nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

真梨幸子 イヤミス短篇集

2017-06-27 15:22:37 | 本・雑誌・ドラマ
娘に借りた本の中から、真梨幸子さんの イヤミス短篇集 を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
小学生の頃のクラスメイトからかかってきた一本の電話。
「覚えている?会おうって約束したこと」。
その声から蘇る、憧れだった美少女の顔。
それはノストラダムスが人類滅亡を予言した一九九九年七月の出来事だった(「一九九九年の同窓会」より)。
他人の不幸は蜜の味。
甘い六篇が詰まった著者初の短篇集。

「一九九九年の同窓会」……ノストラダムスの大予言の世紀末にかかってきた一本の電話。
「いつまでも、仲良く。」……ダイエットに成功して生まれ変わった私が戻る場所は。
「シークレットロマンス」……どこの会社にも知られざる、そして秘められた恋がある。
「初恋」……居酒屋にあった「ルサンチマンノート」。そこで懐かしい名前を見つけた。
「小田原市ランタン町の惨劇」……遊びだけのはずだった女。だけど気になる最後のメール。
「ネイルアート」……入り込んでしまったネットの匿名掲示板。名無しの女はだいたい怖い。

イヤミスとは、読んでイヤーな気持ちになるミステリーのことを指していて
この短篇集の作者真梨さんや湊かなえさんなどが、イヤミスの女王と呼ばれています。
他人の不幸は蜜の味という、悪趣味な分野のお話のことですが
後味がよくないくせに、結局癖になってしまうというドロドロの魅力を秘めていて、私は結構好きな分野。
こちらの短篇集、いかにもありえそうな話で、なんだか自分に降りかかってきそうな気もして来て
結構ゾクゾクさせてくれて、読後のたまらないもやもや感を存分に楽しめました。

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