行って、岩瀬が打ち込まれ敗戦。準決勝の投手リレーの選択肢を狭めてしまったなぁと思ったもの。そして、また岩瀬・・・。調子の上がっていない岩瀬は投入するにしても早めに使いその後は調子の良い投手でつなぐべきだったんだろうけどね。とにかく残念。

●打線も2点は先制したものの、その後追加点を取れず重たい展開にしてしまった。こうやってみると、WBC優勝のときのメンバーで今回出ているのは川崎、西岡、里崎、上原、杉内、藤川、青木、新井、宮本しかいない。しかもあのときのレギュラーで残っているは川崎、西岡、里崎。川崎、西岡はケガで万全ではないし、今回4番の新井は控えでほとんど試合に出ていない。韓国に比べて一発の怖さが感じられない軽量打線の感は否めないし、スモールベースベールに徹した訳でもない。星野監督は、明日の日本の野球を背負う若いメンバーにこだわったと思うけど、結果的には宮本以外に、DH制を使えるのだから小笠原か誰か4番をまかせられるベテランを入れておくべきだった。ダルが調子が上がらず決勝トーナメントの軸にできなかったり村田の絶不調も誤算だっただろうけど。

●ある人曰く「星野は日本シリーズに勝ったことがないので、短期決戦に弱い」と言っていたけど、それがはまったような敗戦。困ったときには、自分が過去に使ってきた選手や実績に頼るのはしょうがないが選手の調子を見ながら出番を考えるのが監督の役割。今回は、昨年の予選の韓国戦でスタメンだった矢野を先発させたり、岩瀬にこだわったりしたのが裏目に出てしまった。

●逆に韓国は2点のビハインドを跳ね返した底力を感じる試合だった。予選リーグも全勝だけど、必ずしも楽な試合ばかりではなく中国にも1×0の接戦をしているが「負けない」ところがすごい。韓国にはアジア代表として、キューバの厚い壁を打ち破ってほしいと思う。

●日本は今日、3位決定戦。アメリカは2A、3Aの若手ばかり。和田が先発すると思うけど、和田→ダル→田中→藤川→上原のリレー(ワンポイントで成瀬、川上)で、打線は、日本らしいきめの細かい攻めを展開して5×2くらいで勝ってほしい。今日の試合でいかに気持を切り替えて望めるかだろうけど。

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北海道のチーム総括!

2008-08-17 14:43:24 | 野球

●甲子園は、今まさに準決勝の真っ最中。4,000校以上の学校の頂点に立つチームが明日決まります。

●北海道からは、北海と岩駒の2校が出場。北海は初戦敗退。岩駒は2勝してベスト16まで勝ち上がり、国体出場までゲット。

●自分なりに今年の北海道の高校野球を勝手に総括すると、力的には北海の方が岩駒より若干上と見ていましたが、北海は東邦に力負け。岩駒は対戦相手に恵まれた面もありました(1回戦は初出場、2回戦は甲子園未勝利)が、3回戦まで勝ち上がりました。

●北海は、南北海道大会では、実質は本命視され順調に甲子園出場を決めました。道内ではまず打たれない鍵谷の高めに抜ける速球が甲子園での東邦戦ではことごとくフルスイングで打ち抜かれ北海道の野球とのレベルの差を見せつけられました。朝日新聞にも載っていましたが、得意のバントも東邦の守備フォーメーションに完璧に封じられ点差以上の完敗と言ってもいいでしょうね。今年の大会は打撃優位がまた鮮明になってきています。木製バットに戻さない限り、今後もこの傾向は変わらないでしょうね。投手がいくら145キロの速球を投げても制球力や球をもっと速く見せるコンビネーションがなければ棒球となって痛打を浴びるという構図です。しかも2番手にそれなりの力があり経験のある投手がいなければ試合自体を持ちこたえられない状態です。

●岩駒は、北北海道大会で予想外の大苦戦続きだったのがチーム力を引き上げる要因になったのではないかと思います。実質的には、南北海道のチームである岩駒を倒すという気持が北北海道の各チームには強かったのではないかと思います。ここ一番の守備や打撃はやはりプレッシャーのかかった実戦の厳しい場面でのみ向上するもので北北海道大会の戦いが結果的にプラスに働いたのではないかと感じました。戦力的には、投手を右、左と2枚、用意しておりどんな場面にもある程度対応可能な体制はできていましたし、それが1回戦では生きたと思います。そして2試合を経てチームが更に育っていくというのを実感したのではないでしょうか。それが智弁和歌山戦の7回までのリードにつながったと思います。しかし、最後は捕まってしまいました。あの8回のビックイニングを作らせないベンチワークや粘り強さが少し足りなかったのかもしれませんが、大健闘と言ってよいと思います。

●駒苫の3年間の戦いと今年の結果をみると、全国で勝ち上がるチームは、スタメン9人に走攻守の穴がなく守備が固い(できれば控えも同じレベル。スター選手は不要)。打撃はコンパクトで力強いスイングができる(東邦の選手は構えは大きかったですがスイングはおそろしくコンパクトでしたね。)こと。投手は高いレベルで最低2枚、できれば3枚以上はほしいとところです。しかもそれぞれの投手に経験を積ませながら北海道の大会を勝ち上がっていく(これが難しい!この辺が香田監督はうまかった。)。これができれば全国のどんなタイプのチームとでもロースコア、ハイスコアどんなタイプの試合でも接戦ができると思います。

●駒苫が連覇+準優勝という結果を残した香田野球は、北海道の他チームに「やればできる!」という気持と「全国制覇」という目標設定を残したと思います。目標だけ高くてチーム力が伴わなければ単なるスローガンです。その目標を実現するためにはどんな戦力が必要でそれを当てはめたとき、自分たちのチームにはなにが足りないか、分析して計画的にチームを補強するなり、強化して埋めていく作業が必要でしょうね。今年のチームでは札幌第一がそれに一番近かったと思いましたが、やはり南北海道大会を勝ち抜けなかったという結果です。

●北海道の大会を勝ち上がるチームづくりと全国で勝ち上がるチームづくり。同じように見えてイコールではないチームづくりですが、第2の「駒苫」が出現することを期待したいですね。

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岩駒1回戦突破!

2008-08-03 10:31:44 | 野球

おめでとう

●「ひぐま打線」の異名を取り、選抜では実績を残している岩駒。夏は意外にも3回出場して未勝利だったんですね。

●確かに、選抜大会は、予選を前年の秋にやるので、大会の時点で強いチームが出てくる訳ではなく、出場校のチーム力にかなりのばらつきがあるので、相手によっては勝ちやすい可能性が夏に比べると格段に高くなると思います。21世紀枠のチームが結構活躍するのもこの辺のことがあるからかもと思ったりしています。

●それに比べ、夏はどこもがっちりチームを作り上げてくるので、実力がないとなかなか勝つことは難しいと思っています。岩駒は、ある意味、運良く2期連続開幕戦。極度に緊張する開幕試合。こればかりは経験のある方が有利と言えるでしょう。

●試合内容は御覧のとおりで、かなりドタバタの試合でしたね。岩駒は1、2回に送りバントを決められず相手もチャンスに拙攻続きと開幕戦の緊張の中、普段の野球がまったくできない状態だったようです。その中で、なんとか3回に集中打で6点、その後2点を取って逃げ切ったというところでしょうか。投手も1回からピンチ続きで5回まで無得点だったのは相手に助けられたとしかいいようのない感じでした。夏は勝ち上がってきたチームはどこも打力はかなりのものがありますし、しかも金属バット。序盤の8点リードでは流れが変われば安心はできないなぁと思っていましたが板木投手も5回まででかなり体力を消耗したようで、6回は先頭打者をデッドボールで出した時点で限界だったと思います。その後は相手が本来の力を発揮し始めじりじり追い込まれる悪い展開。8回の2アウト満塁での再登板はある意味賭だったでしょうが流れを断ち切ることができ監督の好判断だったと思います。

●試合の中で気になったのは、4回の1アウト3塁で関工が前進守備をしいている中、高いバウンドのセカンドゴロ。ここでランナーが判断よくホームインできなかった点です。かつての駒苫なら難なくホームインしていたはず。接戦になるとこういうところで相手にプレッシャーをかけられるか、1点を取れるかどうかで勝敗が決まってしまいます。

