ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

食い倒れ隊(33)--朗読劇「古事記物語」@智美術館と3206

2016-07-18 23:37:37 | 食い倒れ隊
みなさま、こんばんは(*^_^*)

食い倒れメンバーと半年ぶりのおでかけです。

しょっちゅう顔は合わせているのですが、
歌会であったり、勉強会であったり、
全国大会の仕事であったり、
はたまたノイバラの歌集批評会の打ち合わせであったり・・。

矢代朝子さん率いる軽井沢高原文庫演劇部の
朗読劇「古事記物語」のため、
神谷町まで行ってまいりました。


まずは腹ごしらえ。
「3206」で軽食をいただきます。


誰でしょうね、ハートランドビールを飲んでいるのは・・ |ω・`)
シーザーサラダサンドイッチとミルキーフランス。
向かいのHさんはおいしそうなケーキ。


このあと、Mさんの「ずんだあんぱん」を見て、
仲良く召し上がっていましたにゃ❤
初めてお二人とも「ずんだ、大好き」
だということをを知りました。

 
智美術館の展覧会は
現代陶芸作家秋山陽さんの「アルケーの海へ」。

 
何だか不思議な形です。
陶芸作品ですが、実用品ではありませんね。


朗読劇はこの展示室室を利用した
「ナイトミュージアム」という企画なのです。

この難解な現代陶芸の作品に囲まれて、
どんな古事記が語られるのか・・。

朗読が始まる前に作品を見ようと展示室に降りていったら、
ちょうど3時からのアーティストトークを聞くことができました。

なかなか作者にお目にかかるこはできませんが、
あ、こんな方なんだ・・と。
トークは現代美術に疎い私には理解不能でした。

一体どういう作り方、焼成をしているのだろうと
興味しんしんで観察したのですが、
あまりに完璧でわからなかった・・。

朗読は6時半から。

累々と重なって見える作品の間から、
不思議な楽器をもって朗読者登場。

ほぼ1時間の朗読、そのあと学芸員さんを交えて、
作品の成り立ちなどを紹介して下さいました。

帰る道すがら、
福永武彦の青少年向けの、
『古事記物語』をベースにしていると、
いつも原作を読んて臨むHさんに
教えていただきました。

ノイバラは・・圧倒的なパワーの、
「訳のわからない」謎をたたえた陶芸作品と
平明でわかりやすい『古事記物語』が
ミスマッチのように思いました。

あの謎に満ちた陶芸作品を傍らにおいて、
『古事記』はストーリーを追いたいわけではなく、
もっと暗く恐ろしい人の深淵を覗いてみたかった。

そのアンバランスがいいと思う方も
いらっしゃるのでしょうから、
あくまでノイバラの感想ですけれど。



これから1時間の道のりを帰るには
あまりにお腹が空いたので、
乗り換えの駅でちらし寿司をいただきました。
ちらっと見えるビールは気のせいです、きっと。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