Adhesive Torchon Lace アイロン接着トーションレース 今まで発売されてきた接着レースは 裏面に接着テープが張り付けられてました 弊社のトーションレースは 接着面だけに接着繊維を編み込んでいます。 ★ デザイン点数 ★ 麻混レース 33点 綿レース 7点 |
学生時代、私は英語が好きでした・・・
辞書を片手に、ニュージーランドの女学生とも文通をしたりして結構楽しかったです。
そんな私は、「俺って、英語が得意なのかな」との錯覚がありました・・・しゃべることも出来ないくせに!
そんな私が社会人になり、お盆の時、京都へ帰る列車の中で高校時代の同級生と偶然会いました・・・
彼は、ドイツ人の船乗り男性と一緒に乗っていたのですが・・・会話は英語・・・
それも、日本人の私達は殆んど単語を並べたてるだけ・・・
それでも、7時間ほどの同行にお互いの気持ちが少しずつ理解できるようになっていました。
その時に感じたこと・・・単語すら分からない時は、身振り手振りでもいいから伝えようとする気持ちが大切なのだと
大阪駅に到着し、別れる頃には、私もすっかりドイツ人男性と友達になっていました。
話は変わりますが、数十年後・・・
夏の時期、我が家の玄関先のガレージで友人・ご近所さん達との焼肉パーティをやってた時、
お子さん連れの外国の方が通られました・・・と、一人の女性が声をかけて一緒に飲もうという事に・・・
聞けば、イスラエルからパナソニックに研修に来ていたエンジニアのご夫婦だったのですが、
折角、呼びとめておいて、誰ひとりとして喋ろうとする人がいませんでした・・・
結局、私は知ってる限りの単語を並べ、懸命に話そうとしたのですが・・・
哀しいかな、その単語すらなかなか出て来なかったのです
とある朝、そのエンジニア夫婦がポリ袋に泥パック(死海の泥?!だったと思います)を入れ持ってきてくれました。
如何したのと聞けば、イスラエルに帰ることになったから、お礼だというのです・・・
上手く会話が取れなかったのに、彼らは親しみを持っていてくれたんだとの思いで、なんか込み上げるものがきました。
彼曰く「日本に来た時は、必ず一番にあなたに会いに来ます」・・・と、
その後、帰国されましたが祖国で頑張っていらっしゃることでしょう。
そして、いつの日かお逢い出来る日が来ればと思っております。
今朝は、グローバル人材についてのコラムを紹介してみようと思います。
~以下、7月10日読売新聞朝刊より抜粋~
「あなたの英語、RとLの発音ができていないし、前置詞も冠詞もない。州立大学の英語学科に行って矯正してもらえば?」
大阪出身で米カリフォルニア州在住の芥川賞作家、米谷ふみ子さん(82)は2年ほど前、フォークダンス教室で会った90代の米国人女性から、手厳しい「助言」を受けたという。
絵の勉強のため29歳で渡米し、ユダヤ系米国人作家と結婚した米谷さんとは、私が米国赴任中に知り合った。「大阪弁の英語」を50年余り駆使していても、未だに苦労することがあると、最近一時帰国した折に話していた。確かに冒頭の女性の発言は失礼だが、多くの日本人が思い当たる痛いところを突いている。
その一方で、米谷さんは現地の新聞に丹念に目を通し、米国の政治や社会に精通する。近隣の高校と交渉し、広島、長崎の被爆の実態を伝える「原爆展」を毎年開いている。何より、諸国の舞踊を学ぶ地元の教室に30年も通い続け、個性的な高齢者たちとの友情を育んできた。その逸話を近著(ロサンゼルスの愛すべきダンス仲間)(マガジンハウス)にまとめている。
政府が育成を目指すという「グローバル人材」に必要なのは、語学力だけではないはずだ。異なる文化を持つ人たちと理解し合い、自分の考えを伝えられることこそ重要だろう。
民間の調査に高校生の半数が「グローバル人材には成れない」と答えたというが、あきらめが早過ぎる。「発音が悪くても何のその。コミュニケーションをとろうとするのが大事」。米谷さんもそう言っている。
大阪出身で米カリフォルニア州在住の芥川賞作家、米谷ふみ子さん(82)は2年ほど前、フォークダンス教室で会った90代の米国人女性から、手厳しい「助言」を受けたという。
絵の勉強のため29歳で渡米し、ユダヤ系米国人作家と結婚した米谷さんとは、私が米国赴任中に知り合った。「大阪弁の英語」を50年余り駆使していても、未だに苦労することがあると、最近一時帰国した折に話していた。確かに冒頭の女性の発言は失礼だが、多くの日本人が思い当たる痛いところを突いている。
グローバル人材とは
教育部次長
古沢 由紀子
古沢 由紀子
その一方で、米谷さんは現地の新聞に丹念に目を通し、米国の政治や社会に精通する。近隣の高校と交渉し、広島、長崎の被爆の実態を伝える「原爆展」を毎年開いている。何より、諸国の舞踊を学ぶ地元の教室に30年も通い続け、個性的な高齢者たちとの友情を育んできた。その逸話を近著(ロサンゼルスの愛すべきダンス仲間)(マガジンハウス)にまとめている。
政府が育成を目指すという「グローバル人材」に必要なのは、語学力だけではないはずだ。異なる文化を持つ人たちと理解し合い、自分の考えを伝えられることこそ重要だろう。
民間の調査に高校生の半数が「グローバル人材には成れない」と答えたというが、あきらめが早過ぎる。「発音が悪くても何のその。コミュニケーションをとろうとするのが大事」。米谷さんもそう言っている。
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