●守りは4失策、9被安打、10与四死球という厳しい状況ですが、経験の差と15安打の打線が相手のミスもあり勝利を呼んだというところでしょうか。

●これまで北海道のチームは1回勝てば目標達成的な雰囲気がだたよったところですが、駒苫の3年連続決勝進出という輝かしい実績を考えると、これで満足することなく、修正するところは修正して次の盛岡大付戦も勝って、智弁和歌山に一泡吹かせる意気込みでいってほしいと思います。

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遅くなりましたけど

2008-08-03 10:05:03 | 野球

●シニアの大会いわば中学生版北の甲子園!「財団法人全国リトル野球協会リトルシニア北海道連盟創立35周年記念全国選抜大会」は、新琴似リトルシニアが優勝。内地の並み居る強豪を撃破しての優勝は素晴らしいですね。

●自分的には、リトルシニアは、野球版の高校予備校だと思っています。高校野球の準備段階で、硬式球を使って野球小僧たちが切磋琢磨する場といえるでしょうね。

●ここで力を蓄えた子どもたちは、道内の私学や公立の強豪校、場合によっては内地の有名校に野球留学することになるんでしょうね。

●今年の甲子園の予選でも早実のキャプテンは札幌北シニアから、エースは旭川北陵シニアから行った子らしいし、日大三校にも北海道出身の子がいたらしいですね。何年か前には慶応義塾高校に行って甲子園に出場した子もいたはずです。

●中学生生活が終われば次は甲子園目指して高校野球!夢に向かってガンバってほしいですね。

 

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シニアの大会を観戦!

2008-07-29 22:36:16 | 野球

●最近は野球ネタが多いんですが、先週末は中学の硬式野球いわゆるリトルシニアの大会を観戦。今は、全国の強豪を招待して、更に台湾のチームまで参加してのかなり大きな大会が札幌周辺で開催されています。それは、全部で64チームが参加している「財団法人全国リトル野球協会リトルシニア北海道連盟創立35周年記念全国選抜大会」。いわば中学生版「北の甲子園」というべき大会でしょう。全国から参加しているチームも有名どころがかなりいるようです。

●私が見たのは、函館東VS調布(東京)戦。かなり力の差がある感じで、ワンサイドゲームでしたが、やはり中学生のときから、硬式の速い打球に慣れるのは野手に関しては、軟式とかなりの差ができると実感した次第です。ゴロを捕るグラブの開き方、捕ってからのスローイングの力強さ。どれを取ってもかなりのものです。

●逆にピッチャーに関しては、軟式でも高校に入ってすぐ硬式出身者と対等あるいはそれを上回る場合があります。硬式の場合、どうしても肩や肘に負担をかけがちで高校に入った時点で故障を持っているというケースも少なくないようです。北海のエース鍵谷くんも七飯町の軟式野球部出身。ただし、かなりすごかったようで、北海に入ってからもすぐに練習試合で登板したりしていたようですね。

●いずれにせよ、北海道のシニアのチームがこのような機会を持って全国の強豪を対等に戦うことができるのは、高校に入ってからも本州(内地)のチームに気後れなく挑むことができる訳で非常に素晴らしい大会だと思います。

●今年の南北海道大会に優勝した北海、準優勝の札幌第一東海第4北照。北北海道大会で優勝した岩駒旭実はレギュラーの多くがリトルシニア出身となっており、他にもサンリーグやポニーリーグなどの中学の硬式野球チーム出身者がいます。

●明日は、準決勝、決勝。見に行くことができないのは残念ですが、北海道勢は、新琴似シニアが残っていますので、健闘に期待したいですね。

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久々に駒苫

2008-07-20 20:33:19 | 野球

の初優勝のときのビデオを早送りで見てみた。

●日大三高戦と横浜高戦だけど、日大三高は、駒苫とやる前にPLに勝って上がってきているね。駒苫はランナーが出ると決まって送りバント。犠打が7個以上だったね。そしてその後に集中打で得点するパターン。どの打順からも良く打つね。しかも走塁が良いので、相手がバント処理を焦ってミスるケースも(あまり北海のバント・オンリーをとやかく言えないというのがわかりました。)。

