ELLの足跡

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XMATCH関数って単体では…??…けど、INDEX関数と組み合わせると良いかも!!

2024-07-30 | 日々のパソコン

XMATCH関数検索値位置 !!
でも…単体では…だから何なん…!?

INDEX関数と組み合わせなら!!
 XLOOKUP関数と時を同じくして公開されたXMATCH関数ってご存知でしょうか!?

 MATCH関数の進化版で
  • MATCH関数では、完全一致の場合は照合の型『0』省略できません
  • XMATCH関数では一致モードで『0』または『省略』で完全一致

XMATCH関数の構文は・・・
 =XMATCH(検索値, 検索範囲, [一致モード], [検索モード])
  1. 検索値・・・検索する値。全角/半角は区別するが、英字の大文字/小文字は区別しない
  2. 検索範囲・・・検索値を検索する対象のセル範囲。1列または1行で指定する。
  3. [一致モード]・・・検索値との一致の判定基準を指定。『0』または『省略』で『完全一致』。
  4. [検索モード]・・・検索方向を指定する。『1』または『省略』で先頭から末尾。
 このことを踏まえて、今日は、このXMATCH関数の基本的使い方と応用例を書いて置こうと思います。

  • 【XMATCH関数の基本的使い方】
      • 例えば、左の画像のようにセルF2に入力された氏名(カタカナ)の人をB列で何番目に登録されているのかをセルG2に表示して見つけたいわけです。

      • 先ず、セルG2にセルF2の検索値『=XMATCH(F2,』と入力します。
      1. そして、検索範囲はセルB2:B21なので『=XMATCH(F2,B2:B21』と入力します。
      2. 後は省略しますので『)』で閉じて『=XMATCH(F2,B2:B21)』とします。

      1. 閉じたら『Enter』で確定します。
      • すると検索結果が3行目の『3』と表示されました・・・


 これがXMATCH関数の基本的な操作方法なのですが・・・これではいまいち使い道が・・・
  • 【INDEX関数で応用する方法】
      • INDEX関数を使用してセルF6に入力された方の年齢を求めてみたいので配列は年齢のC列なので『=INDEX(C2:C21,』と入力します。

      • 次は、INDEX関数の行番号には先程のXMATCH関数で求められる数値を入れたいので検索値はF6ですから『=INDEX(C2:C21,XMATCH(F6,』と入力します。
      1. そして、セルF6の名前をB列の中から抽出したいので『=INDEX(C2:C21,XMATCH(F6,B2:B21』と入力して『)』で閉じます。

      1. さらに、INDEX関数も『)』で閉じて『=INDEX(C2:C21,XMATCH(F6,B2:B21))』と入力して『Enter』で確定します。
      • すると、年齢が抽出されました。

 MATCH関数の場合、一致モード(照合方法)が完全一致やと『0』は省略することが出来ませんでしたが、XMATCH関数の場合は省略することが出来るのは有難いですよね。
 INDEX関数との組み合わせにより、結構便利に利用できると思いますので、是非ご活用くださいね。


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