ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

ボトル1本のワインが・・・飲みきれなかった・・・(~_~;)

2016-11-20 | 健康タオル
アルコールに関しての失敗談は結構あります・・・

25歳で肝臓を壊してしまうまでの数年間の飲み方は

ただ単にアルコールを飲んで楽しみたいだけだったように思います。


30歳代の頃は、肝臓の治療中なのに・・・

再出発というストレスから逃れようとするような飲み方で

一番、荒れた飲み方で失敗も色々ありました・・・


そんな私ですが・・・

先日、ワインを飲みたくなり開けたんですね・・・

妻が風呂からあがってくるまでの食事前でしたので、

すきっ腹にグラス1杯飲んだ時は美味しかったんですが、

その1杯で酔いが回ってきて、ボトル1本を飲みきることが出来なくなりました(~_~;)

結局は、妻に半分近く助けてもらい飲み切りましたが、随分と酒量が減りました・・・


今朝は、女性のアルコール依存症に関する記事を転載してみようと思います。

~以下、11月20日読売新聞朝刊より抜粋~

女性のお酒依存 急増

不安、孤独と向き合い 克服
 アルコール依存症に陥る女性が増えている。女性専用のリハビリ施設や自助グループも各地で誕生している。女性の社会進出で飲酒の機会が増えたことが背景にあるという。(梶多恵子)

「最前線」のロゴ

入所者の女性が過去と現在の脳内のイラストに心境を書いた
「フラワーガーデン」のプログラムの様子
「フラワーガーデン」のプログラムの様子。参加女性やスタッフが手を
つなぎ、回復への決意を共有する(奈良県橿原市で)=長沖真未撮影

 2年前オープンした女性専用リハビリ施設「フラワーガーデン」(奈良県橿原市)を訪ねた。
 テーブルを囲んだ15人の女性の手元に、人の頭のイラストが描かれた紙が配られた。「過去の自分と、今の自分の脳の中にある言葉を書いて下さい」と促される。過去の自分との違いを整理し、自ら向き合っていくプログラムだ。

 30歳代の女性が語る。「以前はほとんど『お酒』。あとは『無気力、絶望感』ですね。今は『未来への期待、回復を続ける』『仲間、家族』が中心です」
 ほかの参加者も、依存中の頭の中は「不安」「孤独」「死にたい」などで埋め尽くされていた。現状は「希望」「仲間とのつながり」といた前向きな言葉が増えているようだ。

 記者(37)も思いつくまま書いてみた。「人生を楽しむ」「仕事を頑張る」・・・。でも「将来への不安」もある。参加者と共通する点も多いと気づいた。

リスク 男性より高く

 厚労省研究班で調査にあたった樋口進・国立久里浜医療センター院長(62)によると、女性は一般的に、男性よりアルコール依存症になるリスクが高いという。アルコールの分解速度は肝臓の体積に比例し、肝臓の小さい女性はアルコールが体内に残りやすい。脂肪が比較的多く、水分も少ないことから、血中アルコール濃度がより高くなる。このため、女性が男性と同量のアルコールを摂取した場合、より依存症になりやすいという。
 遺伝の影響も大きいとされ、親や祖父母などに疑いがあった場合は特に注意が必要だ。樋口院長は「依存症になる可能性を知り、飲む量を抑えることが大事」と指摘する。
 「誰もが抱える悩みなんですね」というと、女性の一人は「そう、負の感情はもともとあったもの。それが依存中は強く、大きくなっていってしまったんです」と振り返った。

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 フラワーガーデンは2014年6月依存症のリハビリ施設などを運営する「ワンネスグループ」(奈良県大和高田市)が、女性の利用者が増えたことを受けて開設した。
 アルコールや薬物などの依存症の女性が約2年間、共同生活をしながら回復プログラムに参加し、社会復帰を目指している。現在の入所者は21~59歳の20人で、30歳代前後が多い。

 厚生労働省研究班の抽出調査に基づく推計では、13年のアルコール依存症の女性患者数は14万人で、03年の8万人から急増した。50年前は20%前後だった成人女性の飲酒者の割合は63%に増え、特に20歳代前半は、男性とほぼ同じ84%に上っている。

 背景として、女性が仕事の付き合いなどで酒を飲む機会が増えたほか、おしゃれなパッケージやCMなどの影響で抵抗感が薄れたことも考えられるという。同施設代表のオーバーヘイム容子さん(35)は「合法だし、飲む量が増えても『お酒ぐらいなら』と家族も本人も思いがちになる」と指摘する。

 他にも、東京都や横浜市などに女性専用の施設があり、各地の断酒会や自助グループでも、女性の会が増えている。

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 ある自助グループに通って依存症を克服した契約社員の女性(28)にあった。
 「自分が依存症になるなんて思ってもみなかった」。きちんと片付けられたアパートの自室で、女性は振り返った。

 親元を離れ大学に入学。先輩に勧められ、初めて酒を飲んだ。飲み会を重ねるうち、グラス1杯の果実酒が3か月後にはボトル1本のウイスキーに変わった。飲むたび記憶を失ったが、心は晴れた。「飲んだらそんなもんだと思ってました」

 そのうち毎晩、自室でひとり飲むようになった。「心を開ける友人もできず、将来を見通せず、飲むことだけが楽しみでした」。最後は時間の感覚を失うほど飲み続けた。4年生の時、気づいた親に連れられて入院した。

 自助グループに通い、酒を断つことはできたが、大学は2年留年し、就職活動もできなかった。「思い描いていたミライトは大きく違ってしまった。もっと早く気付いて治療していれば・・・」と女性はつぶやいた。

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 わが身をかえりみると、仕事のストレスから毎晩、飲み歩いていた時期があった。ウイスキーや焼酎など強い酒ばかり飲んでいた。その後は結婚、出産などで自然に飲む機会が減ったが、リスクはすぐそばにあったのかもしれない。

 そう打ち明けると、オーバーヘイムさんみんなストレスや悩みを抱えていて、癒やしや高揚感を求めて酒を飲みます。ただ解決策がアルコールしかないと、止められなくなる危険がありますね」と説明した。「依存症からは回復できます。女性の場合、家族も世間体を気にして隠しがちですが、気づいたらまず専門機関に助けを求めてほしい」

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