●横浜高戦は、林のサイクルヒットが記憶に残るが、あの涌井対策でずらりと左打者を揃え(というよりレギュラーのうち6人が左。この年の駒苫は左の好投手には当たらなかったという幸運があったというのが今日のビデオでわかった。)、彼は7番を打っていたんだね。この試合もバントが多いが結構2塁あるいは3塁ホースアウトがあったりで、18安打を打ちながら6点しか取れなかった。

●この年の駒苫の打者の印象は、とにかくインコースのさばきが素晴らしい。詰まることなく打ち返す技術がすごいと思う。キャプテンの佐々木はアウトコースは意識的にレフトに流し外野の頭を越えるパンチ力も見せている。後はとにかく走塁。2塁からワンヒットで確実に帰ってくるのは見事だしこれが相手を心理的に追い込んで大量点につなげる秘訣なのかも。この辺がよくわからないうちに点を取られるという香田野球の神髄かもしれないと一人納得してしまいました。

●野次馬的だけど、北海もバントの技術は駒苫に劣らないと思うので、「足にスランプはない」とよく言うし今以上に、走塁に磨きをかけてほしいものだ。

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おめでとう\(^o^)/

2008-07-20 11:34:24 | 野球

●ついに北海高校が9年ぶり34回目の甲子園キップを手にした。今年は(というよりも昨年の秋から)甲子園に行くなら北海と思っていたけど、秋は旭大にまさかの0×1で全道1回戦敗退。今回は満を持しての優勝という感じか。

●今大会はエース鍵谷が安定し北照の9回の攻撃以外はまったく危なげない戦いだった。勝つべくして勝った優勝だけど、優勝後の監督、主将インタビューでも「OB」という言葉が出てきたし、円山球場での優勝後の校歌でも全校応援以外に多くのOBと思われる人たちが立ち上がり歌っていた。北海は良くも悪くも常に「OB」を意識しながらやって行かざるを得ない伝統校の宿命を背負っているというのを実感した一場面だったね。おそらく勝てないときは、監督にもかなりのプレッシャーがあったと思う。その意味では、北海がバント、バントで送って負けない野球をやらざるを得ないのは理解できるけど・・・。

●試合は、結果的に1回の攻防が勝敗を分けたと言っても良いと思う。第一は、2アウトながらランナー3塁。ここで4番高石と先制する絶好の展開。鍵谷も慎重に攻め最後はスライダーで三振にしとめた。一方、北海は2アウトランナーなしから、主将の小林のヒット、ファーボールを挟み3連打で2点を先制。札幌第一は2回表もノーアウトで3塁打と攻めたが、サードのファインプレーでランナーを釘付けにされ無得点に抑えられた。その後は、鍵谷が要所を押さえながら調子を上げ7回~9回は三者凡退に抑え打線も中押し、だめ押しと2点ずつ加点し6×0と完勝した。第一は序盤にランナーを出して得点機を演出しながら1本が出なかったし、鍵谷が打たせなかったと言ってもよいと思う。

●北海は、昨年の秋季大会から鍵谷を中心に札幌支部では一つ頭が抜けた存在だったが、一冬越えて打力も上がり万全の体制で今年のシーズンを迎え結果を出したと言える。甲子園出場を決めたからには、OBからの呪縛を離れ、「甲子園で勝ち上がる」野球を徹底的に追求してほしい。最初に全国制覇した駒苫に比べても守備力はまったく遜色ない。打力は若干下位打線が弱いけど9番に鍵谷を置いてカバーしているし、1回も7回も2アウトランナーなしから集中打で得点したとおり打線に力のあることも確か。ピッチャーは、あのときの駒苫は、鈴木、岩田の左2枚に松橋と試合で使えるピッチャーが3枚いたが、北海は鍵谷1枚。決勝の投球練習では鍵谷以外に右と左で3人は投げていたので勝ち上がっていったときになんとか使えるといいけどね。甲子園は準々決勝からの日程はきついがそれまでは間を置くので1枚でも勝ち上がることは可能だし去年の広陵も野村一人で決勝まで行っているし。甲子園に行けば最速144キロを投げる投手は他にもいる訳で、鍵谷投手には常時130キロ中盤できちっとコントロールされたストレートを投げる技術に磨きをかけてほしい。今回の決勝でもあったが、高めに抜ける球がかなり多いので、この辺を修正すれば甲子園でもかなりの好投が期待できる。いずれにせよ、甲子園では勝ち上がっていく程、ロースコアではなく、4~6点の点の取り合いになることが多いので、鍵谷といえども打ち込まれることを前提にいかに打線が援護するかというゲームプランで臨む必要があると思う。

