☆農園ビギン☆~笑う門にはイモ来たる~

新潟小千谷市で野菜の直売とサツマイモお菓子を作る農園ビギンのつぶやきブログ☆

宮崎駿さんの想い

2013年09月03日 | つぶやき・・・聞いてくれたら嬉しい☆
日本が世界に誇る映画監督

宮崎駿さんが引退を表明しました。。。

数々の名作を発表し、子供から大人まで多くの人たちを感動の渦に巻き込んできた宮崎駿さん

小さいころから何度も何度も見て
セリフまで覚えちゃったよーーーーーって方もたくさんいるはず

私もその一人

小さい頃は映画館でも自宅でも
宮崎アニメにハマり、3姉妹全員でセリフを言いあって、場面ごとにしっかり暗記できてしまったほど

「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」
神のレベルです

「となりのトトロ」「魔女の宅急便」
オトナになりつつある時期に見て、そんな自分に重ね感動した作品です

「千と千尋の神隠し」以降になると
私もすっかりオトナになり、繰り返し見てセリフを覚える域に達していませんが
子供達の方がセリフを暗記しているようです

世代を超えて
受け入れられる作品が多いということが本当にすごい

そして

最後の作品

「風立ちぬ」

今までの宮崎アニメとガラリと変わり、お子さんには難しいかもしれない。
いくつかの場面に賛否両論あるのかもしれない。

けれど
私は上映半ばから泣きっぱなしでした・・・

「生きねば」
この言葉の意味がわかる気がして
その時代をまっすぐな愛で生き抜いた二郎さんの葛藤を感じる気がして

泣きっぱなしで;;;
本当に感動しました。

宮崎駿さんは作品の中にさまざまな「想い」をこめていると聞きました。

たとえば
「風の谷のナウシカ」では

「人は自分だけは過ちがないと信じながら、結局は同じ過ちを繰り返す」

その時代の環境汚染への警鐘でもあったと言われています。
子供たちにとって、かなり激しいシーンがあったもののそれがトラウマとならず、しっかり胸に刻まれていたのだからすごいと思います。

「となりのトトロ」では

「忘れていたもの。
気づかなかったもの。
なくしてしまったと思い込んでいたもの。
でも、それは今もあるのだと信じて「となりのトトロ」を心底書きたかった」

「基本的に
アニメーションを作ってて一番最後に残るのは、子供を楽しませたいという気持ちですね。ただ、それだけなんです」

ただ
それだけ

言ったって

それが大事。

その想いがたくさんの子供や大人たちを魅了しているんだから


そして
最後の作品「風立ちぬ」は宮崎さんが作りたいと思った作品で、子供目線ではないこと。
初めて実在の人物を描いた作品であること。
自分の大切な人たちを描いたからこそ

試写会でのあの涙があったのかな。

いろいろな感想をあちこちで聞きますが
私は
「風立ちぬ」は素晴らしい作品だったと感じています。

そして
今もなお
もう一度見たいとさえ思ってしまうほど。

表現者であるということは
どんな形であれ

相手にその想いを伝えることが大事

具現化したものであっても、年月を重ねることで伝わることもあるし、ダイレクトに感じてもらえることもある。

なんだかね
私もそんな風に仕事をしていきたい
と思うのです。

農家って
表舞台に出ることの少ない職業だからこそ

「責任」をしっかり表現していかなきゃって。

人が生きる上で一番大切な部分を担っている仕事だものね。

見えづらく、わかりづらいからこそ
しっかり私たちが「それ」を表現しなくちゃね。


宮崎駿さんの名言
「誰かを楽しませなければ
生きている意味がない」


引用させていただきまして・・・

「誰かにおいしいといってもらえなければ
農業をしている意味がない」

なんてね^^




「僕らは子供の時に
誰かからバトンをもらったんです。

そのバトンをそのまま渡すんじゃなくて
自分の身体の中を一度通して
それを次の子供達に渡すんだということをしなければね」

深いーーーーーーーーーーーーーーーーーー

引退されても
ずっとずっとファンであり続けたいと思います。

本当にお疲れさまでした。

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