☆農園ビギン☆~笑う門にはイモ来たる~

新潟小千谷市で野菜の直売とサツマイモお菓子を作る農園ビギンのつぶやきブログ☆

ワタシ、路理子、飴玉、その後・・・

2015年02月04日 | わたくしごとですが・・・
1978.2.3
東京都江戸川区のとある病院で、3600gもある大きな女の子が生まれた。


髪の毛は薄く、目だけがクリクリしていたその女の子は
ごくごく普通の小林家の次女として生まれた。

酔っ払って現れた父・精二
男の子がほしかった精二は、こんな赤ん坊いらねえ、とまでいい放ち

「名前はろりこだな。うちで飼っている猫のロリロリから取ってつけてやろう」

いい出した。

出産を終えたばかりの母・順子は驚愕した。
長女の時もそうであったように、精二は言いだすと絶対に譲らない。

「道路の路、理科の理でいいじゃねえか」

漢字も適当につけようとしていた。
順子は泣いて「それだけはやめてくれ」と懇願した。

しかし
父の気持ちは変わらない。

「男の子だったら「動」ってつけようと思ったのに・・・女の子の名前なんて考えてられるか!」
と・・・

しかし
精二の母・すずばあちゃんにより
赤ん坊は

「梨恵子」
と命名されたのであった。


すくすく成長した娘



パンパースのCMに出ればいいのに

冗談でも言ってもらえるような
愛想のいい赤ちゃんだった。

時代を感じさせるベビーカー

髪の毛は少ないが
ちょっと茶色がかったさらさらヘアが自慢だった。


それなりに
女の子らしくなってくる幼少期

ニコニコいつも笑っている少女として成長した。
当時
この世代は
「りえ」「りえこ」がやたらと多く

仲のいいクラスに「りえちゃん」が2人いた。

そのためあだ名は
「りっちゃん」

以来
30数年たっても
地元ではみんなこのあだ名だ。

大人しく控えめな性格のまま
小学校へ入学。

「梨恵子」は小さい頃からほっぺたが丸く、初めて会った人にいきなりほっぺたをつかまれるほど、もちゃもちゃしていた。

それでも
あまり気にしていなかったのだが
小学校1年生の時の隣の席の男の子に

「お前、本当に丸いな。飴玉口ん中入れてんじゃねえの?」

からかわれ

いつしかあだ名が「飴玉」になってしまった。

さらに
人前で話すと顔面赤面症だったため

「りんご+飴玉」=「りんご飴」

までいわれるようになったのだった…

「梨恵子」はグレルこともなく
今では
「飴玉」とからかわれたら
「いえ、これはさつまいもを貯蔵しておく頬袋です」

男に負けないどや顔で切り返す刃金のオンナになっていた。

そして果物では梨、イモ類ではさつまいもを愛し、さつまいもの恩恵を日本中の人に与えようと洗脳活動を頑張る女性へと成長した。

トウキョウからニイガタへ移り住んだ「梨恵子」はその後も楽しく平和に暮らしましたとさ。

(ここまでが去年のお話)




あれから
37年


オトナになった「梨恵子」を「飴玉」とからかうものは誰もいなくなった。

大学時代のボランティアスタッフの時のニックネームから

「イモコ」と呼ばれることも増え
「イモを愛するオンナ」
「イモとともに生きるオンナ」
としての地位を確立していったのだ。

37歳の誕生日の朝は
いつもと変わらない朝だった。

1つ年を取ったって

気持ちも何も変わらない。

想いは若いころから何も変わっていないのだ。

今ではFBの誕生日お知らせ機能があったり

節分という
とても覚えやすい日に生まれたおかげで

朝からたくさんのお祝いメール、メッセージをいただいた。

「ハイブ長岡」でのイベントでは多くの再会もあった。

そこに
数年前に「梨恵子」の講演を聞いたことがあるという年配の男性が「梨恵子」に声をかけてきたのだ。

「あんたの話知ってるよ。

このプリンもたくさん買ったよ」

「ありがとうございます!!」

覚えてくださっているだけ、「梨恵子」はうれしかった。
声までかけてくださって、本当に本当に嬉しかった。

しかし

次の瞬間

誕生日の日を迎えたウキウキルンルン気分は

見事に

打ち砕かれたのだった・・・



















「あんたさーーーー

昔はもっときれいげだったのに・・・」(おもむろにがっかりした顔)










がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん

うわーーーーーーーーん
そんなこと
本当に1つ年を取る日に言わなくてもいいじゃなーーーーーーい!!!!!


・・・


ワタシ

昨日誕生日でございました。

ウキウキルンルンって言ったら大袈裟ですが、スタッフさんからもおめでとうで送り出してもらい
テンション高めの売り子だったのに
朝っぱらからこんな発言で始まりました・・・

そりゃ
確実に年取ってますわΣ(゜Д゜)

言われなくてもわかっているのに失礼だぞ!!!(言えなかったけど)




いよいよ37歳!!!!!!

あっという間ですねえ・・・
29歳のときは20代から30代になることに、すごくためらいがあったけど
今は
年を重ねることが
すごく

楽しみです

40歳も、50歳も、60歳も・・・

素敵に年を重ねて行きたいと思うのです

そんな風に思えることも
幸せだなあと思うのです

今もいろいろあるけどね
悩んだり、葛藤したり、迷ったりもするけどね
20代の時より
30代の今のほうが
自分らしくて好きです、よ。

いくぜ!!!40歳!!!!
あと3年燃え上がるぜ!!!!

って気分なのです(笑)


今年のテーマは「オトナの女性」(本気)

知性と品と




「落ち着きのある」(←ここ、ポイント)
37歳の女性らしい女性
そして
さつまいもの香りのするいいオンナを目指して頑張ります!!!!



おめでとうメール、ありがとうございました!!!!!!