☆農園ビギン☆~笑う門にはイモ来たる~

新潟小千谷市で野菜の直売とサツマイモお菓子を作る農園ビギンのつぶやきブログ☆

風の谷のイモシカ

2012年10月30日 | 愛するさつまいも☆
「火の7日間」と呼ばれる戦争によって
巨大産業文明が崩壊してから1000年・・・

畑から吹く風によって
腐海の瘴気から守られている小さな国 風の谷のビギンがあった。

平和な国

おいしい野菜と
のんきな王様シャチョ

そしてさつまいもをこよなく愛す
イモシカ・・・

四季を通じて
野菜たちが畑をにぎわす。

可愛いトマトたちも今なお赤く輝いている。

しかし
世界は、錆とセラミック片におおわれた荒れた大地が
衰退した人間の生存をおびやかしていた・・・

旅人がいた。

Uパだ。

几帳面な彼が荒れた大地、いや荒れた作業所の掃除をしていてつぶやいた。

またひとつ村が死んだ。
行こう。
ここもじき腐海に沈む。




「なにかしら
胸が
ドキドキする」

イモシカが言った。

胸騒ぎを覚えてハウスへ向かうと
そこには武装した兵士たちがトマトを襲撃していた。


どけどけーーーーーー

おらおらーーーーーー

トルメキア軍のDちだ!!!!


まだ赤い実をつけているトマトたちをものすごい勢いで刈っている!!!

きちゃだめーーーーーー
きちゃだめーーーーーー

イモシカが叫んだ。

その声を無視して、突き進んでいたのは

トルメキア軍miyaクロトワ

無情にもどんどんとトマトを切り倒していく。

平和なビギンを侵略しようとしていたのだ・・・

怒りに我を忘れたイモシカが、二人に襲いかかろうとすると

「双方動くな!!」
現れたのはUパ。

「イモシカ。落ち着け!今戦えばこのハウスのものは皆殺しになるだろう。生き延びて、機会を待つのだ」

そこに現れたのは
まんじゅうの国へ消えていたトルメキア軍のクSャナ殿下

「お前たち。留守をご苦労」

miyaクロトワが言った。
「短い夢だったな」
トマトハウスへの襲撃を終え、
ゆっくりと畑に歩きだすクSャナ殿下とmiyaクロトワ Dち。

「殿下!まさかあれを・・・まだ早すぎます!」

「いま使わずにいつ使うのだ!行け!!」






巨神兵(ポテカルゴ)だ!

「掘り起こせ!
どうした!それでも世界で最も邪悪な一族の末裔か!」

ゴロゴロと掘り起こされるさつまいもたち・・・

すげぇ…世界がさつまいもにとりつかれちまうわけだぜ…

クSャナ殿下!
万歳!


掘り起こされたさつまいもの可愛さに魅了された周囲のものたち

どこからともなく
音楽が聞こえてきた。


♪ランランララランランラン♪

あ・あ・あれはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー









王蟲

ではなくて


ネギ掘り機ソフィー

なんといういたわりと友愛じゃ。
王蟲・・・じゃなくてソフィーが心を開いておる。

トマトの終わりの悲しみを
さつまいもの誕生と
ネギの誕生の喜びに変え

トルメキア軍たちの非情な心をも
さつまいもとネギを愛す優しい青年に変えてくださったのだーーーーーーーーーーーーーー


「その者白き衣をまとい緑色の野に降り立つべし…」


古き言い伝えは誠であった!



良かった。
王蟲、いやソフィー、ありがとう。
ありがとう。


めでたし、めでたし









なんてことを

いよいよ終わってしまうトマトの片付けをしている彼らを隠し撮りしながら妄想し

イモ掘りと
ネギ掘りをしている

ビギンズを見て

ブログの神様」が

ネタを提供してくださいました。
ブログの神様part2参照「豆知識・・・「ブログの神様が君臨する」=「ブログのネタがスラスラ書けるようになる」)

はっ
でも
イモシカの出番が

少ない・・・


ツアーではこの子ソフィーもお見せできるかもしれませんよ~~~

お楽しみに!!!!!



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