今日は五日ぶりに妻と通院、いつも休み明けは混むので駐車場の空きも心配だったが、意外と待合室で待つ人たちは少なかった。
患部を見た女医さんは 「よく治ってきたね」 と嬉しい所見だったが、患部の面積が徐々に少なくなってきた。
ところで、この街の総合病院も、もう一箇所妻が通院する公立病院も医療事務などがデジタル化されてきたが、私が思うのは 「システムダウン」 したらどうなるのだろうか? の疑問だった。
今日、その疑問が現実に起きた。診察が終って受付けの会計窓口を見ると、いつもと違って六人ほどの人が並んでいた。スタッフに訳を聞くと 「システム不具合で自動支払機が使えません」 とのことで、窓口処理で支払いをしていた。
自動支払機の前ではシステム担当らしい女性スタッフが復旧作業中だった。
やっと妻の会計番号が表示されたので私もその列の後に並んでいると、間もなくして私に 「復旧しましたので、支払機を使ってください」 との声掛けがあった。
「自動支払機」 は渡された小さなカードにあるバーコードを読み取ることから始まるが、今日は小銭がないので千円札を投入口に入れようとしたが、どうしても受付けない。何回、繰り返しても駄目。また不具合発生らしい。
「申し訳ありません」 と、平身低頭の女性スタッフの言葉だったが、文句を言ってもどうにでもなることでもないから、そんなに謝らなくてもと、少し気の毒になったが、結局、窓口での現金支払いになった。
午後診療だから受診する患者さんも多くないのでこの程度で済んだが、午前だったら窓口に長い列が続いたことであろう。
このような小規模なシステム不具合だからまだしも、電子カルテのシステムがダウンしたら、どのような混乱が起きるのかは想像すらできない。
かつて前々回の 「運転免許証更新」 の時に運転試験場のシステム不具合が発生して、更新免許証の交付時間が二時間遅れたことがあったが、世の中にはたくさんの事例もあることだろう。
街の病院の一例だからまだしも、交通関係など大勢の人が利用するシステムなどではもっと大規模な混乱があるはず、今はコンピューターが停まったら一挙に生活に影響があるが、そんなリスクを考えると、片隅に追いやられてしまったアナログの時代が懐かしくなるのは私だけであろうか?
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今はそのシステム障害をAIが予想して
未然に修復するシステムが・・今度は
そのAIの故障について・・又、別の・・と
残念ながら、後戻りは出来ません
前に進んで行かざるを得ません
本当に こんなことの繰り返しで・・いいの
と疑問を投げかけたくなりますよね
そのトラブルで更に進化する。
世に中、凄い技術が氾濫しています。
私が驚くのはまず駅の自動改札機
あの切符を識別するスピードは
名画「シェーン」のガン捌きより速いとか?
どうしてあのように瞬間的に識別できるのでしょうか?
でも昔、切符を「ガチャ~ン」と印字する
あのシーンが懐かしいです。
今日はまた寒の戻りで、三月並みの陽気です。
寒い一日になっています。