●駒苫が初優勝したときは、日大三高、横浜、済美と甲子園優勝経験のあるチームを撃破している。北海には、名前負けはないと思うので、駒苫以外でも北海道のチームが勝ち上がる力のあるところを見せてほしいし、1回戦は勝って当たり前くらいの気持で高い目標を持って甲子園に臨んでほしいね。

●札幌第一も好チームだった。札幌支部大会からの伸びしろは北海以上。札幌支部の試合を見た感じでは南北海道大会の決勝を争うチームとは思えなかったが、東海第4との準決勝はまだ伸びる可能性を感じさせてくれたし、決勝も展開次第ではチャンスはあったと思う。甲子園に出たとしても結果が期待できるチームだったと思う。

●駒苫が作った流れで各チームがレベルアップしていることは間違いないが、甲子園で結果が出てこそ認められるもの。甲子園34回出場の北海ではなく、21世紀初出場の新生北海の大活躍を期待したい。

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南北海道大会決勝戦!

2008-07-19 10:26:48 | 野球

●今時点では、パラパラ小雨が降っているので、今日になるか、順延して明日になるかわからないけど、いよいよ南北海道大会の決勝戦を迎える。ここで勝てば、優勝=甲子園出場となる。

●まず昨日の試合結果だが、東海第4×札幌第一は、札幌第一がそつなく攻撃し、5×2で勝利。東海は、4回に2点ビハンドのところを、1×2と追い上げなおノーアウト3塁。ワンアウトになって、3塁走者に伝令を出す程慎重にやりながら、バッターはスクイズ、ランナーは走らずとちぐはぐな攻撃。5回裏は相手投手の球が少し抜け気味になったところで、1点を返し、2×3と同点にするチャンスだったがとらえきれず、5回終了のグランド整備の間に相手投手が持ち直してしまい、6回には、逆に1,3塁で1塁ランナーをおびき出したのに、痛恨の悪送球で2×4とさらにリードを許した。8回は、ランナーが3塁でこの日絶好調の4番高石。1球目は強振してファール。2球目は一転してスクイズ。まったくの無警戒でだめ押しの1点を追加した。これは、監督が相手の動きをみてサインを変更したまさに見事な作戦と思ったけど、今日の新聞によると、高石選手が自分の判断でやったとのこと。これはなかなかできない。

●東海第4は、3番、4番がそれなりの役割は果たしたが、攻守がかみ合わないままゲームセット。札幌第一は、東海の3番、4番のときは、内野も外野もかなり深い守備をしていた。特に外野は、フェンスから3~4メートル前。ということは普通より15~20メートルは深い!それでも4番伏見は3塁打1本、2塁打1本と素晴らしいバッティングをみせたと思う。

●札幌第一は、札幌支部決勝で北海学園札幌との乱打戦を高石のツーランホームランで7×5と制し、全道大会は、札南に7×0(7回コールド)、苫中央に3×0で安定した試合展開で元々のエース山下も復調。試合で計算できる投手はほかに左右で1名ずつはいるしチーム力は伸びている感じがする。また、対戦相手も東海第4以外はそれほど厳しい相手ではなかったので、余力もありそう。平成14年の甲子園初出場のときも決勝に上がってきた尚志学園は、岩駒との延長15回再試合、札日大、東海第4と厳しい試合を勝ち抜けてエースがもう一杯一杯のところを第一打線が打ち込んで勝ったときに近い展開ではある。

