のぶごんの縁側日記

「ごんちゃん」は,2013年2月25日18歳で天に召されました。思い出を胸に,新たに始まった「じいじ」の日々を綴ります。

黒部渓谷トロッコに乗って

2018年07月24日 22時31分26秒 | 日記

東京のくまちゃん 朝はMassami母さんの体調が良くないので ボール遊びでした でも散歩に出てスタジオへ行きましたヨ スタジオでは大人しくしていたからネ 家へ帰ってからお散歩は行きたくなかったのです 暑いからネ

   

(黒部渓谷)    涼を求めての小旅行 特急しなのはよく揺れますねエ 大相撲名古屋場所で御嶽海が昨夜優勝を決めた 出身の上松駅はさぞかし立派な優勝祝いの横断幕でも・・・期待したのですが 閑散として何事も無かったようだ  それよりビックリしたのは 木曽谷の赤松がいたるところで枯れていた 車窓から見るマツクイムシの被害が甚大で深刻なことを伺わせた

  

塩尻駅に定刻8時57分に到着した 直ちにバスに乗り込み長野自動車道から北陸自動車道へ入りひたすら走りに走った 

  

昔は旅する人の難所であった親不知・子不知は自動車道のトンネルが開通し 海岸上を通ることで落石などの危険も無く北陸地方の幹線道路として活用されている 北陸新幹線が見えました 黒部宇奈月温泉駅を見て黒部ICを下りました

  

一気にバスは走って 午後12時30分に宇奈月温泉へ到着しました ここがトロッコ電車の発着点宇奈月駅です 満員の乗客を乗せてトロッコ電車が出て行くところでした

  

13時11分発のトロッコ電車に間にあいました 目的地鐘釣温泉は気温30℃の表示です いよいよ乗り込みましたヨ 窓無しの横4人掛けという一般車両です

  

黒部渓谷鉄道は黒部川電源開発で発電所建設用の作業員や資材を運ぶ目的で「黒部専用鉄道」として1923年施設工事が開始され 1930年に欅平まで20.1㎞ガ開通した 工事専用鉄道として運行していたが 秘境黒部渓谷の探勝希望者が絶えなかった 「便乗の安全は一切保証しない」との便乗証でトロッコに乗せていた    1953年地方鉄道法の許可を受け旅客営業運転を始めた 現在は黒部渓谷鉄道が営業している 黒部川渓谷に沿って時には落石防止防護シェットやトンネルの中を通ります

  

最も峻嶮な谷に架かる後曳橋は 高さ60mでスリリングな景観となっている 流域にはいくつかの滝が落ち込んでいた

  

宇奈月発電所を下に見て進み 笹平駅や出平駅では上り線とのすれ違い待ちを行うのです

  

猫又駅では線路を歩くサルを見ました もちろん野生のサルで大勢の観光客が乗っていても平気だ 渓谷には対岸との間にパイプや作業員用のつり橋が架けられているが 手前の橋はサル橋で サルが向う岸と往ったり来たりできるようになっている また「仏石」は自然石で 昔は徒歩で黒薙温泉へ行く湯治客が 黒部渓谷の安全祈願をしたと言われている

  

険しい山々が渓谷を取り囲んでいる 「出し6峰」は山頂が6つに見えるとか 黒部川第二発電所を下に見て 「ねずみ返しの岸壁」を見る 200mの絶壁は猫に追われたネズミも登れない険しい岸壁というものです

  

いろいろな自然林の中をトロッコ電車は進む 釣鐘を伏せたように見える岩山を逆の鐘釣と呼び 鐘釣駅の由来となった 到着

  

ひと電車が到着する度に 大勢の観光客が下車して 狭い鐘釣駅周辺に溢れていた ここからの引き返しトロッコまでの約1時間 対岸に有る残雪を観ることができた   

  

曲がりくねった線路をキュウキュウ ガ―ガ―車輪を軋ませながらのトロッコ電車の帰り道です カミキリ虫が飛びこんできました

  

ダム湖であるうなづき湖は綺麗な水の色だった取り巻く山の頂上に 日本一高い所に立つブロンズ観音像が見えた 宇奈月出身の佐々木大樹作で1982年建立 黒部川の永年の安らぎと平和を祈っている ここでもサルの親子が登場でした 

  

夏休み 暑さの中のトロッコ電車の往復は子ども達にはお疲れの旅でしたネ 宇奈月温泉が見えて終了でした 宇奈月から今夜の泊まり白馬へ向かいました(続きます)

  

コメント
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