薬師池公園(東京都町田市)の鴨

　３月になったというのに、東京多摩地区の今日は日中も冷たい風が吹き、時々雨がぱらつく寒い一日でしたが、公休だったので、町田市の薬師池公園と、近接し里山風景が残されている七国山周辺に出かけてみました。
　薬師池公園の駐車場に車を停め、七国山方面へ住宅街を歩きましたが、道を間違えたのか住宅街をぐるぐると回ってしまい、里山風景は見ることができませんでしたが、薬師池で普段は見られない鳥を見ることができました。

　数種類の鳥がいましたが、その中に白黒の濃淡がハッキリした小型のカモが目立ちました。一緒にいるマガモ （トップの画像はマガモの雌です)より一回り体格が小さくて、なんだかオモチャの様にも見えました。私が普段目にしている多摩川中流域の立川・昭島・日野市辺りでは見かけない種類です。

　越冬のために飛来しているキンクロハジロ(金黒羽白)だそうです。薬師池では、他の種類を圧倒する多数派でした。

　キンクロハジロは、雄が白黒ハッキリした目立つ姿、雌は褐色でちょっと地味な感じ、マガモやコガモと同じように雌雄の違いが分かりやすい姿です。

　薬師池公園は『新東京百景』にも選ばれていて、なかなかの景観です。今は梅が咲き始めてきた時期で、今月末か来月に入るとたくさんの桜が咲き、７月になると蓮田に『大賀ハス』も咲くそうです。