ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

えっ!?飲む費用を会社が負担したり、社内居酒屋を設置したり・・・!?

2016-11-29 | 雑記
会社勤めの頃にしても、自分で商売を始めてからも、

飲みの付き合いは、殆どしてきたようの思います。


時には、完全にたかられていると分かるような誘いもありました・・・

でも、それも商いの一つやと割り切って付き合ってたと思います。


いつでしたか、息子が云ってたことがありますが・・・

「最近の若い社員は飲みとかにはあまり付き合うことはしないよ」・・・と

縦の付き合いは、横の付き合いと比べると確かにストレスがたまると思います。

確かに、上司の中には敢えて上から目線でしか話せない人が多いのかも・・・


横の付き合いは、ストレス発散には間違いなく必要ですし

そのためのアルコールは心を開く意味においても大事やと思いますね。


家庭においても、友人や友人家族と交流したりすることが大切だと思い、

子供たちが結婚する時には、「人が集まる家庭にしろよ」と言ってたのですが・・・

私たちの子供でさえ、自分たち家族だけの行動がほとんどのように感じますね・・・

ある意味、寂しさを感じてしまいます・・・この考えが古いんでしょうか・・・


今朝は、職場での飲みにケーションに関する記事を転載してみようと思います。

~以下、11月29日読売新聞朝刊より抜粋~

 職場の「飲みニケーション」を推奨する動きが広がっている。費用を社が負担したり、社内に居酒屋を設置したり。ただし、かつての飲み方とは変わってきているようだ。  (上原三和)

職場の「飲みニケーション」

生活調べ隊のロゴ
 農機製造大手・クボタの本社ビル(大阪)では、就業時間の午後5時になると社内の居酒屋「クロッシング」に社員が次々と集まる。同期会や一人だけのちょい飲み、取引先との懇談など、目的はそれぞれ。
 11月中旬の夜に開かれたのは、以前同じ部署に所属していた社員同士の「同窓会」。10人ほどがテーブルを囲み、近況や当時の思い出など楽しそうに語り合った。主席者の一人、総務部総務グループ長の矢村光弘さん(46)は「業務を終えて自分のタイミングで参加できる。無理をして仕事を切り上げる必要もなく、終電にも間に合う」と話す。
会社が推奨、費用負担も
クボタの社内居酒屋

 「クロッシング」は社員が終業後も気軽に交流できる飲みニケーションの場を作ろうと、2011年に開設。日中はカフェレストランとして稼働し、午後5時に居酒屋に変わる。閉店は午後8時とあって「さっと飲んで帰宅しやすい」「深酒しないで済む」といった声が多いという。居酒屋時間帯の利用は、1日平均40~50人もいるそうだ。

 社が飲み代を出すケースも増えている。
 ウェブサービス会社・うるる(東京)は昨年から、社内コミュニケーション促進策「飲みゅーん」を始めた。3か月に1回の頻度で、社長も含めた全従業員約100人がくじ引きで10人ほどのグループに分かれ、それぞれ宴会を開く。社が1人当たり3000~5000円負担する。
 「創業11年で従業員が増え、顔を合わせず仕事をすることが多くなったため。面識が出来た社員同士で、公私の交流も生まれている。お酒の力は大きいようです」と人事部長の秋本優喜さんは話す。

 日立ソリューションズ(東京)も、社員同士の懇親会に1人当たり3000円を補助。「しがらみのない、仕事以外の話ができる機会に」との狙いから、懇親会のメンバーは直接の上下関係がなく、職位が離れた社員同士に限る。社員は半年に1度、この制度を利用して懇親できるという。

 推奨する企業がある一方で、「飲みニケーション」への評価は近年、芳しくない。第一三共ヘルスケアが14年に500人に行ったインターネット調査によると、「会社の飲み会が設定されたらどうする?」に対して(複数回答)「ちょっと嫌だけどサラリーマンだから行く」が41%と最も多く、「仕事や家庭を理由に断る」も21%いた。「率先していく」は18%にとどまった。

 子育てや介護などと両立する働き方や、プライベートを大事にするライフスタイルは既に定着。酒の強要をアルコールハラスメント(アルハラ)とする認識も深まった今、なぜ飲みニケーションなのか。

 民間団体「酒文化研究所」(東京)代表の狩野卓也さんは「飲み会は『公』と『私』の橋渡しの場でもある。酒が介在することで心が緩み、建前の裏にある本音をくみ取ることも出来る。日本人はそうやって胸襟を開いてきた。そんな効用が、改めて注目されているのでは」と分析する。

 確かに、今どきの飲みニケーションは、深酒しない程度の短時間・予算で、職場の上下関係からは自由なメンバーで集まっている。また、社内会場を使う、社が費用を補助するなど、社の一定の管理下で実施していることも特徴だ。

 人事コンサルタントの平康ひらやす慶浩さんは、会社組織が永年勤続する家族的な共同体から、業務遂行のためのプロジェクトチームのような場へと変化したと解説。その結果、上司が号令して飲みに行くシーンは減ったという。「それでも会社ではストレスが発生するので、『元』となるものを共有する社員同士の飲みニケーションは、精神の解放のために求められている」とする。ただ死者が推奨・開催すれば、逆にそれがストレスになる社員もいるとして「同僚など上下関係のない間柄で、自発的に行われるべきだと思う」と話している。
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