写真撮りましたっ 武蔵大和駅前の桜

2006-03-30 | Weblog
 3月4日の稿で、桜が咲いたら西武多摩湖線の武蔵大和駅前に咲く桜の花の写真を撮りに行く予定であることを書きました。東京都内では28日に満開を迎えた所が多かったようです。多摩地区ではまだ満開にはなっていないようでしたが、昨日、武蔵大和駅まで行ってきました。今回の画像は何枚か撮影した中の1枚です。 この駅は東京の青梅と埼玉の志木を結ぶ「青梅志木街道」と交差する地点にあり、街道の上に鉄橋が架かり、その北 . . . Read more
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Life in Tokuyo 39 夜勤での出来事

2006-03-29 | Care Work
 昨夜は夜勤でした。夜勤はペアと二人で長時間の勤務に就くため、日中の勤務よりも入所者の皆さんの様子を知る機会に恵まれます。今回は昨夜の出来事の中で嬉しかったことを記します。  午後5時、2階にいらっしゃる皆さんが1階の食堂で夕食を召し上がられるため、エレベーターの前は車椅子の行列ができます。その行列の中に二列に並んだOさんご夫妻の姿がありました。 Oさん(ご主人)は体調不良が続いて、最近になって . . . Read more
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伯父の戦記 17 「艦砲射撃三時間四十五分の地獄_4」

2006-03-27 | 伯父の戦記
 その後暫くして、時間は定かではないが、突然我が耳を疑うかのように砲声が鳴りを潜めた。そして三時間四十五分と云う桁外れの、長い恐ろしい砲撃は止んだ。その瞬間、兵達は暫くの間、茫然自失となり無表情の放心状態に陥る。無風、無音の空間に放り出され、体がフワフワと浮いているような気分となる。身も心も定まらず誰一人口を開かず、唯々無言の一時であった。  しかし、この無言の一時こそ私達兵にとって、この三時間四十五分と云う、長く恐ろしい艦砲射撃に身を晒した、死の恐怖から開放された喜びを噛み締め、安堵しているのであろう。人間の生への執着とは、何時如何なる苦境にあっても、本音は死にたくない、生きたいという本能が働くものらしい。  数分後、一人一人が生気に戻り、現地周囲の被害状況を見る。その変貌に愕然となる。敵砲弾(長さ1メートル40センチ)が、我が陣地の円体の一角を深く削り通過した弾痕が無気味に残っていた。この砲弾がもし1メートル右に着弾していたならば、我々十二名の兵は一瞬にして、陣地もろとも肉体は一片の肉片も残さず南の空に散っていたであろう。周囲の三機銃陣地は地面の起伏のため所在すら見られず、切り裂かれた大きな穴からは消炎が燻り鼻を突く。 . . . Read more
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伯父の戦記 16 「艦砲射撃三時間四十五分の地獄_3」

2006-03-22 | 伯父の戦記
 伯父の戦記、「艦砲射撃三時間四十五分の地獄」の3回目です。 今回は、伯父が参加したニューアイルランド島「カビエン」の地での戦闘の真只中、海上の米艦隊からの集中砲火を受け、米兵の上陸が迫ってくる局面です。慌しく作戦を伝える伝令兵が登場し、戦闘現場の慌しさを記した部分になります。  今回の画像は本文とは関係はありません。桜が咲くより先に開花したミズキ科の「サンシュユ」という黄色い花を咲かせる樹木 . . . Read more
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軽井沢行3

2006-03-19 | Travels
 一昨日、一昨昨日と久しぶりに連休だったので、ちょっと遠出をしてみました。目的は、以前の稿でも書いた「施設行事での展示写真」を撮るためです。 私が勤務する施設の昨年の行事では「秋」の風景写真を展示しましたが、今年は「四季」の風景写真を展示することを目標にしています。しかし、「冬」の風景を撮り損ねていたので、まだ冬の状態が残っている場所をネット上のライブカメラを参考にしながら探してみました。3月も下旬に入ろうという時期ですから、だいぶ北まで行かないと雪が残っているような場所は無さそうです。  軽井沢ならどうだろう...と考え . . . Read more
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伯父の戦記 15 「艦砲射撃三時間四十五分の地獄_2」

2006-03-16 | 伯父の戦記
 しかし、この静かな夜、敵艦隊「戦艦四隻、駆逐艦九隻他」が当「カビエン」沖に静々と接近しつつあった。そうとも知らず、周囲は今迄の睡眠不足を取り戻すかのように深い眠りに入っていた。ところが夜明けの少し前、突如敵艦隊から発進した敵機「偵察機」が飛来、静かな夜は夜明けと共に破られ、急転地獄の幕開けとなる。  我々は直ちに戦斗配置につく。二十五ミリ二連装機銃が轟音と同時に火を吹く。曳光弾が赤黄の線を引き、夜明けの空に吸い込まれ、そして雲間に消えた。と同時である、南の海上より砲声が轟く。「あぁ、やっぱり予想通りで何かが起きた。」艦砲射撃だ。数秒後、我が上空を敵砲弾がヒュルヒュルと無気味な唸り声を伴い通過、二〇〇米先の飛行物に着弾、大音響と共に炸裂、火炎と共に土砂を天高く舞い上げた。これが、この「カビエン」を地獄の惨状と化す艦砲射撃とは誰もが思っていなかったのである。 . . . Read more
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オススメ!!生チョコ

