タラの芽は伸び過ぎると苦みやエグミが強くなります。かといって小さすぎても風味が弱く食べるところが少なくて可哀想です。芽のつぼみ状のところが開いて3~5cm位芽が伸びたくらいの物がアクが少なく初心者には食べやすいかもしれません。
でも食べなれてくると、もう少し大きくなって、葉が少し開きかけてきた位のほうがタラの芽の風味がしっかりと感じられて美味しいと感じるようになるのではないでしょうか。苦味の捉え方かもしれませんね。
タラの芽はあまり日持ちするものではありません。香りが大切な食材なので、新鮮なうちになるべく早く食べるようにしましょう。どうしてもという場合は、乾燥しないように新聞紙などに包み、穴をあけたポリ袋などに入れて野菜庫に入れておきます。2~3日で食べきるようにしましょう。
長期間保存したい場合は冷凍します。その場合は、薄めの塩を加えて沸騰させている湯の中で1分半程度固めに茹で、氷水に落としてしばらくそのまま水にさらしてアクを抜いた後、よく水気を切って小分けしてアルミやステンレスのバットに広げ一気に冷凍します。凍ったものを小分けしてラップなどで包み、保存袋に入れて冷凍しておきます。