M78星雲ではありません(笑)
大阪のとある下町でごぜぇます。
退院すると決まってから、まだ、杖がないと歩けず、よろよろしているのでベッドは必要と、慌てて部屋の片付け、掃除をしてベッドを入れるスペースを作りました。
これが日頃何もしていないので大変でした。
物もいっぱいありますし・・・。
よく、ヘルパーさんが入るのを嫌がるお家がありますがその気持ちが良~くわかりました!
汚い部屋に入って貰うのは気の毒ですわぁ。
ただし、ヘルパーの経験からどんな汚い家でも行きますし、本人さんの周りはキレイになりますよ!ご心配なく!
一番大変だったのがベッド探し。近くの大型家電店に行って、車に積めそうな二つ折れに出来る背もたれが上がる電動モーター付き(病院は手回しだった!)を購入。ただし配達して貰うのは倉庫からになるので間に合わないし、展示品を即、お持ち帰りさせてもらいました。
ちなみにお値段は¥39,800。
でも、もし、私の勤める居宅介護支援事業所の先輩ケアマネなら、すぐレンタル出来るベッドを捜してくれると思います。
介護保険改正で要介護2以上でないとベッドや車椅子が借りられなくなってしまい、実際に困っている人達がいっぱい出ています。
レンタル業者の方も今まで貸していたところからベッドが帰ってくることになるので困って、自費レンタルを始めているので、業者を当たって在庫がないか、すぐ入れてくれないか動いてくれると思います。
実家が同じ市にあったらパニックにならずに済んだかもしれません。
ケアマネも当たり、はずれがありますからね。
私も「はずれ」にならないよう努力しなくては!
準備して夜になってやっと迎えに行きました。
病院では相談に行った居宅介護支援事業所の人が来ていて、「週2回訪問看護を入れて、週一回通院、大変だったらヘルパーを使って通院」という案を出してきました。
実は自分の中ではここは訪問介護サービス提供事業所だし、病院と同じ系列というのが、はっきり言って、気に入らず、(リハビリにもなるし近所の病院へ通院させよう)、(他のケアマネを頼もう)と決めていたので「お願いするようなら連絡します」と逃げちゃいました。
そして帰ってみると、ウルトラ爺ちゃんは近所がわからない様子、でも思い出した景色があって、家まで来ると玄関の前で「家やぁ」と泣くのです。
「退院させられた」という怒りの気持ちも「良かったぁ」という気持ちに変わりました。
ずっと、「帰りたい、帰りたい」と言ってましたからね。
家の中の様子はわかっていますから、トイレも間違わず、外へ勝手に出ることもなく、結構落ち着いています。
ただし、何故かいつの間にか下履きを脱いでしまう、腹帯を取って傷に貼ってあるガーゼを剥がしてしまうという困った問題もありますが。
まあ、「案ずるより産むが易し」と言いますがその通りになり一安心です。
しばらくは実家にお泊まりを続けて様子を見ようと思っています。
皆様にたくさん心配していただいたり、応援していただいたり、本当にありがとうございます。
力をいっぱい貰いました。感謝!感謝です