2006-03-15 | Favorites
 昨日はホワイト・デーでしたが、ヴァレンタイン・デーのお返しの品に思案された男性も多かったでしょう。洋菓子の贈り物にお悩みになったときにお勧めできるお店をご紹介します。(昨日以前にアップすればよかったのですが...) 私は誰かに洋菓子を贈るときは、このお店のクッキーやチョコレートを選ぶことが多いのですが、お贈りした方に喜ばれています。 そのお店の名前は「ピクニック」。東京多摩地区の日野市の西側にあ . . . Read more
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伯父の戦記 14 「艦砲射撃三時間四十五分の地獄_1」

2006-03-11 | 伯父の戦記
 私の所属する第二防空中隊は、昭和17年12月21日、南東方面のニューアイルランド島の北端「カビエン」に上陸した。上陸早々、夜間爆撃を受け、ジャングルに逃げ込むこともあったが、その後の半年間は散発的な爆撃はあったものの、いたって平穏な日々が続いていた。  しかし、18年5月頃ともなると戦況は急変し、大型機の絨毯爆撃、戦爆連合100機からなる急降下爆撃あり、その度に対空戦斗の日々が続き、日増しに戦死傷者も続出していく戦況で、昭和19年2月頃には「ニューギニア」、「ソロモン」方面はもとより、「ラバウル」、「カビエン」方面からも味方防空隊は引き揚げていった。おそらく作戦のため、中部太平洋方面に移動したのであろう。 そのため制海権、制空権は一撃に失われ、今では「カビエン」も敵の包囲網に中で孤立状態となり、内地からの輸送も完全に途絶え、食糧、医薬品等の欠乏に伴い、自ずと自給自足の体制へと追い込まれていった。戦斗の合間を見ては農耕作業、「主として甘藷の生産」に努める一方、雑草をかじり、あらゆる生物「豚・コーモリ・トカゲ・蛇・ネズミ・カタツムリ...」等を食し、生命の維持に努める毎日が続く。 . . . Read more
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伯父の戦記 13 生原稿

2006-03-09 | 伯父の戦記
伯父は、かつて書き留めていた原稿に推敲を重ねたものの一つを私に預けました。今回の画像はその原稿です。  「艦砲射撃三時間四十五分の地獄」と題された原稿は、400字詰め原稿用紙に12枚半になる文章量です。その文字は一字一字を丁寧に書き綴ったことが伺える筆致です。伯父が懸命に記した「戦記」、次回からテキスト化しつつ、順次ブログにアップしてまいります。  このブログは、いただいたコメントやメールから拝察すると、若い方にもお読みいただいていることと思います。10代、20代の方々にとっては、身近に戦争体験をお持ちのご親族も少なくなっているかもしれません。若い方々に、戦争がどんなものだったのかを知っていただくきっかけになれば幸いです。 . . . Read more
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歪む音..."Boss_Mega-Distortion"

2006-03-06 | Music
 昨年来、ベースの音を自分の好みにしたいと考えながら、いろいろと試行錯誤しています。「音を太くしたい」という点では"Tech 21 SansAmp BASS DRIVER DI"や"HaTeNa? Active Spice"がとても役立っていることを以前の稿で書いてきました。 今度は「歪み(ひずみ)」です。ギターを弾く方、特にロック系のギターを弾く方ににとっては、音作りの基本的な部分かもしれません . . . Read more
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Life in Tokuyo 38 写真撮らなくちゃ...

2006-03-04 | Care Work
 私はとくに写真を撮ることを趣味にしているわけではないのですが、前職の不動産の営業をしていた頃は、物件の写真などを撮影してホームページにアップするような作業をよくやっていました。そんな経験があったので、写真を撮ることは嫌いではありません。 施設の行事でも年に一回、自分で撮った写真を入所者のみなさんに見てもらう機会もあります。「クラブ発表会」という行事で、入所者のみなさんが書道や絵画などのご自分の作 . . . Read more
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PSE法(電気用品安全法)について 2

2006-03-02 | Music
 以前、このブログで採り上げたPSE法(電気用品安全法)については、このところテレビの情報番組などでも採り上げられるのを見かけるようになりました。時すでに遅しの感もありますが... 昨日の朝、出勤前にフジテレビの「とくダネ!」でキャスターお小倉智昭さんがこの話題に触れてコメントされているのを見ました。エレキ・ギターもこの法律の規制の対象になるかのような内容だったので、ちょっと間違いもあるようでした . . . Read more
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