今年もこのおいしいコーヒーをいただきながら
つくづく思いました。。。
「出逢いは財産だなあ」
今年もおいしいスターバックスのコーヒーを入れて待っていてくださるお客様
たくさんのご注文
ありがとうございます！
「農業」って本当に幅広い
一日中畑・田んぼにいて、家族以外と会話しない日もあれば
自分で売る、商品を売り込む、宣伝する、発信する、伝える・・・
そんな形で多くの人と出逢うこともあります。
私は「売り子」と言うものをさせていただいている分
たくさんの方と接し、お話して、出会う機会があります。
そして
そんな出逢いに続き、嬉しい再会や長いつながりも・・・
農園ビギンの野菜はほぼ直売です
今のように飲食店卸、スーパー、直売所での販売、S・A・での販売等が始まったのは
私が地震後に入社した時からだからもう９年前・・・
今、思えば
私の暴走伝説はこの夏から始まった気がする・・・
まだパートと言う身分だったのに
「直売（ふり売り）をさせてください」
と
社長に頼んだことがきっかけ。
振り売りっていうのは、
行商みたいな感じ？
まず
軽トラに看板付け、いっぱいスイカ・メロンを乗せて売りに行くのです
どこに行くか？？って？？
決まってません！！！！！
その当時は完全な行商
小千谷市内をぐ～るぐる
ここだ！！！と決めた町内を一軒一軒まわって
「すみませーーーん！スイカいかがですか～～～～？」
と声をかけるわけです
どう見ても
「あやしいスイカ売り」・・・
それを信じてもらうために、しゃべり倒して、試食を持って、「甘くなければ交換します！！！！」
と
気合を入れて・・・
根性と気合いだけでその夏は乗り切りました
私のメル友satoさんとはこの時知り合いました☆（satoさんは今では私の大切な家族のような存在です
）
ちょうどその時代
こんな売り方をしているもんだから、たくさんの方と出逢いました
今もつながっている踊りの先生日本民舞の先生
普段お忙しくて家にはいないとのことだったんですが
たまたまここで庭いじりをしていらっしゃった平日
まさにこの場所で出逢いました
先生は一人暮らしで小玉スイカも一人じゃ食べられないし、ご病気があるから、食べ物にも気を遣っていると。
「残念だけど、買ってあげることはできないわ」
とその時はおっしゃっていました。
でも
その時たくさんの話をしたので、頭のどこかに私を覚えていて下さったのでしょう。
その3日後お電話があり
「親戚に送ろうかと思って」
「スイカ以外にもなにかあるかしら？」
と
少しずついろいろな注文をいただくようになり
先生の家にお客様が来るたびに、注文をいただくようになりました
あれから９年もたつというのに
今年も
「スイカを見たらあなたを思い出しちゃって」
と、お電話をくださいました
昨年
先生の娘さんの荷物に
おまけにナスとピーマンとキュウリを入れて送らせていただいたら
「あなたが余計なことをしたおかげで
新潟の野菜、もっと送って！って言われちゃったわ（笑）」
と
一緒に大笑いさせていただきました^^
暑かったあの夏
真っ赤な顔して、たくさんたくさん頭を下げて、軽トラに乗って売り歩きをしていたあの頃があったからこそ今がある
今の直売スタイルになってから入ってきたスタッフは知らない時代がある。
どんな風に切り開いてきたか、どんな嬉しいことや悲しいことや、大変だったことがあったか・・・
あの頃は～～～～～、なんて昔話をするよりは
今は
みんなが段取りよく仕事ができるように
まずは自分が動いて、示していかなければいけない
スタッフの倍以上動かなければいけない
想いを独りよがりではなく、共通認識として持っていかなければいけない
忙しくなってくると大切なものを忘れてしまうから
大切だったものが当たり前になってしまうから
感謝の気持ちが傲慢になってしまうから
売り子の初心を忘れずに
「ありがとう」の言葉を大切に
お互いに気持ちがいいお付き合いができるように・・・
そんなわけで
またまたあちこち飛び回ります
と
同時に注文もバンバン受け付けています！！！
毎年この時期になるとご注文を下さる方も
ブログを見て買ってみようかな～～～送ってみようかな～～～と思った方も大歓迎☆
スイカオンナとしてあちこち出没しますよ
スイカの手ぬぐいの売り子を見たら恥ずかしがらずに話しかけてくださいね～～～～～～
一番恥ずかしいのは
私でーーーーす☆
