興味のない方には真に退屈な話ではあるが僕は時々美術館に足を運びたくなる。
自分でも「ガラじゃねえよなあ・・」ということは自覚しているのであるが、なんというかぱっと見たときの衝撃!なんてのが知的好奇心をビシバシくすぐるんだよね。
絵といえば僕が小学生の頃金賞を受賞したことがある。
ただやみくもに書きなぐったら出来たきりんだがなんだかの絵がたまたま先生方の琴線に触れたみたいで体育館の一番上に飾られていた。
僕にとっては健康優良児(いかんせん4100グラムもあったらしい)以来の2度目の賞であり「いや本当は犬を書いたらこうなっちゃったんですう・・」とは言えなかったけど、恥かしくも嬉しかったものだ。
それに気をよくした母親が絵画教室に連れて行ったらしい。僕は全然覚えてないのだが、ひたすら教室を走り回って1日で画家の道は閉ざされたようだ。
まあ正直興味はないわな。
でも、学校を卒業すると勉強したくなるのと同じでごくたま~~にではあるが美術館に行きたくなる。なんだろう?塗料を販売しているからなのかな??よくわからんわい??
で、今日は北九州美術館に行くことにした。
狙いは「ミレー、モネ、黒田清輝田園讃歌展」である。
昼飯を食べて取りだめしているビデオを観たいという美紀を残して3人で出発。
雨は激しくなってきたが、だからこそナイスなチョイスだと思う。
入場料を払い(大人1000円、小学生500円)会場に入る。思ったよりもずっと多くの方が鑑賞していらっしゃるようだ。
そういえば入り口には2万人突破とかいう看板も掲げてあったもんな。
さすがに人気は高そうだ。
テーマである田園にちなんだ作品が並んでいる。
西洋のパートはミレーらバルビゾン派、ピサロ、モネ、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホら印象派やポスト印象派といった19世紀フランス絵画を代表する画家たちを中心に構成してあるようだ。
そう書いてあるからそうなのだろう。
帰宅する農夫婦やポプラの向こうに見える田園風景など様々な作品の中でひときわ人だかりとなっているのがジャン=フランソワ・ミレーの「落ち穂拾い、夏」。美術の教科書にも載っていたと思うが3名の女性が落ち穂を拾う姿を描いたそれである。
農場主は貧しい家庭のためにわざと落ち穂を残したという美談に感動したミレーの渾身の力作である。
日本じゃ収穫は秋というイメージだがフランスはちがうようで夏とついていた。連作もあるようだしね。
しばらく進むと明らかにタッチの異なる作品が並ぶ。印象派のそれはちょっと明るい色使いで見る人がイメージを膨らませることで成立するような気がする。クロード=モネもそうだが積みわらを題材としたものが多く展示されていたなあ。
日本の近代絵画もなんというか日本の原風景という感じの作品が多かった。西洋絵画に惹かれた作者のもので構成されているので手法が同じであることがよくわかるのもおもしろい。
そんなこんなで会場を後にする。田園讃歌だけで興味のない常設展は見てないのに意外と時間がかかっちまった。恵里にはちょっと退屈だったかな。
でもなんかいいんだぞ、これ!実に眼福な時間であった。
また気が向いたら美術館に行こ~っと!!
自分でも「ガラじゃねえよなあ・・」ということは自覚しているのであるが、なんというかぱっと見たときの衝撃!なんてのが知的好奇心をビシバシくすぐるんだよね。
絵といえば僕が小学生の頃金賞を受賞したことがある。
ただやみくもに書きなぐったら出来たきりんだがなんだかの絵がたまたま先生方の琴線に触れたみたいで体育館の一番上に飾られていた。
僕にとっては健康優良児(いかんせん4100グラムもあったらしい)以来の2度目の賞であり「いや本当は犬を書いたらこうなっちゃったんですう・・」とは言えなかったけど、恥かしくも嬉しかったものだ。
それに気をよくした母親が絵画教室に連れて行ったらしい。僕は全然覚えてないのだが、ひたすら教室を走り回って1日で画家の道は閉ざされたようだ。
まあ正直興味はないわな。
でも、学校を卒業すると勉強したくなるのと同じでごくたま~~にではあるが美術館に行きたくなる。なんだろう?塗料を販売しているからなのかな??よくわからんわい??
で、今日は北九州美術館に行くことにした。
狙いは「ミレー、モネ、黒田清輝田園讃歌展」である。
昼飯を食べて取りだめしているビデオを観たいという美紀を残して3人で出発。
雨は激しくなってきたが、だからこそナイスなチョイスだと思う。
入場料を払い(大人1000円、小学生500円)会場に入る。思ったよりもずっと多くの方が鑑賞していらっしゃるようだ。
そういえば入り口には2万人突破とかいう看板も掲げてあったもんな。
さすがに人気は高そうだ。
テーマである田園にちなんだ作品が並んでいる。
西洋のパートはミレーらバルビゾン派、ピサロ、モネ、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホら印象派やポスト印象派といった19世紀フランス絵画を代表する画家たちを中心に構成してあるようだ。
そう書いてあるからそうなのだろう。
帰宅する農夫婦やポプラの向こうに見える田園風景など様々な作品の中でひときわ人だかりとなっているのがジャン=フランソワ・ミレーの「落ち穂拾い、夏」。美術の教科書にも載っていたと思うが3名の女性が落ち穂を拾う姿を描いたそれである。
農場主は貧しい家庭のためにわざと落ち穂を残したという美談に感動したミレーの渾身の力作である。
日本じゃ収穫は秋というイメージだがフランスはちがうようで夏とついていた。連作もあるようだしね。
しばらく進むと明らかにタッチの異なる作品が並ぶ。印象派のそれはちょっと明るい色使いで見る人がイメージを膨らませることで成立するような気がする。クロード=モネもそうだが積みわらを題材としたものが多く展示されていたなあ。
日本の近代絵画もなんというか日本の原風景という感じの作品が多かった。西洋絵画に惹かれた作者のもので構成されているので手法が同じであることがよくわかるのもおもしろい。
そんなこんなで会場を後にする。田園讃歌だけで興味のない常設展は見てないのに意外と時間がかかっちまった。恵里にはちょっと退屈だったかな。
でもなんかいいんだぞ、これ!実に眼福な時間であった。
また気が向いたら美術館に行こ~っと!!