●準決勝第2試合は、北海×北照。途中、雨で中断したが、北海が実力どおり6×4で勝利。エース鍵谷が投げた試合で、今年初めてコールド勝ちできなかった試合となったが、最後は、北照の打者がもう少し高めに抜けるボールを見極めればファーボールで塁を埋め同点もあった程(というよりサヨナラ勝ちできた)、鍵谷がアップアップ状態に。雨でボールがすべるということもあったとは思うが、おそらく握力もかなり落ちた状態だったと思う。ストレートがほとんど高めに抜けていた。彼自身、今年の公式戦で9回を投げたのは支部2回戦の光星高校戦以来。今日試合があると連投になるがスタミナ面で若干不安が残る。9回はエースの不安定な投球が守備にも影響しゲッツーを焦ったショートがエラーしてピンチを広げる場面もあった。攻撃も相変わらず先頭打者が出るときまって送りバントと単調な攻め。犠打を8を数え堅実といえば堅実だが攻めのパターンを増やさないと甲子園では勝ち上がれないと思う。北海道で勝つ野球をするか、甲子園で勝つ野球をするかは難しいところだけどね。香田監督の野球は、送りバントもしたけど、積極的な走塁を基本に相手チームにプレッシャーをかけ、ランナーが3塁にいれば気が付いたら点が入っているという抜け目ない野球だった気がする。

●決勝戦も、エース鍵谷が打たれたとしても、打力的に断然優位に立っているので、北海が有利だが、甲子園で勝っていくには「堅実」プラス???を見せてほしい。野球の質だけみると、札幌第一の方が甲子園では勝てそうな感じ。

●ついに、平成14年以来の札幌勢同士の決戦。平成13年に駒苫が札商、北海と古豪を打ち砕き香田監督が甲子園発出場を果たしときから南北海道の野球の勢力図が札幌支部から室蘭支部に入れ替わり有力選手も室蘭支部(駒苫、北海道栄、鵡川)に流れる構図になったが、香田監督が辞めたこともあり今回の大会を契機にこの流れが変わる可能性があるのではないか。

●今日は、札幌第一と北照が全校応援。東海第4と北海は多分、学校行事の関係で全校応援できなかったみたい。今日も多分、第一は全校応援だけど、北海は???。

●昨日の試合を見る限り、北海と札幌第一の力の差は日一日と縮まっている感じで札幌第一にも勝機はある。ポイントは、北海の強力打線をなんとか3点以内に抑えること、第一の得点パターンは4番高石を中心に機能しているので彼の前にランナーを溜めることの2点かな。中盤まで接戦に持ち込めば接戦慣れしていない北海の焦りを呼び込める可能性もある。

●試合を見ていて気になった点が1点。これはとわの森×苫中央戦でもあったけど、札幌第一、北照の打者がバッターボックスのホームベースよりに極端に近く立ち(ラインはすぐ消えてはっきりわからないがラインを踏み出していると思われる選手もいた。キャッチャーもたまに審判にアピールしていたが)、インコースを投げにくくするためだろうと思うが、ストライクゾーンを狭くしてしかもよけない。今日も2~3回ボールが当たったが「よけていない」ということでデッドボールにならない場面があった。好投手の投げるコースを絞らせる意味合いとスライダー全盛なので外角のスライダーを見極める(というより外のボールになるスライダーに手を出してしまったときに届くようにするため?)ためなのだろうがバッターボックスを踏み越えるとかよけないというのは???(少年野球でもよけないケースが結構ありしかもデッドボールを取っている、この前のオリンピックアジア予選では韓国の選手はインコースに足を出して当たりにいっていてしかもデッドボールになっていた!)

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明日はいよいよ準決勝!

