ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

人の心がここまで荒んでしまっていることに失望してます・・・

2015-02-07 | 雑記
6時過ぎ、妻を職場へ送っていこうと車に乗り込む時・・・

一週間前よりも東の空が明るくなり始めてるのに気が付きました。

「もう春が近いねぇ」・・・と

けど今朝は、一段と寒さが身に染みる朝でしたね・・・


一昨日の夕方、和歌山県で起きた小学5年生の森田都史君殺害事件の容疑者が逮捕されたとのニュース。

先日来、「イスラム国」の人質の残酷な殺害映像が色々と報道され・・・

何でこんな残酷なことが出来るんや?・・・と、人間というものへの不信感が募っているところへ、

再び、このような残虐極まりない事件が・・・


私の姉も長男を亡くし、この10日で13回忌を迎えますが・・・

漸く、振り返ることが出来るようになったらしいことを先日の手紙に記していました・・・

残された親の想いは・・・どんなんやろ・・・と改めて考えさせられました。


本当にこんなむごい事件は、もう沢山です!

人の心がこんなにも荒んでしまっていることに失望しています・・・合掌・・・


今朝は、都史君の事件に関するコラムを紹介してみようと思います。

~以下、2月7日読売新聞朝刊より抜粋~

編集手帳
 親を亡くした子供を孤児という。伴侶を亡くした人を寡夫、あるいは寡婦という。子供を亡くした親を呼ぶ言葉はない。なぜだろう
「その痛みは言葉に尽くせないからだ」。かつて<9・11>テロの追悼式典で、当時のニューヨーク市長が述べた言葉である。日本語だけでなく英語にも言い表す単語はないようである
和歌山県紀の川市の空き地で、小学5年生の森田都史(とし)君(11)が男に複数の凶器で襲われ、殺害された。言葉に尽くせない痛みをたとえ万分の一でも和らげる手立ては、犯人の罪を償わせること以外にはあるまい
川柳作家の麻生路郎(じろう)に<湯冷めするまでお前と話そう夢に()よ>の一句がある、病没した小学生の長男に語りかけた一周忌の作という。病床で静かに命を終えた子にも、残された親が「お前と話そ。おいで」と言えるまでには1年という時間がかかる。胸を刺され、全身に10か所もの傷を負って死んだ我が子に夢で会い、何を話せるだろう。抱きしめて泣くばかりに違いない
むごい人質事件で、うなだれた父の背中と、やつれた母の涙を見たばかりである。名のみの春がいっそう寒い。

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