家族のちょっとした自慢

うちのおふくろは手先が器用である。そういえば僕が小さい頃に九州で初の女性調色技能検定士だ！と自慢してたのを覚えている。なんか大学生の頃に油絵をしてたとかで僕の子ども部屋にも水仙だが何だかの絵が飾ってあったりもした。ゴレンジャーのほうがいいのに・・と思ってたなあ。

もともと活発な性格なのでじっとはしていられないこともあるが、僕が直方に戻ってきてからも近所のおばちゃん達と粘土細工したり花火大会のステージでコーラスしたり習字を習って県展に入選したりしている。不思議な人である。

そんなおふくろが数年前から押し花に興味をもった。福岡かどこかで押し花を見て感動し、自分でやってみたいといろいろアレンジしていたようだった。当時の僕はどこかで拾ったような葉っぱや木の皮を大事そうに袋に保管している姿を見て不思議な趣味やねえ・・としか思っていなかったのだが、気がつけば県展に入賞して大宰府で押し花教室をしていたので驚いたものだ。


なんでこんなことを書いているかというと、実は「松村直保子と教室展」という名称で福岡銀行直方支店にて押し花の展覧会をしている最中なのだ。。というのは福銀から話があって自分の作品と生徒さんの作品を展示させてもらうことになったのだ。親戚のギャラリーのぐちアートホールで友人と一緒に作品展をしたことはあったが、こういうスタイルは初めてだと思う。


ありがたいことに、今日の西日本新聞筑豊版にも載っている。今年いろいろとお世話になった立山記者が取材をしてくれたようだ。「理事長のおかあさんですか？」と聞かれて「私の息子が理事長をしているのです。」と思うところも母らしい・・

正副のみんなはいつもの会議室で数点の作品を見たことがあると思うが、自然が対象となるものばかりである。意外と心が落ち着くと思うのでよかったら見てあげてください。僕もさっき福銀に寄って見たのだが、結構いい塩梅だったよ。２階にいた副支店長さんも好評だとおっしゃってくださったし、ちょっとしたひまつぶしにはなんじゃねえかなあ。。。。

＊松村直保子と写真展
　とき　平成１８年１２月２０日（水）～平成１９年１月１９日（金）
　　　　（午前９時～午後３時）
　　　　土・日・祝日休み

　ところ　福岡銀行直方支店
　　　　　１F・２Fギャラリー