●最近は野球ネタが多いんですが、先週末は中学の硬式野球いわゆるリトルシニアの大会を観戦。今は、全国の強豪を招待して、更に台湾のチームまで参加してのかなり大きな大会が札幌周辺で開催されています。それは、全部で64チームが参加している「財団法人全国リトル野球協会リトルシニア北海道連盟創立35周年記念全国選抜大会」。いわば中学生版「北の甲子園」というべき大会でしょう。全国から参加しているチームも有名どころがかなりいるようです。
●私が見たのは、函館東VS調布(東京)戦。かなり力の差がある感じで、ワンサイドゲームでしたが、やはり中学生のときから、硬式の速い打球に慣れるのは野手に関しては、軟式とかなりの差ができると実感した次第です。ゴロを捕るグラブの開き方、捕ってからのスローイングの力強さ。どれを取ってもかなりのものです。
●逆にピッチャーに関しては、軟式でも高校に入ってすぐ硬式出身者と対等あるいはそれを上回る場合があります。硬式の場合、どうしても肩や肘に負担をかけがちで高校に入った時点で故障を持っているというケースも少なくないようです。北海のエース鍵谷くんも七飯町の軟式野球部出身。ただし、かなりすごかったようで、北海に入ってからもすぐに練習試合で登板したりしていたようですね。
●いずれにせよ、北海道のシニアのチームがこのような機会を持って全国の強豪を対等に戦うことができるのは、高校に入ってからも本州(内地)のチームに気後れなく挑むことができる訳で非常に素晴らしい大会だと思います。
●今年の南北海道大会に優勝した北海、準優勝の札幌第一や東海第4、北照。北北海道大会で優勝した岩駒や旭実はレギュラーの多くがリトルシニア出身となっており、他にもサンリーグやポニーリーグなどの中学の硬式野球チーム出身者がいます。
●明日は、準決勝、決勝。見に行くことができないのは残念ですが、北海道勢は、新琴似シニアが残っていますので、健闘に期待したいですね。