2008-07-17 23:39:18 | 野球

●南北海道大会もいよいよ大詰めの準決勝。東海第4VS札幌第一、北照VS北海とここ数年、駒苫に押されっぱなしの札幌支部勢がベスト4に3チーム残り、円山球場がある意味本拠地だし、どんどん盛り上がりそう。

●昨日は、北海が駒苫を7回コールドで返り討ちにし、苦汁をなめ続けた札幌支部勢の溜飲を下げたところ。でも駒苫はバッテリーも2番手投手も2年生だし、実質的にはレギュラーのうち4名が2年生なので、秋はまた巻き返してくるだろうね。

●東海第4VS札幌第一は、手の内はお互いわかっているので、その日の調子が勝負を分ける面はあるが今年は地力は東海第4が若干上か。東海第4のエース佐々木は相手を圧倒するようなピッチングをするタイプではないが安定感は抜群。一方、札幌第一は本来のエース山下が復調。明日は得意の継投でいくか、山下と心中するか監督の采配が見物。東海第4が落ち着いた立ち上がりをすれば最後は強力クリーンアップの打力が勝利を呼ぶのでは。

●準決勝第2試合は、北照VS北海。北照は、春が出られなかった分、実戦不足で、調子が上がってこなかったが、なんとかここまで上がってきたのは地力がある証拠。本来の強力打線が影を潜めているのが苦しいところ。北海は、エース鍵谷は、今シーズン1試合で最高1点しかとられていない。つまり2点とれば勝ちという構図。北照のエース阿世賀がどこまで踏ん張れるかがポイント。北照は先制して北海の焦りを誘いたいところだが、鍵谷も中1日休養しているし、攻守にバランスのとれた北海の優位は動かない。

●明日は、札幌支部勢も北照も全校応援だと思うので、かなりお客さんが入るのでは。駒苫の応援が観れないのは残念だけど、各校の工夫を凝らした応援も楽しみ。特に北海ではチャンスに、ベンチ入りできなかった選手が音楽に乗って、一人一人、ジャンプして人文字で「HOKKAI」と表現する応援がある。これはなかなかのもの。いずれにせよ、どの学校も甲子園まで後二つ!熱戦を期待したい

 

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明日は、

2008-07-15 23:11:28 | 野球

南北海道大会の準々決勝3試合。注目は、最後の駒苫VS北海。春の全道は、北海が5回コールドで圧勝したが、夏はそうはいかないと思う。1回戦の戦いぶりは、駒苫は順当に江別を下した。北海は、函大柏陵に7回コールドながら少し手こずった感じでは。

●夏は各チームともに打力が格段にアップしてくるので、春のようにいいピッチャーがいれば勝ち上がれるという構図はなくなり、総合力を上げてきたところで、なおかつ、1戦1戦力が上がっていくような伸びしろのあるチームが最後に残る。昨年の駒苫はまさにそんな感じで勝ち上がったチームだったと思う。去年のブログに書いたが、準決勝の北海学園札幌高戦ではそれほどの強さは感じなかったが、決勝では別チームのような勢いをみせた。甲子園でも1勝していれば、それまでの伝説を継承するような結果を残せたと思っているのだが(結果は、準優勝した広陵高校に逆転負けを喫してしまったが)。

●明日はどちらも連戦となるが、どちらも半端じゃない練習をこなしているチーム同士だしこの程度でへばりはないはずので、好試合が期待させる。

●それでも今年は、北海が冷静に戦えばまず優位は間違いと思うが、その次の試合を考えながら戦うようだと足下をすくわれる可能性もゼロとは言えない。夏の高校野球はサドンデス。両校とも悔いのない戦いをしてほしいものだ。

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準々決勝以降も

2008-07-13 17:35:24 | 野球

勝手に予想してみると、

●東海第4VS苫中央は、東海第4がそつなく加点し、勝ちそう。苫中央は完全試合を達成している2年生エースの制球と1回戦で乱れた守備の修正が必要。

●苫工VS札第一は、接戦だけど、札第一が総合力で優位か。

●北照VS札日大は、北照が本調子に近づき、勝ち上がりそう。

●駒苫VS北海は、春の5回コールドの屈辱を駒苫が果たすことができるか。北海は連戦になるので、1回戦でエースを少しでも休ませることができれば返り討ちにする可能性が高くなる。

■準決勝は、東海第4VS札第一。どちらも攻守のバランスが良いので、接戦になりそうだが、春の覇者、東海第4が5×3で勝つような気がする。

■もう1つの準決勝は、北照VS北海。準々決勝から中1日空くので、北海有利か。

◆ということで、決勝は、前にも書いたが、東海第4VS北海と往年のファンが喜ぶ北海道のビックネーム対決を期待。

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遅ればせながら・・・

2008-07-13 17:20:57 | 野球

●南北海道大会が始める前に予想しようと思ったけど、結局、大会は今日始まってしまった。朝から、第1試合、第2試合と見てきたけど、第3試合までみる元気はなく帰宅。

●開幕戦は、結果的には、予想の範囲内だったけど、函館大谷は、先発投手のできが良く(というより飛ばしすぎ?)しかも4番でなかなかの打力。3回から握力が落ちてボールが抜け出しライトになったが、もう少しガンバレたら、もう少し接戦になったかも。5回くらいから再登板するかなぁ~と思ったが、マウンドには戻らず、1×8のコールド。東海第4は、2番手の右腕投手を7回だけ投げさせて経験させるなど、収穫も。もう一人の左腕も「隠し球」らしいので、この後もエースをうまく休ませながら、勝ち上がっていきそうだね。

●第2試合は、とわの森が5失策、苫中央が8失策で両チームとも10安打以上の乱打+エラー合戦。シートノックをみた感じでは、苫中央が断然有利と思ったけど、とわの森も意外なところからコツコツ点を取って追い上げ一時は9×7と逆転したが、相手が出塁すると簡単に1点を与えてしまう淡泊な守備で追いつかれ、追いつかれた後の攻めも中途半端で勝ち越し点を奪えず結局9×10で延長11回サヨナラ負け。苫中央は、「ホームベース寄りぎりぎりに立ち内角を投げにくいようして、ファーストストライクは必ず打ちに行く」という指示が明らかに出ているイニングの最初バッターが初球をクリーンヒットという場面がビデオテープのように何回もあり最後の回も同じ形。もう少し初球の入り方とかを工夫すれば取られる点数は半分くらいですんだと思うけど。いずれにせよ、ちょっともったいない試合だったと思うけど、ある意味、このチームでここまで来れたのは「良くやった」のではないかと思う。

●第3試合は、今やっている最中だが、速報を見ると、意外と接戦で6×6。予想では、鵡川を破った苫工の勝利かと思ったが、やはり最後の夏はどこも気合いが入っているから、思わぬ結果を生むこともある。

●取りあえず、勝手に明日以降の展開を予想してみたい。

●札第一VS札南は、普通に行けば、札第一だけど、札南のデータ野球が炸裂するか?数年前の同じカードで、札第一の出てくるピッチャーをことごとく打ち砕いた試合が印象に残っている。途中から何を投げても札南のバッターがフルスイングで快音を残して長打連発という状態で、おそらくピッチングの組み立てを読んでいてある程投げる球種やコースがわかっていて、山を張っていた感じがした(単にバッティングが良かっただけもしれないけど。その後の全道大会はあっさり敗退しているが)。札第一はそのときと同じ監督なので、同じことは起きないと思うけど。

●函館有斗VS北照は、1回戦屈指の好カード。有斗は記録を見る限り、守りのチームでピッチャーのできが勝敗の鍵。北照は地区予選は今一だったが徐々に調子を上げていると思うので、接戦ながら北照有利と見た。

●札日大VS伊達緑が丘はよくわからないが、伊達緑が丘も室蘭支部を勝ち抜いてきたチームなので、力はあると思う。経験の差で札日大か。

●駒苫VS江別は、本来は江別がどこまで食い下がるか。駒苫はバッテリーが2年生で2番手投手も2年生と、主力を2年生が占めるこのチームの底力がどの程度か江別が2~3点先制するような試合展開で見てみたい気がするけどね。

●北海VS函館柏陵は、優勝候補の筆頭と私は勝手に思っている北海がどんな試合をするか。道新では投手を5人ベンチ入りっせていると書いてあるが、エース鍵谷以外の投手を途中、登板させられる試合展開に持っていけかどうかが、北海がこのトーナメントを勝ち抜けるかどうかの大きなポイントだと思う。

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