わらしべイモ子～ミスタードーナツの店長になっていたかもしれない～

ワタシの人生

わらしべ長者みたい・・・


な～～～んてことを書いた「わらしべイモ子」


15歳で初めてお弁当屋さんでアルバイトを始めてから、22歳で新潟に来るまでバイトバイトバイトのバイト人生（「ああ、バイト人生」参照

いわゆるバブルがはじけちゃった世代なんでね

小さな会社を経営していた父はもろにその影響を受けたんですね；；；

東京ドームの売り子を始めたのは高校3年生
（「もし東京ドームで売り子をしたことがあるなら、あなたも農業ができる」参照）

東京ドームのビール売りは、農業していく中で一番役立ったバイト経験かも
この除草剤まきスタイル、そっくりでしょ？？

このバイト
体を壊す20歳の時まで続けたんですが、ご存じのとおり、東京ドームの巨人戦というのは毎日あるわけではありません・・・

しかも
固定の先輩お姉さまたちがいて、希望のシフト通りすべて入れるわけではないのです；；；

そんな時
朝とか夜中にできるバイトはないかなーーーーーあいてる時間にできるバイトはないかなーーーーと見つけたのが、地元の駅前にある「ミスタードーナツ」
朝5時30分に出勤して、大学へ行く9時20分の電車が来るギリギリまで働いていました

慣れてくるとだんだん仕事量が増え、夜22時から深夜2時までのクローズの仕事もするようになり

いつの間にか夜中のバイトと早朝のバイト、さらに土日の昼間の仕事、ついにはドーナツのフィニッシャー（クリーム入れたり、ホイップクリームを作ったりする人）もやるまでになっていました

そうなると
睡眠時間がどんどんなくなる・・・

若い頃ってのはすごいもんでね～～～～

寝なくても全然元気

睡眠時間30分から2，3時間って感じでしたね

大学に行くためにバイトしているのに、これで大学をさぼったら元も子もない！！！
絶対学校は行く！！！！！

と
頑固な私は心に決めていたので、無理をして電車に飛び乗り、寝過ごすこともしょっちゅう

体力がどんどん落ちて行ったことにも気付かなくて・・・

それでも
セールストレーナーにまで昇格し、新人さんの育成、さらにお客様アンケートで嬉しいお言葉が本社にとどき、本部長から褒めていただいたり、酔っ払ったお客様が夜中にいらしたとき、氷コーヒーをお勧めしたら、その日から毎日氷コーヒーを飲みに来てくださって、
「アル中だったのに、今はすっかり飲まなくても平気になったよ。ありがとう」
って
声をかけていただいたり・・・

本当に本当に貴重な体験ができたバイト生活でした

ここでは接客とドーナツの仕上げを学び
接客に関しては、ミスタードーナツのセールストレーナー全国大会にもでることが決まったんです

そのための練習なんて言うのもあったりね
お辞儀の角度、お釣りの渡し方、セールストーク、笑顔、声の大き・・・

いろ～んなことを練習したのに・・・




大会の1か月前に体を壊し；；；



残念ながら断念；；；



あの大会に出ていたら



ワタシ



今頃



ミスタードーナツの店長になっていたのかも・・・













な～～～～～～～～～んて

ことを思い出しながら

すぃーとぽてとを焼いていました


3月になるとしみじみいろんなことを思い出しますね

すぃーとぽてとを絞る姿は、ドーナツにクリームを入れる姿と同じ

絞り袋はなるべく、綺麗に使うことによって、その後の仕事がスムーズにいく
そんなことを先輩方に教わったんですよねーーーーー

接客の時も、いつも店員側に立っているのではなく、お客様目線に立ってお店を見まわすことも大事

気付かなかったところ、見落としていたところに気付くはず


この小さな型に

ぎっしり夢を詰め込んで売るのがお菓子屋さん

オーブンを開ける瞬間の幸せな香りも届けらればいいけれど

まずは、おいしい笑顔を届けたい

そんな気持ちを持って仕事できるのって幸せですねーーーーーーーー

てんこ盛りのいもあんも幸せそうでしょ？

この子たち
学校給食に使っていただきます

大切に大切に心をこめて、作っていきますね


いつどんな時にどんなことが役立つかわからない

人生何事も無駄はない
回り道をしても、立ち止まっても
いつかきっと自分の力に変わるはず！！！！！！！


この間の風船一揆でたまたま小千谷に雪かきボランティアにきていた方とお話したら
なんと同じ江戸川区！！！！

どこでどうつながるかわからないですねーーーーーー


興味があることもないことも、いつか自分のためになると信じて
コツコツ頑張っていきましょーーー