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行雲流水~季節の花とともに

自然や草花を通して感動を伝えたい~リーフのブログです。

北山のオニグルミ

2021年10月08日 | 植物(きのこ)観察

        (オニグルミの実)

 

オニグルミは鬼のようにでこぼこした固い殻に包まれた

日本在来種のクルミです。

オニグルミの木は沢や川沿いに多く自生していて、

車で林道を走ると結構見かけます。

縄文時代から食されていて、最近話題のオメガ3脂肪酸やαリノレン酸

を多く含み日本人の健康に寄与した食べ物です。

市立図書館で只今開催されている「縄文の食文化展」で縄文人が食したもの

としてオニグルミの殻が展示されていました。

葉は互生で、奇数羽状複葉。小葉は対生で4~10対あり、

卵状長楕円形で毛が多いです。

          (5月の葉の様子)

 

北山のオニグルミの木は斜面の窪地にあり、水気が多い所なのでしょう。

        (9月の葉の様子)

 

 

9~10月頃、果皮が腐り始めて落下した実を採取して堅果の中の

果肉を食べます。

北山の実は落下してかなり経ったものと思われ、簡単に堅果を

取り出すことができました。

 

 

しばらく水につけて乾かし、硬い所でくるみの筋を金づちで割ると

意外と簡単に二つに割れました。

中の果肉はまさにクルミです。

苦みや渋みもない、濃厚でクリーミーな味で美味しいです。

オニグルミを見つけたら是非、果肉を味わってみてください。

 

秋の北山湖の様子

 

北山も秋になってきました。

紅葉が見れるのは11月頃でしょうか?

 

 


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