
(オニグルミの実)
オニグルミは鬼のようにでこぼこした固い殻に包まれた
日本在来種のクルミです。
オニグルミの木は沢や川沿いに多く自生していて、
車で林道を走ると結構見かけます。
縄文時代から食されていて、最近話題のオメガ3脂肪酸やαリノレン酸
を多く含み日本人の健康に寄与した食べ物です。
市立図書館で只今開催されている「縄文の食文化展」で縄文人が食したもの
としてオニグルミの殻が展示されていました。
葉は互生で、奇数羽状複葉。小葉は対生で4~10対あり、
卵状長楕円形で毛が多いです。
(5月の葉の様子)
北山のオニグルミの木は斜面の窪地にあり、水気が多い所なのでしょう。
(9月の葉の様子)
9~10月頃、果皮が腐り始めて落下した実を採取して堅果の中の
果肉を食べます。
北山の実は落下してかなり経ったものと思われ、簡単に堅果を
取り出すことができました。
しばらく水につけて乾かし、硬い所でくるみの筋を金づちで割ると
意外と簡単に二つに割れました。
中の果肉はまさにクルミです。
苦みや渋みもない、濃厚でクリーミーな味で美味しいです。
オニグルミを見つけたら是非、果肉を味わってみてください。
秋の北山湖の様子
北山も秋になってきました。
紅葉が見れるのは11月頃でしょうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます